前回の記事の続きです。
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「こっちやりたい!」 と、後ろの難しいページを差し出してきた娘。
私の回答は
「いいよー」 でした。
うむ。やはり。難しいものにチャレンジしたくなる気持ちがすごくよく分かる。
だって迷路みたいで楽しそうだもん。
やってみて難しかったら戻ればいい。練習すればいい。
今やっている簡単なページも、一周まわって後からまた楽しくなるかもしれないし。
と、やらせてあげようとしたんですね。
と、そこに「だめだめ!」と、刺客が現れた…!
それは夫。(刺客とか、悪者かw)
「ちゃんと1から番号順にやりなさい。そういう練習なんだから。基礎が出来てないと後ろも出来ないよ」
と。
真面目かー!
お前めっちゃ真面目かー!
夫婦でね、こういう事になると結構困るわけです。
とても真面目で厳しめな夫。
自由に楽しくやりな~の母。
私もなんでも自由にやらせているわけではないですよ。
これは、勉強だけど「楽しく」学んでほしかったんです。ガチガチの勉強なんて、まだ全然求めていないので。
悩んだ娘は、しぶしぶ続きをやり始めました。
…が、最終的に
途中で飽きてやめてしまったんですよね。
親の望むように子供をコントロールすることって、本当に難しいと日々感じます。
「これをしておくと、後から楽だから!」と教えても、子供達には「今」しか見えないし、「今」しかいらないんですよね。先のことってなんだよ、と。
大人になってから、「あ~あの時は辛かったけど、頑張ってよかったな」って初めて振り返れるじゃないですか。
1から10までを順番にやる。それはとても大事な事です。順番を守る。規則を守る。
でも、「ちょっと外れてみたいな」という好奇心を育てることも、大切なんじゃないのかなと私は思うんです。
8をやったらどうなるの?じゃあ6は?
実際子供たちは、体験するとすぐ行動に移し出します。
娘も、ワークをやってすぐに
色んな方向から線を引き始めました。
そういう「学んだ事をすぐにやってみる」という素直な姿勢が、面白いなぁ~と思うんです。
色んな方向から「どう思う?」と質問を投げかけて、行動を見たくなるんです。
子供の可能性は無限大、と言いますよね。
私がもしワークショップをやるなら、最初から出来上がりがわからないものにしたいんですよね。「どう出来上がるのかな?」とわくわくするようなものにしたい。
そして、みんな違ってみんないい、という「個性」を尊重するような場にしたい。
娘を見ていると、そんな風に思うんです。
ちなみに、夫の不在時に、残りのワークはぜーんぶ番号をバラバラにして、好き勝手にやらせました。笑
わーい!!と喜んで取りかかってました。笑
なんだかんだ、好き勝手にやりたいのは私なのかもしれません。
へへへ。