Dark side
ダイヤモンド・ホルダーの夢を見てから10日ほどたったころに
かなりショックなことがありました。
幼い頃から感じていた理不尽さや疑問が
一気にとけていったのだけれど、
生まれてきてから家族の中で形成されてきた
「私」が、
アイデンティティが、
崩れていくような体験でした。
無力感や虚無感に襲われて
とても不安定な状態になりました。
ダイヤモンド・ホルダーの輝きを見た後に、
どうして、
人間の暗部や恥部、
そして、
外側への反応として作り上げてきた
「私」というものが
いかに空虚なのかを
思い知らされるのだろう・・・
そんな気持ちの中で描き出したのがこの絵でした。
Dark side
けれど、
この絵を描くうちに
虚無感とは違うものを感じはじめました。
Dark side
闇のような苦しみの中で
外側への反応でできている「私」が崩れ
けれど、
それでも
確かに存在している
「私」がいる。
この人生だからこそ
見出せる光があるんですよね。
苦悩や業の中にこそ
真我への道があり
いのちとともに携えてきたダイヤが
闇の中で輝き出すのではないか・・・
そんなことを感じました。
今日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございます。