Freestyle

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自分の好きなものとか
日々あったこと 思うこと などなど。

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yom yom (ヨムヨム) 2009年 12月号 [雑誌]/著者不明
¥680
Amazon.co.jp

 やっぱり、なんだかんだ言っても活字離れが進んでいると思われる、我々日本人30代男子。

 自己啓発の意味もこめて、日頃新聞やら小説やらを出来るだけ買っては読むようにしているのだけれど、朝の通勤はスシ詰めの東横線で僕は始発から乗っているから座れて良いのだけれど途中の日吉あたりから新聞を広げるのもはばかられる程混雑が激しくて小説を読むのもなんとなく朝の気分じゃないし、帰りの電車では疲れから眠ってしまい小説を読み始めるも数ページでウトウトしてしまう。

 そこで、お風呂に入っているときや出張中の新幹線や出張先のホテルでのヒマな時間に読むのにぴったりな本を探していたんだけど、大好きな石田衣良の新作はハードカバーで重くて持ち歩きたくないしあっという間に読めてしまうので読んだ後困ってしまう。BookOFFは大好きなんだけど読みたい小説が常時あるとは限らない。

 というわけで、こういった文芸誌になるんだけど、見た目も小洒落てて文芸誌っぽくないあたりがズキンときて、毎号買っては読んでいる。

 全て読みきり(シリーズものもたまにある)で、小説・エッセイ・書評など複数のジャンルが収まっているのがよい。また、気になる作家達が寄稿しているので、読んでいて飽きることも無い。

 ページをめくると、文中に蛍光ピンクの斜め線が堂々と落書き(のように見える)されていたり、文末のサインが新潮文庫のこのパンダのキャラクターでちょこんと載っていたり、何かと楽しい。

 お風呂でコレを読むとついつい長風呂になって、汗をたくさん掻けるのも結果的には良い。本自体が少ししんなりとしてしまうけど。

 2~3ヶ月のスパンで発行されているので、ムリしなくても全然読めちゃうのもいいよね。

 というわけで、これからホテルの風呂で読書タイム。

 NHK BSハイビジョンでやってた井上陽水の特番で、最後に流れた曲。

 歌詞がとっても素敵なので、書き留めてみる。




この頃は友達に 手紙ばかりを書いている

ありふれた想い出と 言葉ばかりを並べてる


夢見がちな 子供たちに 笑われても

時々はデパートで 孤独な人のふりをして


満ち足りた人々の 思い上がりを眺めてる

昼下がりは 美術館で 考えたり


誰よりも幸せな人

訳もなく悲しみの人

長い坂の絵のフレーム


生まれつき僕たちは 悩み上手に出来ている

暗闇で映画まで 涙ながらに眺めてる


たそがれたら 街灯りに 溶け込んだり


これからも働いて 遊びながらも生きて行く

様々な気がかりが 途切れもなくついてくる


振り向いたら 嫌われたり 愛されたり


誰よりも幸せな人

訳もなく悲しみの人

長い坂の絵のフレーム


誰よりも幸せだから

意味もなく悲しみまでが

長い坂の絵のフレーム ー  



 「長い坂」というのは、人生を表現しているのだろうか。

 今、自分の中にある様々な期待感と不安と、孤独感や充実感などがごちゃ混ぜになっている気持ちの中に、なぜかすっと入り込んでくる。


 こんな感情も、いつか自分の身の一部としてきっと未来の自分を支える一部分になっていく。

 うるさく急き立てる連中もいるけど、迷うことなく困難を迎え、その先を見続ける。


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Dr.Loosen Riesling Trocken Q.b.A (ドクター・ローゼン・リースリング・トロッケン・クーベーアー)2008年 

ドイツ・モーゼル リースリング100%



約1週間半ぶりの大阪入り。


 日曜日、久しぶりに新規店を…と思いつき、ネットで検索して京橋にあるワインバーへ。京橋って東京の新橋みたいな雰囲気で、なんだか好きなんだよなぁ。

 

 初めての店、いい店にめぐり合うのが何気に得意だったりする自分、これまた自分好みのいい店だった。

 マスターの人柄もよく、飛び込みで入った自分を気さくに迎えてくれました。

 隣に座っていたカップルも話しかけてくれて、ヒマすることなく約2時間半のワイントリップ。


 1杯目の白ワインに、久々のドイツワイン。

 ドイツ南部の白ワインは中辛口で、とっても爽やかな口当たり。舌に優しい酸味とほんのりとした甘み、透明感が喉元を通り過ぎる。

 冬に飲んでもうまいけど、夏にキリッと冷やして飲んだらまたうまそう。屋外で、BBQや花見のお供なんてのもいいかもね。


 ニューワールドのゴリゴリの辛口も好きだけど、こういう角ばっていない柔らかな辛口の白ワインは、自然と口元が緩んでしまう。幸せです。


 ワイン初心者にも、気軽に飲んでいただける1本だと思う。


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なんばの地下街で、なんだかキレイなスポットを発見。


 地下鉄四つ橋線とJRの難波駅を結ぶ地下の道。なんばウォークの商店街は消えて、一気に幻想的な光景に変わるのでちょっと驚いた。

 波打つガラスの向こうに、白熱と青色LEDの光。


 さざ波のような、夜明け前の空のような、見ていて落ち着く色です。


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PANUL cabernet sauvignon (パヌール・カベルネ・ソーヴィニヨン)

チリ カベルネ・ソーヴィニヨン100%


 昨日の午後3時過ぎから読書をしつつ昼寝をして、ひょっこり起きた後にいつもお世話になっている北浜のイタリアンへ。

 このお店は横浜のお店に紹介してもらったお店で、大変仲良くさせていただいている。一人ぼっちの長期出張の身にはホントありがたい。店名等は伏せさせていただく。


 だいたいこの店に行くとベロベロに酔っ払ってしまうのだが、昨日も「デキャンタで2,300円払うんだったらボトル1本空けた方が安いぞ~」と悪…いやマスターに囁かれ、1本注文。


 重たいカベルネ…という印象の割にはかなり飲みやすかった。ヴィンテージが2008と若いからかな?でも味のバランスがとても良くて、カプカプ飲んでしまう。


 
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 んで、左のじゃがいもとチーズのグリルに、おまかせでサラダのアラカルト。

 携帯の画像が荒く、この旨さを表現しきれていない事が悔やまれる!めちゃ旨かった。僕の食べたかったもの、全部入ってました。さすがマスター。


 このお店で25時頃まで、ひとりの時間を楽しんだり常連さんと話をしたり、マスターや店員さんと話をしたり。あっという間に時が過ぎていく。

 何物にも変えられない、いとおしい時間。


 軽く1本飲み切った後、マスターが他の赤ワインをがぶがぶ注いでくれた(笑)。この店、一生通います。


 今まで全くワインの味について、飲むだけで何も残してこなかった。こうやって記録をつけていると、そのときの味を思い出せるようになって、なんだか楽しい。


 ワインを作り出してくれた先人たちよ、本当にありがとう!