2月になり、ようやく降り始めた雪。

1週間程度であっという間に溶けてしまいました。


人間って不思議なもので、雪が降らない時は
早く降って欲しいな〜と願い

いざ降ると
もういらないな〜とげんなりし。


ほんと無いものねだりの毎日だなぁと
つくづく思うわけです。



山形に戻ってきて面白いなぁと思ったのは
やっぱり東北人の「気質」です。


例年、2月まで雪が降らないなんてことは
異例中の異例なわけで。


「もう今年はそこまで降らないんじゃないかな〜」

と呑気な私に


「いや、そのうちドカンと降るかも」

「かなり冷え込むかも」

「降らないわけない」


と、とにかく慎重な会社の皆様。



毎年の厳しい寒さを体感しているから身の回りの準備だけでなく、気持ちも備えているんですよね。


もし、凍ってしまったら
もし、急に降ったら



まいっか、では間に合わない現実。
長年の経験。
そんなところでしょうか。



どうにかなる、と楽観的になった私も、こういう考えが出来るようになったのはつい最近のこと。しかも山形を出てから。


悪いことが起こってしまったら‥と悩みすぎて動けなくなってしまうのは東北の気質なのかしら?と思ったり。



でも仕事で全国のスタッフを見ても
やっぱり東北の女性は群を抜いて仕事が早く、忍耐強く辛抱強い。


いつもスマートに早く仕事を仕上げてくる姿を見ると、さすがだなぁと誇らしくなります。


その姿はまるで、春をじっと待つ雪の下の芽の様。


あと少しで寒さも終わる。
春までもう少し、と頑張る姿は美しく壮観です。


東北スタッフが頑張る姿を見ると
なんだか嬉しくなる2月なのでした。