おはようございます。
段々と名古屋も肌寒くなってきました。
絵画アーティストのKaoruです。
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【自己紹介】
臨床美術や子供の造形に興味を持ち、勉強中です。
想像力を伸ばす・無限に膨らませる・そんな素晴らしいアートの力。
ストレスを解放し、笑顔が広がる場所づくりを目指しています。
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金曜日の夜。
食事も終わり暇だったので、大量にあるチラシを引っ張り出してきて子供達と遊んでみようと思いました。
4歳娘は「なになに~?」とワクワク。1歳息子はとりあえずウロウロ。笑
さてどうしようかな~と腕を組みます。
子供2人が同じ部屋にいると、「一緒に」というのもなかなか難しい。
はさみや絵の具などの道具を使うものは、4歳の娘…○ 1歳の息子…× というように
2人いると遊びに制限が出てしまうんですね。
息子は絶対に手を出してしまうし、真剣に創作している娘はブチ切れ…という図が必ず出来上がってしまうので…
(娘が創作をやりたがる時は、息子に手を出されないカウンターの上を解放しています。)
今回のポイントは
①2人一緒に遊べる
②危なくない
③準備が簡単
④汚れない
という所を考えました。
んーと考えていると、息子がチラシをビリッと破ったのであ、それいいね!ととりあえず破らせてみました。
娘もきゃーきゃー言いながら、ひたすら3人で破る破る。
たったこれだけなのに、大きい紙を破るのはストレスが結構減ります。ホント。
しばらく破ったら散らかったので、紙をまとめてボールを作り、セロハンテープをペタ。てるてる坊主を作るときのように、大きな紙で小さな紙を覆うようにすると、とても綺麗なボールになりました。
大きかったり小さかったり、いびつなボール達。
危なくないし、簡単だし、とりあえずこれでいっか~と子供たちに渡すと…
まー遊ぶ遊ぶ!(笑)
キャッチボールをしたり、バケツを上に置いて玉入れをしたり、棒で打ったり…
たかが紙のボールでそこまで!?というほど白熱。
私も最近絵のおかげで右脳が発達してきたのか、真剣に遊べるようになっており…子供と一緒にめちゃくちゃ真剣に遊べました。笑
「遊んであげなきゃ」と思うと結構つらいんですが、「一緒に遊ぶ」と考えると、案外楽しいもので。「次はこれしない?」とドンドンアイデアが浮かんできて、娘も「いいねー!」とニコニコ。
家に保育園児が3人です。笑
たかがチラシ。されどチラシ。
「たったこれだけでいいの?」というもので、すごく遊べるものなんだなぁと。
灯台下暗し、とはこの事か?
バケツをめちゃくちゃ遠くに置いて、ボールを思いっきり投げて入れさせる、という遊びは、狭い部屋ながらも「全力感」が感じられてすっごくよかったです。所詮ボール紙なので、壁に当たっても大丈夫。音も静かです。
「入った」「外した~」ととにかく大騒ぎ。
そこに夫が帰ってきて、一緒に参加。笑
最初はイヤイヤだったんですが、「パパへたくそ~」と言われて火が付き。笑 誰が一番バケツに入れられるか、で盛り上がりました。
いつもは「お風呂やだ~」となかなか行かない娘も、たくさん遊んですっきりしたのか「お風呂いく!」とルンルンで、その後も「おやすみ~」とすんなり。
布団で「楽しかったぁ~。明日もやろうね~」と。紙のボールを抱えて眠りました。笑
そ、そんなに楽しかった!?とビックリ。
不思議ですね。
ジュリアキャメロンも「白い紙が1番最高の遊び道具だ」と言ってらっしゃるように、「遊び方が決まっていないもの」が一番想像力を育てて、しかも楽しい!
高価なおもちゃを買うことが大事なんじゃなくて、「一緒に・考えながら・想像力を膨らませて」という事が大切なんだなと身を持って感じた夜でした。
あとは遊んで楽しかったという思い出かな?
片づけながら思ったんですが、私は子供と一緒に真剣に遊ぶのが得意だわ、と。笑
絵を描き始めてから、自分の中のアーティストチャイルドがグングン育っているのを感じていて。想像力が爆発的に伸びているのも感じます。
今後に活かせるように、気付いた事や感じた事をマメにノートにとっていこうと思いました。
そういえば、存在の薄かった1歳息子。
ちゃんと参加してました。笑
しっかりお姉ちゃんの姿を見ており、次の日には「玉入れしたいからバケツを上にかけてくれ」とアピールしてきてびっくり。(あーと言いながらバケツをぐいぐい押しつけてきた)
少し低い場所にバケツをセットし、ボールを渡すと…
とことこ…と歩いてポンと入れ、ニコッ!!
ドヤー!な顔に笑ってしまいました。
上手!と褒めるとまたニコニコ。で、ボールを拾ってエンドレス…笑
たくさん笑って体を動かしたおかげで、ストレスフリーな休日に。
子供と「遊んだ~!」という充実感が感じられて、すっごく嬉しかったです。
「それだけで?」と疑う方…ぜひやってみてくださいね。
子供も大人も「真剣に遊ぶ」のがポイントです♪