ファッションモデルがランウェイを歩くときは、足を交互にクロスさせて歩きます。
彼女たちが、ランウェイで足を交互にクロスして歩けるのは、腰から動かして歩いているからです。
骨盤から動かして歩くと、太ももの付け根よりも20センチも高いところから、足が動き出すので足が長く見えます。



ダイエット7


この歩き方を一般の道路でもしてみましょう。
一般道路では足をクロスしません。腰から動かして、足をまっすぐ伸ばしたまま歩きます。
骨盤を動かして歩くので、最初はぎこちなくて、速く歩けませんが、横から見ると足が長く見え、歩幅が大きくなります。慣れると、スムーズに歩けるようになります。


次に、骨盤を動かさないで、普通に早足で歩いてみましょう。
早足であるくと、歩幅が短くなり、つま先のキックを効かして歩いているのが分かります。
次にもう一度、ファッションモデルウォークをして、ふつうの歩き方と比較してみてください。
普通の歩き方では、つま先のキックで身体が後ろから押されるのに対して、モデルウォークでは、身体の重心が前から引かれるのが分かります。

つまり、従来の歩き方では、ふくらはぎのキックで推進力を得ていたのに対して、ファッションモデルの歩き方では、骨盤と太ももの重心の移動で推進力を得ています。

従来の歩き方がリア・エンジンなのに対して、ファッションモデルの歩き方は、フロントエンジンです。
ファッションモデルの歩き方はふくらはぎの筋肉を使わないので足が細くなります。
太ももの大きな筋肉を使うので、太ももの脂肪がよく燃えます。