ボクサーと言えば減量。
何も飲まず、何も食べず、それでも練習して、過酷な日々を送っている。
水を飲まないように蛇口に針金巻いて。。。
古いっ!笑
これは昭和な考えというか、あしたのジョーの影響強すぎな所があります。笑
実際ボクサー達はどんな減量をしているのか?
僕は大きく2種類のタイプに分かれると思います。
【タイプ1】質量で減量タイプ
例えば1ヶ月(30日)前から試合までに6kg減量をするとします。
そうなれば単純に6000g÷30日=200g
日々の飲食量より、汗を流す量が200g多くないといけない。
この場合、完全に質量での減量なので、高カロリーな物などを摂取してもOK。
とにかく体重が落ちれば良いので。
【タイプ2】体脂肪で減量タイプ
体脂肪1kgを消費するには7200kcal必要。
日々のカロリーが(摂取カロリー)-(消費カロリー)でマイナスにして行けばOK。
例えば体脂肪で減量タイプの方は、計量の2日前くらいに水抜きをしてリミットに入れてすぐ戻せばいいので、楽。
僕はこのタイプでしたが、体に負担がなくて一番いい方法だと思います。
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現役を引退した後に太る選手もいます。
その多くは【タイプ1】の方だと思います。
理由としては「あの時自由に食べられなかったから」とか「俺はいつでも痩せられる」という考えの方が多いと思います。
これはストレスによる反動ですね。(^^;
【タイプ2】の方は自分の体を維持している傾向にあります。
僕みたいにジムを経営したり、パーソナルトレーナーになって人に教える仕事をしたり。
近年では無敵の状態にある井上尚弥選手や中谷潤人選手なんかはどっちタイプでしょうね。(^^)
意外とタイプ1のやり方の方がハングリー精神が高まると言って、そちらを選ぶ人もいます。
ボクシングは勝つことが最終目的ですからね。
一般的には当然タイプ2がお勧めです。
ストレスも、体への負担も少なくしないと、持続可能な体は作れません。
今回はボクサーの減量方法の解説でした。(^^)