SNSで洗脳され激やせ願望から摂食障害になってしまう! | 心と体を健康にするダイエット法

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新型コロナ時代に免疫力を上げて健康に生きてゆきたい。そんな中高年のダイエットは健康法と美容法とアンチエイジングを兼ねた方法が必須です。過食と体調不良を改善してウイズコロナ時代に楽しく続けることのできるダイエット法を提案しています。

いつもありがとうございます。
ハッピーダイエットの船田です。

激やせした女性は美しくないのに、
激やせしたいと思うのは洗脳されているからです。

洗脳というと宗教を思い浮かべる日本人。

本当は逆ですよ!
現代人は闇権力メディアに洗脳されているのです。

現代社会こそ洗脳と詐欺に満ちている。
そして正しい宗教こそ闇権力メディアの洗脳から解放してくれるのです。

※もちろん洗脳する邪悪な宗教の方が多いのですが・・・

痩せすぎの女性は美しくないのに、
痩せたくなるのは、まさに洗脳だよね。

激やせは美しくない。
激やせした女性を好きになる男性もいない。

じゃあ何で痩せるの!?
痩せることで誉められるから!?

つまり自己承認欲求だよね。
自分を認めて欲しいなら痩せなくてもできる。

SNSの写真は修正ばかり。
それと自分を比べる意味はないと思う。

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「激やせ」検索で壊れた心身、SNSで増幅する「美への願望」…[情報偏食]第2部<1> 
 3/28(火) 5:02配信 

インターネットが普及しSNSで誰もが発信者となり得る「情報過多」の現代。個人の興味・関心に合わせて押し寄せる情報が、時に人々の行動を左右する。第2部では、偏った情報に流され心身に傷を負った人たちの姿を通じ、ネットやSNSが認知に及ぼす影響を考える。

首都圏の大学2年の女子学生(20)がスマートフォンを遠ざけるようになって、2年が過ぎた。 女子学生は、過食や拒食を繰り返し心身が病む「摂食障害」を患っていた。

誰もが抱く「きれいになりたい」との願望が膨らんだ末、救いを求めたSNS上で輝いていた「成功者」の姿を見て、思い詰めていった。

 高校1年の秋、文化祭で見た上級生たちに目を奪われた。短くした制服のスカートに、おそろいのTシャツを着て模擬店を回っていた。

脚もウエストも細く、その姿は堂々として見えた。 身長約1メートル60の女子学生は少しふっくらした体形を自覚していた。

中学校の頃は、そんな自分に自信が持てず、友達が多い方ではなかった。「ちょっと太っているんじゃないか」。父や兄の軽口に傷ついていた。

 スマホで検索サイトに「ダイエット」「激やせ」と打ち込むと、おびただしい数のページが出てきた。動画を一つ見ると、次々に「おすすめ」される動画に目が移った。

 サイトを運営するデジタルプラットフォーマーが検索履歴などを基に、関心(アテンション)を引こうと表示する無数のページや動画。そこで見たカロリーの低い食事を試した。体重は1か月で3キロほど落ち、周りから褒めそやされた。

 「体重が減った分だけ認められるんだ」。しらたきや鶏の胸肉など低カロリーの食品ばかり口にするようになり、1日に10回以上、体重計に乗った。100グラムでも増えるのが怖かった。

 半年で体重は20キロ減り、50キロを切った。一方で、外出すると人目が気になり、誰にも会いたくないと思うようになった。好きだった漫画やアニメを見ても面白くない。でも、スマホだけは手放せず、まだ試していないダイエットの方法はないか、サイトを探し続けた。

春休みが明けてまもなく、学校に行けなくなった。異変に気付いた母に連れられて行った病院で、医師から精神疾患の一つの「摂食障害」と診断された。 

「拒食」と「過食」
 家にこもりがちになった女子学生が始めたのがツイッターだった。同じ摂食障害に悩む「仲間」が大勢いた。一人をフォローすると、次々に仲間が「おすすめ」され、200人ほどのアカウントとつながった。

 「つらい」とつぶやくと、共感の返事がすぐに届く。仲間の中には、あばら骨が浮き出るくらいに痩せた自分の写真を載せる人も大勢いた。見続けているうち、「私もそうならなきゃ」と刷り込まれていった。

 授業についていけず、夏休み明けに転校した。休み時間になるとスマホを持ってトイレの個室や空き教室を探し、頻繁に更新される仲間の投稿をチェックした。

食べた分だけ吐き、体重が増えないようにしている人がいることを知った。 家で一人になれる時を見計らい、菓子パンやポテトチップスをむさぼるように平らげた。

すぐにトイレに駆け込み、無理やり吐き出した。「拒食」と「過食」を繰り返すようになった。 秋には体重が38キロにまで落ちたが、ツイッターで見た「あばら骨」の彼女になれず、自分にいらだつようになった。

「もう疲れた」。大学受験直前の高3の冬、アカウントを閉じた。 今も精神科に通う女子学生は言う。「SNSを見続けるうちに『痩せることが全て』と思い込んでしまった。

自分には向いていなかった」 厚生労働省によると、国内で摂食障害を患う人は2019年度末時点で約24万5000人。多くは10~20代の若い女性だ。

 東京大の笠井清登教授(精神医学)らが19年に公表した研究結果では、調査対象にした10歳女児約2000人の23%が「痩せたい」と答えた。

ネット利用の目的についての回答と合わせて分析すると、SNSを目的にネットを利用する子の方が、そうでない子よりも痩せたいという願望を抱く確率が高かった。

笠井氏は「SNSの利用で押し寄せる似た情報にさらされ続けると、考え方にバイアス(偏り)が生じる。無意識のうちに他人と比較しがちになり、判断や行動に影響が及ぶということを知った上で接する必要がある」と指摘する。