浮腫み


人類が直立をはじめてから、身体の体液が下肢に貯まるようになり浮腫むようになりました。
人は誰でも、身体の体液が地球の重量で下半身に貯まるので、ふくらはぎや太ももが太くなります。
浮腫みは、睡眠中に上半身にもどるので、起床直後は下半身がすっきりしますが、その代わり顔がむくみます。

足が太くて悩んでいる人は、たいがいの人に浮腫みがあります。
ふくらはぎの浮腫みはメディキュットやスリムウォークなど、医療用の着圧スックスを履くと効果があります。
着圧ソックスは、100円ショップでも何種類か売られているので、試してみてください。


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浮腫みの原因


食べすぎ、偏食、遅い夕食、甘いものの食べすぎ、塩分の過剰摂取、血行が悪いときに悪くなります。



浮腫み改善のしかた

マッサージはひざの裏、鼠けい部、脇の下、首にあるリンパ節を、ゆっくりとマッサージをしてください。
適度な運動をして筋肉を動かすと、体液の流れを良くします。
寝るときに、足をクッションにのせて心臓よりも高くして寝ると、浮腫みがよくとれます。


塩断ちをする

塩分の過剰摂取を抑えるために、塩断ちを1週間つづけてみてください。
塩、みそ、しょう油、ソース、ケチャップ、マヨネーズなど調味料を一切使わないようにします。
塩断ちをすると、味覚が非常に鋭敏になり、食パンがいかに塩辛いか、甘い和菓子には相当な塩分が含まれていること、ゆで卵にさえ塩分が含まれていることが感じられるようになります。
塩分に対する味覚が鋭くなると、塩分の摂取量が少なくなり浮腫まなくなります。


浮腫みを改善する食材


海藻、きのこ、根菜などが新陳代謝を促し、水分の排泄をよくします。
おすすめははとむぎと小豆です。
あずきは鉄分が多く、貧血に良い。利尿効果があって、浮腫みをとります。小豆のぜんざい、小豆かぼちゃ。
はと麦はゆでておいて、お粥や炒め物にいれて食べます。
おおばこ茶もむくみ解消に効きます。

下図は中国医学で浮腫みの改善に効くとされる食材です。



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