マフェトン理論

マフェトン理論はカイロプラクターのマフェトン博士が運動生理学をまとめた持久力系スポーツのためのトレーニング理論です。マフェトン理論に180公式 があります。


目標心拍数(71%HRR) = (180-年齢)


持久力系スポーツのトレーニングでは、最初の12分~15分で徐々に目標心拍数まで上げていき、トレーニング時間の大部分を、この目標心拍数で行うと、効果的だというものです。


カルボーネン法

カルボーネン法では、脂肪を燃焼しやすい心拍数を次の式で計算します。


目標心拍数 = ((220 - 年齢)- 安静時心拍数) * 0.5~0.7 + 安静時心拍数


運動時の消費カロリーは、速く走っても、遅く走っても、距離が同じであれば、消費カロリーはほぼ同じになります。
距離が同じであれば、速く走れば運動時間がみじかくなり、遅く走れば運動時間がながくなるので、結局、消費カロリーはほぼ同じになります。


脂肪の燃焼量も、走った距離に比例します。
次のようにして走ると、もっとも楽に長時間走れるので、結局脂肪の燃焼量が多くなります。
最初の2分間は心拍数90で走り、次の2分間は心拍数100、その後は2分ごとに心拍数を10ずつ上げていって、心拍数が目標心拍数に達したら、その心拍数で走り続けます。
このように心臓の回転を徐々に上げていくと、驚くほど楽に走れます。


マフェトンの180公式とカルボーネン法の目標心拍数を比較すると、下図のようになりました。

マフェトン理論の方がビギナー向きのように思います。


ダイエット7