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Orange Diamond -松井珠理奈ファンブログ-

ダイヤの原石は、
10年の時を経て、
誰よりも輝くオレンジ色のダイヤモンドに。

今日8月31日にSKE48を卒業する松井玲奈さんの、劇場最終公演が滞りなく終わりました。

チームEメンバー全員が出演した、そしてチームEメンバー全員しか出演しない、素晴らしい劇場最終公演でした。

48グループにおける「チーム」というものを誰よりも誰よりも、理解し、愛し、大切にする姿勢を貫き通してみせた、あまりにも松井玲奈らしい素晴らしい公演でした。

光よ
地面照らしてよ
そう 今いるこの場所
行き止まりじゃないよ
前を向いて
いくつもの道が
広がってるだろ?


玲奈ちゃんがセンターを務める紅組の曲がとても好きです。どの曲も、本当に好きです。

中でも「微笑みのポジティブシンキング」を歌う時の玲奈ちゃんが好き。オリジナルメンバーではなく若手メンバーだったけど、豊田スタジアムで、玲奈ちゃんセンターでこの曲を見られてとてもとても嬉しかったです。これでもう、玲奈ちゃんのアイドル姿に想い残すことはないとまで思いました。

最後だな、と思っていたけれど、今日の劇場最終公演でもう一度「微笑みのポジティブシンキング」を見られて、嬉しかったなあ。


「2588日」で涙が止まらないという感覚を、久しぶりに味わいました。
こんな曲を歌える、こんな曲を書いてもらえる、松井玲奈という人がすごいと思いました。

彼女が歌ってきたSKE48の劇場公演曲、シングル曲、すべての曲に対するアンサーソングのような楽曲。これがソロ曲なのも、松井玲奈らしさなのでしょう。

最後の曲に「遠くにいても」を選んでくれた玲奈ちゃん。
「劇場最終公演」らしく、「手をつなぎながら」公演の最終曲を、アイドルとしての最後の曲に選んでくれた玲奈ちゃん。

生誕祭の時の発言からもわかるように、1回ずつの公演の重みはすべて同じ。公演は公演。公演の終わりは、公演の最終曲。

その曲が、旅立つ人を見送る曲であるのも、運命なのでしょう。
繰り返しになりますが、この公演で玲奈ちゃんを送り出せて良かったなと思います。

とてもとても綺麗でした。
凛として気高く、ほんの少しの破綻もない完璧なエピローグ。最後まで、見事なアイドル人生でした。

松井玲奈さんはSKE48の誇り。そして、これからもSKE48の希望です。


この数年間、何度も不思議に思いました。
W松井と呼ばれた2人のうち、どうして私は松井玲奈さんのほうのファンにならなかったのだろう、と。

私が評価したくなるような要素を、すべて持っていると言っても過言ではなかった人なのに。感情とは不思議なものだなと思います。どんなに理由をつけても説明ができない。まさに、これが恋か、と同じことなんでしょう。

少し語弊があるでしょうか。もちろん私は玲奈さんのファンでもあったのですから。
でも2人を並べて語るとき、両方を同じ位置で考える「神の視点」でとらえることは事実上、不可能だと思います。ファンであればあるほど、どちらかの側に比重を置いて、その場所からの視点で関係性をとらえるはず。

そういう意味で言えば、私は珠理奈さんに100%の比重があって、そのうえでの玲奈さんのファンでした。珠理奈さんファンとして、常に玲奈さんを見ていました。

やるべきことをほぼ完璧にこなし、自分を最もよく見せる方法を考え抜いて実践し、この大人数の女性集団にいながら群れることを良しとせず、かといって拒絶するわけでもなく、おとなしいのかと思えば誰よりも気が強く。

どうにもならないものがあることを、知っている人。自分と相手が、違うとわかってからの戦い方を知っている人。どうすれば自分は勝てるのか、強いから勝つわけじゃないことを知っているような人。勝つ方法を知っていて、勝ちにいかない人。

パーフェクトなアイドルを演じているかと思いきや、隠しきれない人間臭さが滲み出てくるような、不思議な人。

何層にも折り重なった不思議な人。
かすみ草であり、真っ赤な薔薇でもある。
月であり、太陽でもある。

色で言えば、白であり、赤でもあり。本質を見れば、透き通るような透明な色。

SKE48は月と太陽を同時に失う、どころの話ではありません。月と太陽、だけでなく、大地であり、水でもあった。芽を出し、花が咲くまでに必要なもののほとんどを、自力で備えたような人。

知れば知るほど、魅力的な人でした。
そして、驚くほど綺麗な女性になりましたね。

ただ、そんな彼女を見送っても、SKE48は大丈夫だと信じたい。


どんなに建前を言っても、握手会が根幹となってしまった48グループ。その中で、姉妹グループに所属していたメンバーであることを考えれば、この7年間、ビジネス的な意味でもっともこのグループに貢献し続けてきたのは玲奈さんだと言っても、それほど間違ってはいないのではないかと思います。

卒業を控えての数カ月、かつてないほどの破格の待遇で見送られたのは、決して不思議ではありません。事務所所属のメンバーであるかないかを抜きにしても、グループとしてこれぐらいするのはしごく当然のこととすら思います。これぐらいやって当たり前、と。

卒業後の今秋そして今冬も、順風満帆の日々が用意されているでしょう。

でも、そんな近い未来の「卒業後の姿」だけではなく、これからの玲奈さんの芸能人生が楽しみです。

瞬間最大風速のような嬉しい話より、芸能人としての確かな成功を願ってやみません。


なんといっても今年の年明けから、目標に「生き残る」と掲げた人ですから。
聡明すぎるほど聡明な人。きっと大丈夫。

また会える日が、本当に楽しみです。

これからの松井玲奈さんの歩んでいく道に、幸多かれとお祈りしています。

素敵な役者になってね。



万感の思いをこめて。
SKE48でアイドルになってくれてありがとう。


松井玲奈さん、SKE48ご卒業おめでとうございます。