謹賀新年

ここ数年ずっと感じていることの一つに、
今の日本は、余りにも休日が多すぎる
といつも思っています。
だいたい日本のマスコミは、
バブルが弾けて以降の日本は、景気が悪くデフレが長引き、
GDPも中国に抜かれ
世界第三位になってしまった

景気が悪いのは政府の政策が悪いからで、
どの政党が政権を担おうが国民の生活が豊かにならない

また国力が落ち、国の借金が1000兆円もある！等々、
(じゃあ、国の資産も正確に出して欲しいと言いたいところです。どこの会社でも家庭でも資産もあれば負債もある。負債だけことさら強調するのは税金を上げたい布石ですか？と勘ぐりたくなります。)

このままでは遠からず日本は滅びてしまうかのような論調が基本的な主張になっています。

国民の勤労意欲が落ちたのか、バブル期を経た油断なのか、いつの間にか国家の休日政策まで週休二日制へと変わってしまいました。

僕が思うには、国民の多くの人が休みが多いのは良い事だ
休みが多く仕事をしなくても楽に暮らして行けるのなら最高だと「平和ボケ」してしまった
そんな気がしてなりません。

そのツケは全て今の
不況に跳ね返って来ていると言っても過言ではないと僕は考えています。(自民党政権になり、少し株が上がって来ましたが…)

古いと言われるかも知れませんが、
バブル前の頃は週休一日が普通でした。
たまに祝日があろうものなら嬉しくて心も弾んだものです。

一年間は54週ありますから、祝日を入れて一年間の休みはおよそ60日。
でも60日という事は、
まるまる2ヶ月間は休みということになります。
働くのは十ヶ月だけということです。

ところが、いつの間にか土曜日も休日という習慣が出来上がってしまい、
それが常態化したのが今の日本の現状です。

当然ながら土曜日も54回ありますから、
また、振替休日などを加算すると休日は更に増え、60日前後がまた休みという事になります。

一年間12ヵ月のうち、
10ヵ月働いて、日本は世界でも類を見ないような先進国となりました。
それなのに何を勘違いしたのか、そこから更に60日、二ヶ月間も休日を増やしたのです。

単純に考えて仕事日数の二割削減です
合わせて四ヶ月間の
休日制度が出来上がってしまいました。

給与はそのままで、
いきなり仕事日数を
二割も削減して、
それまで通りの業績を挙げられるものでしょうか
僕は決してそうは思いません。

ひと昔前、欧米では殆んどの人が、夏休みや冬休みを一ヶ月くらい取るのが普通との仮説が真しやかに流れていたことがあります。

でも欧米やその他、
世界のニュースをみて下さい
そんなに裕福な休日だらけの国家はありません。
失業して人々が困りきっているニュースばかりです。

欧米諸国や殆んどの国家の人々は、仕事さえあれば仕事一筋、
新興国に至るほど熱心に働いている実態を今の日本人は知らなければなりません。

休日が多く仕事をしなければ、当然その分は業績が落ちる。
ごく当たり前の事です。
「ゆとり教育にゆとり勤労」

そんな日本で果して
みんなが納得のいく
社会を創って行けるのでしょうか

それこそ、今や世界のユニクロとなったあのユニクロが、一週間に二日もお店を閉めていますか

マクドナルドが週休二日としてお店を閉めていますか

大手デパートが週休二日でデパートを閉めていますか

大手量販店はどうですか

2013年年頭にあたり、日本国民の一人として、もう一度、経済大国としての日本の復活を願うものであります。

S.fuk

ゆとり教育にゆとり勤労！