今月のプログラムは「こどもの生きる力を育むpart2」でしたが、参加者の方がそれぞれの近況報告をお話ししていく中で質問や悩み事があり、主にそれらに答えてくださる講習会となりました。
お子様がストラテラを服薬し始めて…
薬が効いているように思えない。。
薬を飲んだからと言って、何かができるようになるわけではありません。
元々身についていなければ薬を飲んでもできるようにはならないのです。
例えば、お片付けが元々身についていなければ、薬を飲んだからと言って片付けができるようになるわけではありません。
考え方としては、薬は補助剤。服薬することで気持ちが落ち着き、集中している間に片付け方を習わせることで身につきやすくなるそうです。
ストラテラははじめ感受性が高くなり、周りの刺激を受けやすくなるそうです。周りにうるさいお友達を見つけると反応してしまい、文句を言ってしまうこともありますが、飲み続けることで感受性が穏やかになって過ごしやすくなると先生がおっしゃっていました。
服薬すると目立つ問題点が変化していきます。目立つのは行動です。
行動はどうやって出てくるかというと
本人の体質
×
環境
×
スキル、経験 から成り立ちます。
〈本人の体質〉
脳が人一倍物事に対して反応しやすかったり、感受性が高くなったりと行動にではじめ、
そのバランスをうまく調整するために薬を使います。
服薬することで整理されていき、落ち着く事ができるのです。
その他、講習会の中で詳しく説明してくださいました。
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近況報告の中で断り方の悩みもあがりました。
「ずっと通っていた美容室で、段々と色々なものを売りつけられるようになりました。断れずにそのまま連絡を取るのをやめてしまいました。」
断り方を身につけることも大事なコミュニケーション能力の一つ。
例えば、ご飯を誘われたときに断りたいとき、どうお断りをしますか?
LINEでのやり取りが主流になってきている今、
近頃の方は対面でのやり取りに慣れていないため、都合が悪ければ「ムリ」「ダメ」と返す人が多いようです。
大人になって会社に入ったとき、「ムリ」「ダメ」は通用しないですよね。
そこで人付き合いの型を4つ、先生に紹介していただきました。
人付き合いの型を身につける事で、上手にお断りができるようになります。
是非試していきたいものです。
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今回のように内容を一部変更して、
先生に聞きたいこと、悩み事等を直接相談することもできます。
ペアレントトレーニングに参加をする事で、同じ悩みを抱えた人にも出会えるので
一人で抱え込まず、是非、ペアレントトレーニングに参加されてみてはいかがでしょうか?
どなたでもお気軽にお越しいただけます☺️❗️
沢山のご参加、お待ちしております✨
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〈参加者の感想〉
◯服薬の話を聞くことができ、とても勉強になりました!
◯薬の内服についての認識が間違っていました。本人が落ち着いて指示が入りやすいときに教えたり、一緒に行う経験を重ねることが大切だとわかりました。
◯環境を整える(本棚にカーテンをつける)等、刺激になるものを今一度見直してみようと思いました。
◯事業所の5領域について考えることが多いため、相手の行動の受け止め方によって行動等決まり、その受け止め方は過去の経験によって決まると言うことに改めて気が付きました。認知や行動の領域について改めて考えてみたいと思います。
◯誰に聞いたらいいのかわからない話を聞くことができてよかったです。