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作家の読んでいる本

このサイトは面白い。

【本のはなし】作家の読書道

好きな最近好きになった作家が、どんな本を読んでいるのか、載っていたので、追読してしまうかな。

大崎善生は、やっぱり村上春樹を読んでいた。大崎作品を読んで、何となくそうかなと思ったら、その通りだったので、好きになった理由の1つかもしれないと、自分なりに納得。

将棋の打つ手を考えるように文章を綴る

学生のとき、ヨーロッパを20日間、7カ国旅行した。そのときに、確かドナウ川を見たはずである。

ただ、10年以上も前の記憶って、写真などをみないと戻ってこない。人間の記憶って、いい加減なものだ。現場にいくことをのぞけば。

なんだか、ドナウ川を、もう一度見たくなった。

そこそこボリュームがあり、集中的に読めなかったので、3日かかって、今読み終わる。大崎善生の『ドナウよ、静かに流れよ』

この話は、発刊からかなり時間がたっていることもあり、ググってみても、いろんな書評が読める。あるサイトにたどりつく。2ちゃんだけど。

心中した指揮者って誰?

この話はオンタイムでも話題になっていたことを知る。ネットってすごいなーと、と同時に、何でもいいから情報をネットに上げておくと、いつか、きっと、誰かにとって、何かしらの興味を引くコンテンツになるんだろうなと思った。たとえ、いろいろ問題のある2ちゃんであっても。

それにしても、この書籍、何ともいえない気持ちになる。途中から、ノンフィクションなのか、小説なのか、わからない、そんな気分。

渡辺日実という女性が、ドナウで亡くなる過程を死後、逆からたどる話ではあるが、大崎善生の筆力というか作家のイマジネーションが加わり、この書籍の中でも本人が語っているが、単なるノンフィクションではなく、リアルな、ある一人の女性の恋愛小説に仕上がっている。・・・表現力がない説明だな。

この書籍の取材・執筆を通して、「ロックンロール」をはじめ、大崎善生の小説が生まれてるんだなーと、思った次第。

とても言葉を大切にする作家であり、将棋世界の編集長という肩書きから想像できない(やっぱり人に肩書きがあると目が曇る)文章構築力、読ませるチカラのある人だなと、小説だけではわからなかった一面を感じた。

で、想像してみた。将棋の世界って、経験と知恵を駆使し、ありとあらゆる攻めてを考え想像し、数手に絞りきり、最後に打つ手を決める。ときには何時間もかけて・・・と、以前、羽生善治の新書で読んだことがある。

大崎善生は、そんな将棋の世界を長く見て、作家に転向。きっと文章を書くときに、将棋の打つ手を考えるように、文章を綴っているのかなーと、想像する。

筆力があり、うまい文章書くなと思う人が多くいる中で、久しぶりにはまってよかったなと思える作家である。

今後も、追っかけて読んでいこ。

『優しい世代』ってなんやそれ

胃痛、十二指腸、大腸不良、腱鞘炎、肩こり、偏頭痛、貧血で倒れておでこを3針縫う、そして鬱病。肝臓系以外(幸いなことに酒には弱く)で、編集者にありがちな病気は一通りやってしまい、楽しくなってきました。三十路突入してから、ますますストレス耐性がなくなりつつあります。


発信箱:優しい世代 磯崎由美
 「僕らは貧乏だけど貧困じゃない」「お金がなくても人間らしく暮らせればいいじゃないか」

 東京でこの夏あったトークライブ。バブル崩壊後に成人した「ロストジェネレーション(失われた世代)」の20~30代が激論を交わしていた。

 パネリストのフリーターや自営業、NPO主宰者に共通していたのは「人をけ落としてまで生きたくない」という労働観だった。リサイクルショップの経営者は「社長だけ高い給料もらうなんて、オレには無理。一緒に働く人からどう見られるか考えたら、耐えられないもの」と言った。

 企業や組織を嫌い我が道を行くタイプは昔からいた。でも何かが違う。その心象風景にあてはまる言葉を探せば、少し違和感を覚えつつも「優しさ」になるだろうか。

 ニートや引きこもり、うつ病。利益優先の経済活動に適応できない若者は増えている。親たち団塊世代のように組織の歯車となり、マイホームや老後のために働く生き方には魅力を感じない。でも意欲はある。自分に向き合い、仲間と支え合い、無意味な競争にさらされない。そんな仕事を追い求める。

 「甘い」と責めるのは簡単だが、もはやその優しさは社会のシステムに完全に組み込まれ、たくさんの人が安価な労働力の恩恵を受けている。例えば介護の現場。働き手の4割が20代だ。重労働低賃金に耐える青年たちから「お年寄りの笑顔を見るとつらいことも忘れるんです」と聞くたびに複雑な気持ちになる。

 いつか彼らも老いる。その時、どんな世の中が待っているのだろう。(生活報道センター)

毎日新聞 2007年9月12日 0時31分


「利益優先の経済活動に適応できない若者は増えている。」というのは、最近のマスコミの常套句。これはほんと一面しか書いていない。現に、ホリエモンが登場したときは、「20代でもできる」と若者(この"若者"の定義もわからん)を持ち上げていたではないか。


この記者は、きっと40代バブル世代かな。もし、20代30代の同世代だったら、デスクに赤入れされて書かされた記事としか思えん。マスコミという特殊な業界に席をおくものとして、記者らしい記事を書かなきゃいけないんだろうな。それは、それとしてしゃーないと理解もできるのだけど。


20代30代の同世代記者だったら、この記事のような価値観を持っている人が大勢を占めていないことが、周りの友人を見ればわかるはず。なんだか、すごい不快な記事だ。2ちゃんのリンクで見た記事なので、スレには「激しく同意。」とあったけど、2ちゃん向けに書いた記事みたいで、酷すぎる。


ホント、2ちゃんに「マスゴミ」っていわれてるマスコミ、新聞社(毎日新聞だけじゃないけど)だな。読まんかったらよかーったっ( ̄へ  ̄ 凸

はまってしまい大人読み

いつものパターンだけど、大崎善夫にはまってしまった。

先週の金曜日に『ロックンロール』を読み、おもろくなり、『パイロットフィッシュ』『アジアンタムブルー』と月曜日に読んでしまい、今日の出勤前に駅中で『ドナウよ、静かに流れよ』を買い、帰宅帰りに『孤独か、それに等しいもの』『九月の四分の一』を購入。
#すべて、文庫ってところが、小市民だけど。。。ついでに、石持浅海の『水の迷宮』も購入。

この間は山本文緒、その前は石持浅海、その前は荻原浩、その前は伊坂幸太郎。

この半年、比較的、最近の作家、とくに自分の中では、山本文緒みたいな、女性向けの作家に、久しぶりにはまる。大崎善夫も、どちらかといえば、女性読者が多そうな感じもするし、恋愛小説は、まさに恋愛中な人が読むことが多そう。

恋愛小説を読むと、恋愛していたときを思い出す。特に大学生時代。いいなー、戻りたいなー、せつなむずかゆい気分になるなー・・・などと、いろいろ郷愁にかられる。

若いとき、可処分時間がたんまりあるときは、可処分所得はないわけで、三十路を越えたら可処分所得はそれなりにあるが、可処分時間はないわけで。

恋愛って、可処分時間がないと、集中できないなーて思う。合コンなどは、恋愛ではないし、本気の恋愛って、時間がないとできない、と自分は思う。

そう考えたら、定年退職した人たちは、両方を持つので、熟年層の恋愛小説って、今後はやるかもね。昔はやったW不倫的なものでなく、もっと普通の恋愛もの。

ま、自分でそれを行うためには、いろいろハードルがある。
たとえば、そもそも恋愛対象になる"いけてる大人"になっていて、結婚もし、子供も離れ、浮気なんぞ関係ないっていう夫婦とも自由な関係であれば、年くっても、恋愛ができるかな。

これって、ハードル高いのかしら。ちょい妄想。

くるりと読書

音楽が洋楽派であるが、以前より邦楽も聴くようになっている。
最近はまっているのは、くるりとアンジェラアキ、スガシカオ、アジカン。

本を読むときは、大抵音楽を聴きながら読むことが多いけど、邦楽を聴くと歌詞を聴いてしまい、本に集中できない。

でも、くるりだけは、なぜか読書にマッチする。くるりは、1stから全部聴いているけど、アルバムごとに、曲調が違う。どんなアーティストもアルバムごとに変わっているけど、ほんと、くるりは、パターンを変えてくる。自分と同じく、岸田くんは、飽き性なのかな。詳しい理由は、知らないし、わからない。音楽がよければ、それでいい。

で、最新のアルバム"ワルツを踊れ Tanz Walzer"は、非常に読書に合う。
ウィーン録音というのも、その1つの一因なのかしら。

ウィーンは、自分の少ない知識では、クラッシック、音楽の都。現象学のフッサールの出身地。そして、オシムがユーゴ代表のあとで監督していた、グラーツがある国。そんなもの。

一度いってみたいな。

話が飛んでるが、くるりと読書の心地よい関係。どこにこれがあるのか、考えてみよ。


本を読む場所

いつから"読書"をするようになったのだろう。。。

自分がいちばん読む場所は、電車の中。iPodで音楽を聴きながら読むのがいちばん多くて、貴重な時間である。

読む本はいろいろ。小説だったり、ビジネス書だったり、啓蒙書だったり。。。でも、電車の中でいちばん読めるのは、自分の場合、ビジネス書かな。
電車って、なんかビジネスモードだったりする。なんだか、切ないけど。純日本人、働きマンみたいな感じ。

次に読む場所は、寝る場所。ベッドの上だったり、畳の布団だったり、寝るタイミング。そこで読むのは、小説か哲学書系が多い。

3番目に読む場所は、サテン。サテンで読むものは、特に決まっていない。ひたすら、時間をつぶす目的で読んでいることが多い。もしくは、現実逃避。

読書もTPOってあるのかな。乱読派の自分は、場所によって、読む本のパターンがだいたい決まっていけるど。この間の夏休み、はじめて意識的に、読む場所と読む本を変えてみた。

電車(長野から名古屋に抜けるため)に5時間ばかし揺られて読書していたが、そこで読んでいたものは、小説と哲学書。普段、寝る前の緊張感をなくすために、読むことが多い小説であるが、思いっきり時間があるので、小説と哲学書を読んでみた。通勤電車で、小説を読むときと、ひと味違う。

旅するときに、読む本って、選ぶのが難しい。乱読派で、同じ本を何度もあまり読まない自分にとっては、"これ"っていうものがない。

一生掛けて、何度も読み返す本。それを見つけておくのも、旅の秘訣かなと、夏休みで電車にのって、改めて思った次第。

Jeff Beck

大崎善生を読んでいて、Jeff Beckの"Cause We Ended As Love"が出てくる。渋すぎ。
Led Zeppelinも。ブリティッシュロック好きなのね。大崎善夫。

大崎善生

ロックンロール
パイロットフィッシュ
これから
アジアンタムブルー

村上春樹を高校生のときに読んだ感覚に近い。三十路ゾーンにいると、なぜか感傷深くなる。というか、今の自分の精神状態が、こういうモノを求めているのだろう。

大崎善生と平行して、池田晶子を読んでいるが、何か共通点を感じる。記憶と今。大崎善生は記憶、池田晶子は今。

今を生きることとは、過去があって今がある。過去を振り返るのは、今があるから。
なぜか、そんなことを考えてしまう。

何もする気にならない日。何もしない(といっても本を読み、メシを食うことはしているけど)日。非常に贅沢な可処分時間。
でも、考えることで、それなりに脳の中は忙しい。

ロックな親父 + エグザイルス = ロバート・ハリス

J-waveのナビゲータで、いつも語っている内容が、オサレで渋いナーと思っていたが、たまたま書店で見つけて、近くのドトールで1時間で読む。

ワイルド・アット・ハート 眠ってしまった冒険者たちへ
ワイルド・アット・ハート 眠ってしまった冒険者たちへ ロバート・ハリス

東洋経済新報社 2007-07-20
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はじめに、団塊の世代に向けて書いているとあったが、ロバートハリスが団塊の世代だとは知らなかった。40代後半の人かなーと、勝手に思っていた。内容を読んでみても、若い。

読み進めると、これまた自分と同じ病気になっていたと知る。
吉田拓郎も鬱病だと前にニュースになっていたが、著名な人も最近は、隠さないのね。

で、団塊世代に読んでもらいたい、副題の「眠ってしまった冒険者たち」とあるが、20代から30代、40代が読んでも、いける口の書籍である。

感情の流れが悪くなったら、「人間、落ち込むときは気の済むまで落ち込めばいい。でも、落ち込んだことに対して落ち込んではいけない。」とある。オシムの ような哲学的表現であるが、「自分がどれくらいものを知らないかを起点すると、頭はどんどん柔軟になっていく。」とあった。

これこそ、まさに今の自分にぴったりな表現だと思う。

女の尻を追いかけ、知的好奇心さえ失わず、いまもっているものをすべて捨ててでも、1からやり直せば、それでいいじゃないかって。男でも惚れるね。この人。

だぁり~と思っていても、周りを気にして、ひとより早く情報を仕入れないととか、勝ち組、負け組などと表層的な出来事に振り回されている自分があったりするが、そんなもんくそ食らえと思う。でも、まだまだだけど。

この人が、どんな苦労をしてきたのか、文章でしか知ることができないけど、きっとひどい、やばいこともやったんだろうなと思う。それを反省する意味もあっ て書いたのかな。それとも、団塊の同世代のくさった野郎に向けて、もっと自分を好きになって、やることやろうぜ!的なことを、いろいろ言いたかったのか な。

背広組を笑っているのは、共感。やっぱり、自分を解放しなくては。
バリ島に行きたく、旅に出たくなる書籍である。

自分に正直な人、自分を本当に好きな人、自分をあきらめない人は、やっぱり強い。

山本文緒にはまる男子

三十路男子が山本文緒にはまる。同じ病気を持ち、この書籍が復活第一弾とはしらなかった。1カ月ほど前に、ジャケ買い。カバーにひねりあり、amazonでは帯なしだけど、シアンの帯がきれい。


再婚生活
再婚生活 山本 文緒

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たしか中吊りで白いくすりの写真と「ごめんよ、私の体。こんなに悪くして。」とあわせたキャッチがあり、うろ覚えで書店に。小説ではなく、これはエッセイ。でも、おもろい。直木賞をとった人だとは知っていたが、女子が読むジャンルを書く人と、自分の中で思っていて、まったく著作物は読んでいなかった。


相方を「王子」と呼ぶことに、なんとなく違和感、むずがゆさはあったけど。「プラナリア」と「恋愛中毒」と賞を取ったものを読んではまる。本をわりと読む女の子に聞くと読んでる、おもしろいよーって、聞いた。で、自分も、両作品とも読了後、感傷に浸り、ちょい涙する。「恋愛中毒」は、タイトルにある「中毒」の意味が途中までわからなかったが、最後で騙されていたと気づく。ある種、女の怖さを感じる。


自分は、主人公ような女性が見分け付くがどうかわからない。女性作家は、幸田真音や高村薫、桐野夏生のミステリー硬派な作家と、塩野七生、吉本ばななくらいで(林真理子は昔読んだかな)、いわゆる女性的な作家の書籍は読んでいなかった。女性作家は、恋愛中や失恋中、離婚協議中な状態で読むと、男子にもささるかもしれない。


おもしろいと感じたのは、そのときの精神状態がすべてなのか・・・山本文緒を知らない男子は、一度、読むことをおすすめする。男子、女子とわけるのもなんだけど。