昨夜から、一睡もせずにこの記事を書いています。



Hくんとお別れしました。


振られました。


 

今週の月曜日に家に来るっていう話がドタキャンになって、

昨日の木曜日にHくんが来てくれました。



20時半。

Hくんにしては、かなり早い帰宅です。


ご飯も食べに行ける時間です。


ハンバーグが食べたいって言うので近所のお店へ。

二人仲良く、チーズハンバーグをオーダー。


この時に、掲示板に出ていた、Hくんの写メを見せてみた。


すると・・・

Hくん「これ、結構前に撮ったヤツだ・・・

えっー、どーいう事なんだろ・・・」


自分「誰に写メを送ったとか覚えてないの?」


Hくん「わかんないです・・・」


Hくんは、もうこの話は打ち止め、どーでもいいって

思っているように思えた。



ご飯食べて、そのあと、コンビニによって帰宅。



二人、久しぶりに会えたので、

ベッドの上で、すぐにいちゃついてました。


キスタイム。。。

いつものように濃厚なヤツをたっぷりと・・・



まだこの時は、この後やってくる別れの時間など

全く予想することが出来なかった・・・



そして、二人してシャワーを浴びて、再びベットへ。




この時だった。。。


ふと、Hくんが弄ってるケータイに目をやると。。。

見知らぬストラップが付いていた。



自分「あれっ、このストラップって・・・

自分があげたのは、どーしたの?」


Hくん「これ、会社の部長の沖縄土産なんです。

付けろって命令で、部みんな付けさせられてます・・・」



自分が、このことに、ちょっとナーバスになってしまった。


普段から、会えない毎日。

家にも行かせてくれない。

掲示版の件。

だから、せめて、ストラップ付けてて欲しかった。


自分「えっー、ホントに???

俺の外しちゃったんだぁ・・・

両方付けてくれても良かったんじゃない???」


すると・・・

Hくん「両方つけるのって好きじゃないし・・・」



自分「だからって、恋人からもらったストラップ外しちゃうわけ?

もうダメかも・・・疲れたよ・・・」



なんだか、悲しくって・・・

コレまでも思いをHくんに冷静に伝えた。


自分「あんまり会えないし、掲示板の事も心配だったし、

自分、Hくんに振られるのかなぁって不安だったよ。

付き合って、9ヶ月にもなるけど、

Hくん、家に行かせてくれないし・・・

別れた方がいいかなぁって真剣に悩んだんだぁ・・・

もう、疲れた・・・」



そしたら。。。

話を聞き終えて、Hくんが・・・



Hくん「そっか!!じゃぁ別れましょう・・・

もうムリだもん・・・信じてくれてないんだ・・・

掲示版の事は、前に電話で話して、載せてないって行ったでしょ!!

信じてれたんじゃないの?

なのに、また今日も、ご飯食べてる時に写メ見せたりして・・・

自分、シツコイの嫌いですから・・・」



自分「えっ・・・信じてるよ!!

写メ見せたのは、実際に載ってるのを確認して欲しかったからだよ。」



Hくん「○○は、ダメだよ。。。いつも人を疑うんだから・・・

それに、自分はこういう人間だから変えられないもん」



自分「だから、変えろなんていってないでしょ!!

それがHくんだから、そうであっても悪くないよ。」



Hくん「○○はまた、なにかあればこうやって言うんだよ

疲れたって言うんだよ・・・」



自分「ちょっと不安に思ってんだよって言っただけでしょ」



この後は、もう何いってもダメ。



Hくん「キッパリ蹴りつけましょう」



自分「ちょっと待って!!

Hくんのこと信じてるんだよ!!変われなんていってないでしょ!!」



Hくん「自分は変えられないもん。これが自分だから・・・」



自分「よーくわかった。信じ切れなくってゴメンね。

今後は、この手のことあっても、何も言わないから。

喧嘩して、お互いのこともっとわかって、近づけるんじゃないの?」



Hくん「イヤ、絶対ダメですよ。また言うに決まってる!!」



そして、服を着て帰ろうとするHくん・・・

すでに0:30過ぎ、終電もない。



Hくん「タクシーで帰りますから」


こんな別れかたってあんまりですよね。


自分「待って!!こんな風になるのは辛すぎる。

お金も大変!!もったいないから、朝までここにいてよ」


Hくん「じゃぁ、始発で帰りますから・・・

一回家に帰ってリセットしないと、会社行けないよ・・・」



何とか、なだめる。

この後も、何とか話をするんだけど、全く受け入れてくれない。

悲しかった。。。

自分、今まで一生懸命やってきたのに、

Hくんは、こうも簡単に別れを決断できるんだ。。。



自分、泣いた。



朝まで、部屋に居ろって言ったものの、

やはり、気まずい雰囲気で。。。汗



午前3時、自分が耐えられなくなって、


自分「俺ちょっと、外出てくるよ・・・」


Hくん「ちょっと、こんな時間に危ないよ」


玄関でカバンを持って行かせないHくん。




そのあとも、会話はほとんどない。

ちょっと話しても、すぐに無言。



午前4時、再び自分が、外へ。

ファミレスで時間を潰して、

始発で帰るHくんが家を出た頃戻ろうと思った。



テクテク歩いてると・・・

Hくんからメールが・・・・

「バカバカバカバカバカぁ」


なんで、こんなメールを送ってきたのか?

最後は、一緒にいたいって思ってくれたの?



最後のメールが、コレじゃ、悲しい。

急いで家に戻った。



でも、この後も、特に会話はなし。

自分は、ベッドの上。



Hくんは椅子に座り、ずっと外を眺めてる。。。



時折、側に寄ってみるんだけど、

もう、Hくんも気持ちは離れてしまったきりだ。



目を瞑り、何やら考えている感じだった。



そうこうするうち、4時50分、そろそろ始発が動き出す頃。



Hくん「じゃぁ、そろそろ行きますね」



自分「駅まで送るよ。。。」



着替えて、駅まで。

家からわずか30メートル。



改札のも手前・・・

駅員に見えない死角で、



Hくん「今まで、ありがとう!!いろいろ楽しかったよ!!

元気で仕事頑張ってね。

○○が最初の人でよかった。。。」



○○が最初の人でよかった。。。

言い争いしてる時にも、一度言ってくれた言葉。

泣けた。



自分「自分も、Hくんと付き合えてうれしかった。メールするから・・・」



もうメールもなし、友達としても会わない。。。

ってHくんは言ってたけど、自分はメールするからって伝えた。



自分には、正直、未練があって。。。

Hくんの腕をつかんで引き寄せようとした。


けれど、拒まれた。



すると、Hくんが右手を差し出して握手を求めてきた。


自分「なんの握手?」


Hくん「今までありがとうの握手」



無意識に手を握っていた。

そして、中々、離せない。。。



といっても、10秒くらいだったろう。



終に手が離れて・・・



Hくん「じゃぁ、行くね・・・」



自分「・・・」



最後、自分、何て言ったか覚えていない。


家では、結構怖い顔してたHくんが、

最後は優しいいつもの表情を見せてくれてた。







家に戻り、Hくんにメールを送信しようとした時、

メールの着信が。。。



Hくん「楽しいこと、辛いこと、わがまま言ったこと、

ご飯おごってもらったこと、旅行行ったこと、

みーんなありがとう・・・


○○との8ヶ月は、自分迷惑掛けてばっかでホントゴメンね。


最後はこんな感じになっちゃったけど、

ホントのこと言ってくれて嬉しかったよ。

そして、心からゴメンなさい。


自分は、こういう人間だから、前に話した通り、

これからもこんな感じで生きて行きます。


お互い身体に気をつけて、これからも頑張っていきましょう。


こんな厄介な人間に今まで付き合ってくれて、

ホントにホントにありがとうm(_ _ )m 」




胸にジーンと来た。

Hくん、俺こそ、ゴメンね。

年上なのに、全て包んであげられなかった。。。

ありがとう、ホントにありがとう。



ゲイの世界に足を踏み入れて、初めて付き合った人。


俺は、Hくんのことずっと忘れないよ。。。



そして、この記事書きながら、この9ヶ月のこと思い出してる。


勇気出してメールしたこと。

返事もらったのが飛び切り嬉しかったこと。

初めてのリアル。焼肉デート。

温泉旅行。



考えてみると、仕事がハードな中で、

時間を作って家に泊まりに来てくれてたんだよね。


それなのに、俺は、会えないことや、

家に行けない事を気にしてた。


でも、もう遅いんだね。。。

Hくんが悪いんじゃないよ。


俺がいけないんだ。


何で、言っちゃったんだろ?

今頃、後悔しても遅いけど。。。



君と、もっと一緒にいたかったよ。

一緒に行きたい場所が沢山あるのに・・・



椅子に座って、何を考えてたの?

今までの二人のこと?

俺が言ったことで傷ついた気持ちを抑えてた?



ごめんよHくん。




苦しいよ。



心が粉々に砕けたよ。






この歳になっても、恋愛べたです。

好きな人を自分から失くすようなことをしてしまう、

ダメなヤツです。




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皆さんのコメントにどれだけ励まされたことかわかりません。



本当にありがとうございました。



楽園