摂食障害と糖質制限はかかわりがありますか?
長年闘ってます。糖質を取ると太りそうで恐いです。本当はごはんやパンを気にせず食べたいです。太らないためにはそれは無理なことなのでしょうか?


摂食障害と糖質制限はかかわりがあります。
糖質は食べすぎると太りますが食べないと食欲が狂います。
摂食障害が治った人たちの話しを読んでみてください。


過食からの回復


○○さん >


> 私は、無理な食事制限をして過食になりました。
> 今思えば、脳が飢餓状態になっていたんだと思います。
> そこでDiet7(当時はDiet5でした)のソフトとサキコ理論を使い、
> 食事方法を変えていきました。
>

> まず、300~400kcal以上の食事は脂肪に変わるそうなので
> 今までおおよそ一日2回2300kcal摂っていた食事を一日6回1800kcal
> にしました。
>

> ポテトチップスやチョコレート、食べたければ300kcalまで食べるように
> しました。
>

> 最初はジャンクフードや菓子パンを好んで食べていましたが
> そのうち消化の良い、ヘルシーな食べ物を好むようになっていって
> 自然と一日の摂取総合カロリーが1400~1600kcalにおさまりました。
>
> 食事を摂る時間は、朝8時、10時、12時、昼2時、5時、7時と
> 大体2時間おきと決めていましたが 自分の食欲が分かる程度まで、
> 過食衝動が収まってきたら お腹がすけば食べ、すかなければ食事の時間
> を遅めました。 これで過食は収まりました。
>
> 今の自己管理は、Diet7で足りない栄養素をチェックしたり、血糖グラフが
> 異様に上がってしまう食物にはあまり手を出さないようにしています。
>
> うまく纏められませんが、私はこうやって過食を抑えることができる
> ようになりました。
> 少しでも参考になれば幸いに思います。
>


Tさん >


過食嘔吐は自分で本当に治したい、もう嫌だと思い、でもどうしていいかわからなくて
まず、拒食でもなく過食でもない普通に食事ができるように なりたいと強く思いました。

そしてdiet7さんにたまたま出会い「糖質が不足すると脳が要求する、だから菓子パンや甘いものが無性に欲しくなる」のだということを知り、
まずご飯、 怖かったご飯を食べる事から始めました。

もうどうでしょう、嘔吐しない日は1ヶ月くらいでしょうか・・・

ご飯を食べれば食べるほど脳が糖分を余計に要求しないのでむしろ自然に痩せてく感じです・・・



あとはまず太っていても(その頃の私は太っているといっても160cm52キロくらいでした・・・)
自分を受け入れて自分を愛する事だと思います。
誰でもなく自分を大事に出来るものは自分でしかないのですから・・・



今は朝晩きちんとご飯を食べています。
無理がないので一生このままつずけていけそうです。
勿論たまには食べ過ぎる事もあるでしょうが・・
実際今までも食べすぎはありました。



吐こうと思ったらはけました。でもはかなかった。
吐いたら又振り出しに戻りそうで吐く事を我慢しました。
今は吐く事など出来そうにありません・・・



一番は 太ると思って避けているご飯や炭水化物を逆に摂取する事こそが過食嘔吐を治したきっかけではないか と思います、

あとは何と言っても今の自分を受け入れて愛する事からだと思います。
ありがとうございました。



Sさん >


ダイエットを繰り返すと太りやすい体になるとまことしやかに書いている本が多いですが、私の勉強した範囲では”体質的”に、そういうことは起こらないように思います。
問題は食欲のコントロールが壊れてしまうことなのではないかと思うのです。


過食症と拒食症は双子の病気です。
病気といわないまでも、自然な食欲にたよっては健康体重を維持できない人が多いですね。

私もそうです。半年以上ダイエットハイが続いていて、その気になれば絶食に近いこともできます。
でも、きっとそれはしてはいけないことだろうと思います。

体に対してではなく、食欲中枢(脳)に負荷をかけることが心配なのです。
減らすことより維持することの難しさを考えさせられました。




Hさん >


はじめまして、Hと申します。
Diet5を使い始めて一ヶ月あまりが経ちました。

わたしは去年、食事制限とスポーツクラブでの運動で10kg痩せましたが、 反動で摂食障害(過食)になり、12kgリバウンドしました。
このままではいけないと思ったものの、何をどの位食べたら良いのか 解らず、指針が欲しくて、Diet5をダウンロードし使い始めました。

ダイエットの最中は痩せるため「食べてはいけない」ことばかりを考え、 自分にひどい制限を課していました。


今思えば、自分の体を苛め、痛めつけるだけの行為だったと思います。
Diet5を使い始めて何よりも良かったと思うのは、 「食べてはいけない」という呪縛から解き放たれたことです。

逆に、「必要な栄養素が満たされるように食べよう」と考えられるように なりました。

Diet5を使って、毎日食べたものを記録するうちに、 自分の今までの食生活がいかに偏ったものであったかを自覚し、みなさんのお話や Diet5で得た知識は、食生活をどう変えていくか考える基礎になりました。


まだ始めて一ヶ月程度ですので、体重に目立った変化はありませんが、 来年、再来年を目標にゆっくりとやっていこうと思っています。

皆様、よろしくお願い致します。



Hさん >


話は変わりますが、わたしがダイエット5を使い始めて約5ヶ月経ちました。

5ヶ月前までは摂食障害(過食)で苦しんでいましたが、 今はまったく平穏無事な生活を送っています。

体重も62キロから48キロに減りました。

何よりも体調が安定して、精神的にも安定し、幸せな毎日です。

過食症で太ったわたしは、「痩せるためには食べてはいけない」と思い、 「アレも駄目、ソレも駄目」と食べないことを自分に強制していました。


そうやって無理に自分を押さえつけて、反動で爆発するように過食する… という悪循環が続きました。
しかし、ダイエット5を使い始めてからは、考え方が変わりました。


「一日でこれだけの栄養がわたしの体には必要なんだ」と理解し、 食べるべきものの明確な指針ができて、「アレもコレも食べなきゃ」 と考えるようになったのです。


過食の時は、糖質や脂質ばかりをとっていて、栄養チャートで見れば 不足だらけなのが一目瞭然でした。
タンパク質やビタミン類、食物繊維や鉄分のチャートを満たすためには、 食べなくてはいけないものが沢山あることに気がついたのです。


それからは、「いかに食べずに我慢するか」という間違った考えを捨て、 「アレも食べようコレも食べよう」と思うようになりました。
必要な栄養をどうやってローカロリーでバランス良く満たすかを考え、 色々な食材の栄養素を見比べたり、調理法を工夫してみたり。


すると、過食の時はいくら食べてもお腹いっぱいにならなかったのに、 野菜や魚・大豆などきちんとしたものを食べていると、満腹感があるのです。


過食時には、菓子パン10個にアイスクリームホームサイズ1リットル、 鶏唐揚げ3パックにソーセージ2袋チョコレート5枚、ぐらいは食べてました。 (夜帰宅してから数時間かけてこれらを食べます。)
それでも満腹感がまったくなく、いくら食べても飢えていました。


ダイエット5を使ってバランスのとれた食事をするようになってからは、 そういう過食時ずっと感じていた飢餓感に悩まされることもなくなりました。
バランスのとれた食事を続けることで、壊れた満腹中枢や食欲感覚を 修復できるようです。


摂食障害になった人は 「自分が食べる適量」がまったく解らなくなっています。 (拒食の人も過食の人も。)
そういう人たちに、ダイエット5はとてもすばらしいソフトだと思います。

病気からの回復をとても強力に支援してくれることは、 元摂食障害の自分自身が経験したことなので、確かです。

それでは。


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ここで共通しているのは、栄養をきちんととることが大切なのだとみなさんが気づいたことです。

この話には糖質制限の前提があります。
私は120gまで落とせる、私は100gまでなら大丈夫といった前提です。
脳は生きていくのに1日に94gの糖質が必要です。
1日に94gをきちんととると、痩せますし多くの場合過食から開放されるのです。



つづく...