海外転々転校記 * インターナショナルスクール8校転校した大学生長男とグレーゾーン凹凸次男の海外転校記録 -2ページ目

海外転々転校記 * インターナショナルスクール8校転校した大学生長男とグレーゾーン凹凸次男の海外転校記録

マレーシアからロシアのモスクワ→上海→のち6年ぶりのクアラルンプール再上陸後アジアの片隅x2へ。8校目のインターでIBDP取得&卒業後に大学に通う長男と、グレーゾーン凹凸高校生の深海魚成長記録。子供の習い事バイオリンや英国王立音楽検定ABRSM受験記録も。

次男、今週から早速授業が始まりました。


今回次男がお世話になる大学はマレーシア国内に存在する「海外大学」の「分校」です。


東京にある「テンプル大学日本校」みたいなもの。



よって、大学の授業もその国のカレンダーに合わせて行われますが、先生方も生徒達も現地の方々が多い印象を受けます。




大学の授業は2学期制で、前期は1月末ごろから6月末ぐらいまで、後期は7月中旬から11月中旬迄で、12月がホリデーシーズンとなっていますが、


入学/編入は前期からでも後期からでも入学出来るようになっていました。(入るまでイマイチよく分かっていませんでした滝汗)





で。




後期が始まる前の一週間は後期入学の生徒たちのためのオリエンテーションが5日間開催されていまして、


初めは、

真顔「5日間もオリエンテーションなんて、長すぎないか?」と訝しがって思っていた母でしたが…




支払いや寮手配などをおこなうために保護者もその期間中は特に咎められる事なく学内に入る事が出来るようになっていたので、


初日は父パンダ真顔が学費のお支払いと寮の申し込みに付いていき、翌日以降は次男一人でオリエンテーションに出ていました。








…のでしたが…。







グレー次男、授業選択がいついつまでも決められず、一週間延々とウンウン唸っていましたため、せっかく珍しく一家揃ってこの地に居るわけだし、オリエンテーション期間という、普段よりも部外者でさえ学内に入りやすい期間なのだし、学内ツアーも兼ねて皆で行って見ようではないか!という事で、最終日の金曜日は父母プラス長男照れも揃って「授業選択」の確認等をしに行く次男に付いて行くことにしました汗汗汗。←どこまでもKaHoGo!な一家笑い泣き

(普段も特に予約なしでもガードハウスで「支払いに来た」とか「学校見学で」などと登録すれば学内には入れてもらえます)





いやしかし。







昨今の大学の授業の科目選択&登録ってかなりややこしいんですね?!




木曜日の夜まで次男の説明を聞きながら母真顔も学校の授業選択説明ページを読んでみたのですが…


授業の記号と数字の羅列と老眼とホームページのページの多さと見にくさでさっぱり分からなくて…あせる






金曜日はオリエンテーション最終日だったので、もう人も少なく、各学部の担当職員さんたちも手持ち無沙汰で 質問ウェルカム!グッド!状態で待機して下さっていましたので、


次男が悩んでいた授業選択について、存分に教えて頂くことが出来ました。





一応「学部」内でのメジャーとマイナーは受験する際ほんわかとゆる〜く決めた上でアプライするのですが、学部を交差する形で他の関連学部の授業も(単位数を超過しない範囲であれば)またいで受講することも可能なのだそうで。ポーン

(注:文系学部でアプライしていきなり理系に理転するなどは、この学校では合格水準で求められる最低点が違ってくるので出来ません)


次男が取りたい分野では、なんと8通りもの選択が出来てしまう!という事が判明。




しかも、

1。取る授業(専門をどれにするか)によってはHonorsも取れる(が、その場合は一年多めに通って余分の単位を取らなければならないしHonorsに行くために必要な授業選択を1年生時代からしておかないと途中からでは必要科目が取り切れなくなってしまう)し、


2。選択の仕方によっては6ヶ月間の本校留学(この場合はメジャーまたはマイナーは本校では取れずエレクティブ授業だけしか受講出来ない)、


3。メジャー科目が本校でも開校されている場合は前期だけかもしくは前期&後期(要するに「1年」)本校への留学が可能である(学部や取る授業によって期間は異なるようです)とか、


4。大学の先生方の数や半年周期での授業構成の性質上、前期と後期に同じ授業が開講されていないものが多いため、必須授業を漏れなく履修するには「抜かりないスケジューリング」が必要になってくる…


などの要因がかなり複雑で、



コリャ〜、5日間のオリエンテーションだけで全てを網羅するのは大変だぞ!!と反省した母でした滝汗…。



ところで、



後期から入学して、前の学期の授業と兼ね合いは一体どうするのだろうか???前期入学の方が楽とかあるのだろうか?と疑問に思っておったのですが、一年目の授業は前期/後期ともに「半年間で完結」する内容なので特に問題は無いのだそうです。(by担当者Nさん)







この時お世話になった担当者のNさん、自分の持ち時間を過ぎてまで、場所を移して延々と次男(と我等真顔おねがい)に至る所まで説明して「モデルケース」まで一緒に作成して下さって、

もう本当に

良い人でした。


ありがとうNさん!お願い





。。。。



マレーシアに初めて降り立って20数年経ちましたが、その間色々な他の国でも生活して多くの国の方々にもあちらこちらでお世話になりましたけれども、


東南アジア諸国の方々の中でも特にマレーシア人はとっかかりはア○リカ人ほど「外向き」には陽気ではなくてシャイな人も結構居るのだけど、この「親身さ」といい、「自分の仕事の範疇を超えてまで手助けしようと努力」してくれて、「困っている人を見過ごさずに何らかの手助けを自ら買ってでもしてくれる人の良さ(どこぞの「ほったらかし完全放置プレイ」とは大違いね!)」といい、


こういう「根っこの部分が全体的に優しい」面はこの国の本当に良い所だよなあ〜ラブラブと常々思う。






次男も、周りの親切な方々に囲まれてこれからの3-4年間(5年とか掛かったりして汗)、学業ももちろんですがそれ以外にも多くの事を肌身で感じて学んでいって貰えたら嬉しいなと思う次第でゴザイマス。デレデレ






それでは皆さまも良い一日をお過ごしくださいドキドキ