総合内科専門医、糖尿病専門医の私のオリジナルの体重管理法です。

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肥満、痩せすぎで健康障害に悩む患者様の体重管理に役立つ、簡便で継続しやすい方法を開発しました。現在アプリの開発中ですので、完成したらお知らせします。

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長時間の空腹時間を推奨するダイエット方法は、日本消化器病学会の胆石症予防ガイドラインに反する危険なダイエット方法です。
 
日本消化器病学会は、日本人の消化器疾患予防のために、種々のガイドラインを公表しています。
 http://www.jsge.or.jp/guideline/disease/
胆石症予防ガイドラインは、健康な人にも胆石症予防のために朝食からの規則的な食事習慣を推奨しています。
1日断食して1440~2160kcal食べずに減る体脂肪は、わずかに0.2~0.3㎏で、ほとんどの体重変化は一時的なものです。
体脂肪1㎏=7200kcalの蓄積=100㎞のウオーキングのエネルギーだからです。
持病がなくても、体調に不安がない健康な人でも、朝食からの規則的な食事習慣が胆石症予防には重要です。
胆石症は、短期間の絶食でも有意に発症率が上昇することが報告されていますが、
4~6㎏の減量でも、上記の理論的に延べ20日の断食が必要ですから、減量効果を得るには長期、多数回の実践が必要です。
以上は、私の意見ではなく、日本消化器病学会のガイドラインと、基礎医学がら導かれる事実です。
また、朝食を抜くだけで、脳出血のリスクが上昇するという報告がされています。
 
高度肥満の治療には、胃バイパス手術などの侵襲的な治療があります。しかしながら、常に、リスクとベネフィットを考慮して、最適な医療を提供するように医師はエビデンスをもとに検討します
一般的な肥満解消には、3食を規則的に食べながら量の調整、間食を調整することが、最初に行われる基本的な治療です。
 
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