今後は
書籍紹介以外も掲載していきます。
それにしても、昨年はひょっとして自分自身生まれてから初めての挫折を味わった年のような気がする・・・・
やること為すことのほとんど全てが思うようにいかなかった・・・
1月から11月半ばまで・・・・
でもよく考えるとその苦しみを乗り越えられたから今の自分があるんだろうなぁ・・・
と・・・ここで話は変わりますが書籍を紹介します
久々の書籍紹介です。
題名:いつか、虹の向こうへ
内容:
尾木遼平、46歳、元刑事。職も家族も失った彼に残されたのは、3人の居候たちとの奇妙な同居生活だけだった。家出中の少女が彼の家に転がり込んできたことがきっかけで、ある殺人事件に巻き込まれてしまい…。新人離れした筆力で綴り上げた、痛みと再生の物語。第25回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞W受賞作。
感想:
最初から最後まで一気に読める本でした。
内容は上述の通りですが、最初の少女との出会いから同居するきっかけ、そして殺人事件に巻き込まれ、事件の解決まで読んでいてその場面場面の光景が目に浮かんでくるようでした。
数年前にこの作品はテレビでも放映されたようですが、その時の主人公が石田純一が演じたということに関しては正直残念な気がしました
読んで頂ければご理解頂けると思われますが、主人公は非常に粗野で荒々しいイメージがあるからです。
何はともあれ本当に面白い作品ですので、これを機会に夏休みの間に一度読んでみてはいかがでしょうか・・・
デリバティブの落とし穴―破局に学ぶリスクマネジメント― 可児滋著
敗者こそが最高の教師だ!ベアリング、LTCM、エンロン―彼らの失敗の本質をつきつめることがデリバティブ理解の最短ルートだ!6つの巨額損失事件で、取引の仕組みとリスク管理の実際が理解できる全く新しいテキスト。
感想:
現在、私が携わっているのがこのデリバティブの仕事であるのだが、この「デリバティブの落とし穴―破局に学ぶリスクマネジメント―」という書籍に出会った事で、デリバティブ取引におけるリスク管理の重要性といものを学ぶ事ができた
非常にすばらしい参考書である
近年、株式取引、投資信託の取引など以前は非常に敷居の高いと感じられていた金融取引のニーズが高まり老若男女を問わず、個人投資家と呼ばれる人達が目覚しく増加し、この金融取引の世界に参入してきている
さらにこの個人投資家達は、少ない金額で大きい金額を動かし、大きな利益(逆に失敗すると多額の損失となる)を得られる信用取引に興味を持ちこれらの取引が増加してきた
しかし、個人投資家達の欲望は際限がない上、個別の銘柄選択などの煩わしさから開放される為、かつては機関投資家主体であった、所謂、証券デリバティブ取引に興味を抱き、株価指数先物や株価指数オプション取引の世界にまで踏み入ってきた
この証券デリバティブ取引は非常に少ない金額で大きな金額を動かし(所謂レバレッジの効いた取引)、その上、対象が指数である為、個別の銘柄を選択をする必要がなくなり、証券デリバティブ取引の拡大は目覚しいものとなっている
そんな中では当然のことながら、いかにして取引をしていけば利益を稼いでいけるかというトレードに関する書籍というものが大量に出回ってきているのであるが、その一方でこれらの多大なリスクのある取引に関するリスク管理の重要性を示唆するような書籍というものは殆どと言っていいほど、出回っていなかった(金融機関向けの小難しい書籍は大量に存在するが・・・)
この為、この「デリバティブの落とし穴―破局に学ぶリスクマネジメント―」が出版され、購読した時には非常に感動した訳である
これ以降、私はこの書籍を常に手元に置き、バイブルとしている
今現在、デリバティブ取引をしている方やこれからデリバティブ取引を始めようと考えている方は是非、一度手に取って読んでみて頂きたいと思う
この約一ヶ月ばかりは私用で忙しくブログ更新ができなかったが、これからはまた毎日と言わずブログ更新をしていくように心掛けたい