赤い花
1月4日(日) まだお休みの方もいらっしゃいますね。普段の生活に、ゆっくりと目覚めていく。これから、心と体を整える・・・そんな期間に入っていきます。あわただしく、働き始めた方も、内側ではゆっくりゆっくり、新しい年へと心と体を整えていってください。新年早々に「情熱」という言葉が浮かびました。もう「情熱」なんてすっかり忘れ、枯れ枯れ状態の私が、若かりし頃の情熱まで取り戻さなくても、再び火を点けたいという想いからなのでしょう。「赤い花」を見ると、必ず思い出す方がいます。 ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*働いて間もない頃、いらっしゃると周りの空気が、まるで一変してしまうような強烈なエネルギ-を発する方に会社の落成式でお逢いしました。高官のTさんです。これは、その後、人伝に伺ったお話です。エリート官僚まっしぐらの当時のTさんに、発展途上国への辞令がでました。「 発展途上国に何故 ? 」と周りの誰もが思ったそうです。「彼は終わったな・・・」ともささやかれていたのだとか。赴任して、Tさんには、日本では考えられないようなとても大きな部屋が用意されていました。部下もたくさんいました。一見したところ快適な環境です。しかし、部下がたくさんいすぎて、何かしようとすると、私達の仕事だ。仕事を取り上げないで下さい。と部下がとんでくる。Tさんには、何もすることがありませんでした。できることを探しますが、見当たらず、Tさんは、一週間何もせずに過ごします。とうとう ・・・窓を開けることがあった ・・・ と気付きます。そして、窓を開け外を眺めると、綺麗な真っ赤な花が、あたり一面に咲いているのに驚きます。日本では見たこともない、言い表せない程の美しさに、Tさんは、花だけを見て過ごすようになりました。「幸せだなあ~。こんな綺麗な花を毎日見て、過ごすことができるなんて ・・・」何日も、何日も。「 ・・・ 」「 ・・・ 」そして、気がつくのです。 「この花を見て、綺麗だな~。と感じていては自分はきっとダメになる ・・・ 」と。それからのTさんは、毎日「赤い花」を見ては、奮起し、仕事に打ち込んでいったそうです。そして、毎日、日本の友人や仲間に連絡を取り、いつか日本に戻る日の為に、情報の入手に努められたそうです。(Tさんは終わらなかった。そして、きちんと見ている人はいた。)帰国されてからのTさんは、輝かしいご活躍をされました。☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚* ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 「赤」という色は、以前から好きな色でしたが、この話を伺って以来、単なる色ではなくなりました。「赤い花」も単に「赤い花」ではなくて、自灯明に近い存在として、私の中で生き続けるようになったのでしょう。お陰様で、以後、どんなに嫉妬の中にあっても、自分の中にジリジリと消えない灯を点け続けることができ、又、同調せず、自分の志だけを見つめて歩くことができたように想います。人間の魅力は、容姿などの外的要素だけではなく、生きる姿勢こそが人を輝かせるのだと知った出逢いでした。この「赤い花」のことを最近、思い出しました。 十数年、すっかり、忘れていたわけです。当時は、このような発想の転換に強烈な刺激を受けましたが、こういう方はどういう状況だろうと、状況を好転させ、より自らの道を太く、輝かしいものにしていくことができるのでしょう。物事が好転するか否かは、結局、ものの見方、考え方次第なのだと気付かされます。そして、全ては自分の心の中にある ・・・ と今だからわかることです。いつまでも忘れず、心に「赤い花」を携えて人生を歩いて行きたいなあ・・・と改めて感じました。このような素敵な方が日本に、いらっしゃることを知って頂きたくて、また、読んで下さった方の、生きる糧(情熱)にして頂けたら ・・・ とこの記事を再度読返し、発信させて頂くことにしました。Tさんにお逢いできたこと、本当に、心から感謝しております。ありがとうございます。 貴女の毎日が、光り輝く毎日でありますように。 今日も読んでくれてありがとう。