2021年

2月某日
急激なストレス
それから1週間
ほぼ眠れず
通勤、退勤時の車の運転中
どうすれば他人に迷惑をかけず
死ねるかという事しか考えられず
ヤツに対して問いかけ、暴言が止まらず
ベッドに入っても眠れない
寝た気がしない
胸が喉が詰まった感覚
自分の身体を痛めつけたくなる感覚
刃物を自分の足に突き立てようとして
我に返り、心療内科に行く事を決めた

初診
話そうとしても
5分程泣くしか出来ず
1時間近く先生と話す
『適応障害』
薬を処方される

『病気』の判断をされた事
薬を貰った事で少し安心する

頓服薬
夜用の薬

『頓服は辛い時は増やしていいよ』
一応、量を『ここまでね』と指示され
そんなに飲むかな??と思いながら服薬開始

まぁ…『頓服薬』の摂取量が増える増える…
夜用の薬を飲んでも
寝てるのか?起きてるのか?
夢か?現実か?
起きた途端に頓服薬を飲みたくなる

初診で
『時間が一番の薬だよ』
『今、辛くても必ず時間が解決!
  とはいかなくても、痛みは和らいでくる』
『6ヶ月…とりあえず様子を見ましょう』

6ヶ月後
時間が解決とは、いってない
でも、痛みは和らいできた
また、最初の頃の怒りが湧いてきた
夜は眠れるようになってきた

…夜の薬、要らないかも

とりあえず、頓服薬を減らしてみる
数日過ごす
…ダメだ、頓服薬を元に戻そう
   夜の薬、止めてみようか

眠れなそうな時だけ夜用の薬を飲む
…眠れる
  頓服薬だけでもいけそう

10月頃
仕事で、今までに無いミスをする
字を書く時、手が震える事に気づく
自分の行動に自信が持てなくなる
言っている事、行動が伴わなくなる

…おかしい
   頭と身体が繋がってないみたい

薬について調べ始める

『向精神薬の薬害』がある事を知る
…これだ…
  自分にも当てはまる
  たぶん、もう自分に必要ない薬だ
  止めなきゃダメだ
  『人間』じゃなくなる

11月某日
体調が悪くて仕事を早退
次の日、ほぼ寝て過ごす
…なんか、スッキリしてる
   そういえば、薬、ほぼ飲まなかった

…断薬出来るんじゃ…?

薬を飲む事が
当たり前になっていたから
全く止める事を
急に始めても大丈夫か??
でも…怖い…!!
手が震えるとかヤク中だろう?!
いつまでも薬に頼ってちゃダメだ!!

断薬開始

11月末
心療内科受診
『実は、今、薬を飲まないようにしています』

先生
『凄いじゃないですか!!』
『いい事ですよ』
『でも、無理しないでね
    全く止めちゃうのは辛いから
    辛い時はお薬飲んでいいって思ってね』

…絶対、飲まない!!

現在
断薬して2ヶ月になりました


いいたろうは、まだ軽傷です
お薬も、優しい薬だったのでしょう
そして、薬に助けられたのも事実です

だけど
『向精神薬』は、全て
軽々しく手に入れて飲んでいいモノじゃない
それだけは分かる

どんな薬でも
元々、人間には必要ではないモノ

『向精神薬』は
脳に直接作用されるモノ
…おかしくならない訳が無い

心療内科を受診して
いいたろうは本当に救われました
幸いにもお医者様も
とても親身で理論的で
素晴らしい方に『当たった』
と思っています

『向精神薬』
出来るならば止めた方がいい
薬に頼ってるだけじゃ何も変わらない

自分で自分を変えなきゃ!!
『無理』なんかじゃない
色んな人を頼ってもいい

だけど、最後は自分
一人の人間として生きるために
自分に自信を持とう