【無呼吸症候群】スリープスプリント
今日は、無呼吸症候群やいびきで悩んでいる方への情報提供ですので、一般の方はスルーでお願いします。個人情報でもありますので恥ずかしいところもありますが、同じように苦労されている方や若い方で心配されている方にいろいろと経験を記載します。 1)無呼吸症候群 私が気がついたのは、カミさんから「寝ている時に呼吸が止まっているよ」と言われ始めた40代前半の頃です。会社の健康診断で相談し、産業医の紹介で専門医でお泊り検査を実施したところ超重症でした。確か1時間に200回程度、最大で90秒という信じられない症状でした。とても水泳でも90秒は潜れないよ~~~というのに、当時は不摂生がたたって小太り気味でしたが、肥満ではなく、お腹も出てないので、これだけ酷いのは珍しいと言われました。いびきによる口呼吸が原因で舌下がのどを塞いでそうなるということです。 2)いびき いびきは、すでに10代の頃から煩いと言われていました。家でも自分の2階の部屋から下まで聞こえてくるといわれていたほどです。会社で旅行とか泊りがあると同部屋の先輩から、朝になるとよく嫌味を言われたもので、誰かと部屋を一緒にするのは非常に嫌でした。 無呼吸症候群の原因の大半は、いびきであると言われてますがはたしてどうなのでしょう。 3)CPAP治療 初めは検査を実施した浜松町の「グットスリープクリニック」でCPAP治療をおこないました。よくテレビに出てらっしゃる先生で非常に丁寧に、楽しく診療をしていただきました。その時勧めらえたのが、「CPAP」です。(下記引用させていただきます) CPAPは何年か続けましたが、毎日きちんと使用していたので無呼吸症状も改善され、先生には非常に優等生と言われてましたが、何年もたつと機械も変わり、新機能が合わなかったり、夏になるとマスクが暑かったり、寝返りが打てないなど、調子が良くなるとだんだん不満が出てくるようになり新たな対策を考えることにしました。 4)初期型マウスピース そこで試したのが初期の「スリープスプリント」です。近所の歯科医で取り扱っていたのでCPAPを使いながらマウスピースを試しました。費用はご存じのとおり保険適応で約15,000円で、作成後は半年は次の作成はできません。 有名な初期型(今でも使われている…)ですが、構造がハードタイプで歯が痛くなるくらいの圧迫感があり、当時は閉鎖型でしたので空気も通らず結構辛かったですね。それでも使っているうちに歯が痛くなるほどの圧迫感がだんだんゆるくなってしまい夜中に外れるようになり何度も歯科医に通わなければなりませんでした。 下あごを前に出し、舌下が下に落ちにくくするわけですが、あまり前に出すとあごや各部に負担をかけるのでそれ程は出してくれません。結局、使用感が悪く、熟睡感もないため何度か作り直しを繰り返すことが続きました。ご迷惑をおかけしました…その後、前開きのタイプが出てきて口での呼吸もできるようになりましたが、何度作っても下側の出し方が足りないのでしょうか、効果は出ずCPAPにもどすことになりました。 5)鼻の治療 CPAPも初期型のマウスピースも気に入ることはできず、いびきの原因を直すべく耳鼻咽喉科にもいきました。結果は、鼻腔の奥が狭く複雑に曲がっているので空気が通りにくくなっているということで対策は手術しかないがそれもお勧めはできないということでした。結局、いびきはある程度あきらめなければならず、再度、無呼吸の対策を考えなければなりませんでした。 6)口蓋垂(こうがいすい)の切除 別の耳鼻咽喉科では、要するに「のどちんこ(口蓋垂)」が大きく、舌下が起こった時に無呼吸になりやすく、切除することで簡単に治るよという診断でした。同時に鼻の通りも良くする処置も必要ということで日帰りのレーザー手術を受けました。 いや~~、のどちんこのレーザー切除は厳しかったです。手術自体は麻酔がかかっているので何とか我慢できましたが、その後一カ月は地獄の苦しみです。飲めない、食べれない、いびきで口が渇いて痛くて寝れない、口の中全て口内炎という状態だったと思いますが、我慢するしかありませんという診断で口内炎とも認めてくれず、薬もいただけませんでした。 一カ月が過ぎ、これでいびきと無呼吸から解放かと思ったら…残念でした。 7)スリープスプリント(新型) 口蓋垂の切除をおこなったので、もはや空気を送り込むCPAPも使えなくなり、グッドスリープクリニックの先生に相談すると「最新(当時は…)のマウスピースを作ってくれる良い先生がいるよ」と紹介していただきました。それもすでに5年位前の話ですが、初期型に比べると薄地の材質でできていて、歯への負担はかなりなくなっていました。それでも下あごを前に出す危険性を考慮して調整が難しく、1年後に二回目に作成したものを最近まで使用してました。スマホで毎日録音をしてますが、ほぼ無呼吸はなくなり、いびきはかくものの鼻呼吸ができることで血圧が下がるようになりました。残念なことは、やはり段々緩くなるので睡眠時に外れてしまうことです。そのことが気になって熟睡ができないこともありましたので、3年以上間が空いてしまいましたが、新しいスリープスプリントの作成をおこないました。 今回は、下側を今までより1mm出してもらいました。初期型を含めて何度もスリープスプリントを作成しましたが、今回はサイズを測れるようになったので確実に今までより前に出ていることが数値でわかり安心できました。今のところ使用感は非常にいい状態です。あごも特に問題はありません。血圧はもう薬は飲んでませんが、上が125程度、下が75程度になりました。無呼吸症候群の酷い時は眠気もさることながら下の血圧が95程度でしたのでかなりの改善です。(今までは80-85程度) 肥満体型以外で無呼吸症候群にお悩みの方がいらっしゃったら、是非参考にしてください。 二宮歯科医院(日本橋)の先生、いろいろとありがとうございました。