島崎征夫銀行2課長が着任早々、ファクタに叩かれてますね。いろんな意味で気になります。

 

 ファクタによると、「お父さんといっしょ」という怪文書が出回っており、作者はノンキャリか他省庁からの出向者。その内容は、島崎課長を「ヒラメ、チキン、自己保身、リスクヘッジのとんでもないキャリア」「キャリアにあるまじきはちゃめちゃな仕事ぶり」と批判するものです。

 

 でも実はこの怪文書、2014年にZAITENが掲載しています。それがまたなぜ今。よほど粘着質な人からの恨みを買ったのか、あるいは、別の人がファクタに売り込んだのか。

 

 そもそも島崎課長はどんな人なのでしょうか。聞くところによると、「ヒラメでチキンでリスクヘッジ」どころか、むしろ狂犬タイプではないか、という感じです。他人の恨みを買いそう、って結論は一緒なんですけれどね。よく言えば、突破力のあるアイデアマンで、けちらされた守旧派の恨みを買いそう、とも言えるかも。

 

 経歴ですが、財務省の秘書課補佐(人事)と金融庁の人事調整官(人事。補佐以下のキャリア人事担当の方。今は室長ポストですか)をやってますから、なかなかのコースです。財務省時代は「鬼島崎」と呼ばれるほどの強面でしたが、もっとひどい人はいくらでもいます。ただ、主計時代に上司と衝突して干されたり、プライベートでも結構苦労しており、最近は少し丸くなったとの評判も。

 

 仕事は出来るんじゃないでしょうか。いかにも森長官の好みで、自分でいろいろ企画・提案して、周囲の迷惑を顧みず、じゃんじゃんばりばり突進するタイプです。

 

キャリアだけで固まらず、ノンキャリと積極的に飲みに行く姿勢も特筆すべきものでしょう。ただ、この人と飲みに行って不愉快な思いをさせられた人も少なくないのでは、とつっこまざるを得ませんが。

 

少なくとも、怪文書の「キャリアにあるまじきはちゃめちゃぶり」というのは、間違いなく真実ですが、PTS(私設市場)や働き方改革でなかなかの成果を上げたのも事実ではないでしょうか。

 

ただ、調整もへったくれもなく、一度決めたら人の話を聞かず、こいつは敵だと判断したら激しく面罵し、関係各所とそれ以外に「あいつはクソだ」とディスってまわるという、かかわりあいにはなりたくないタイプの人でもあります。

 

人事調整官時代にはいささか恣意的な人事を断行し、庁内各所から恨みを買ってますし、金融庁の若手キャリアに「財務省は財金統合をもくろんでいるから、おまえらしっかりしないとダメだぞ」と、意味不明のカツを入れて庁内を混乱させていましたのも記憶に新しいところです。

 

 というわけで、恨みを買った揚げ句、怪文書が出回ること自体については、全く違和感のない人のようです。ただ、FACTAを鵜呑みにして、チキンな小物だとなめてかかると、ひどい目に遭わされると思いますよ、地銀の皆さん。