フライング3.11 | B型乙女座おやじ、時々… A型オシャレ番長

B型乙女座おやじ、時々… A型オシャレ番長

B型で乙女座なおやじが、反抗期のA型でオシャレな番長さん(一人娘)に翻弄されたり、マラソン頑張ったり、トライアスロンに挑戦したり、バタバタやってます。




ざっす!


この記事をざっす!で始まるのも何なんですが、


震災から10年



ってか、
正解には明日なんですが、


おっさんには、
明日別記事をアップをしないとならない理由があり、


☆☆☆



このブログに当時のおっさんの状況、気持ちが綴られてますが、


お暇な方は是非読んでみて下さい。


しかし当時は、ちゃんとまじめにブログ書いてたな〜


まあ気持ちだけは当時のままですが。


そして、
今回はこのブログの内容のとある出来事について、
詳細を書きます。


3週間連絡の取れなかった石巻の取引先社長の話です。


金曜日に地震が起き、
土日は各々自分の生活で一杯一杯


月曜日出社してまずしたことが、
取引先の安否確認


仙台市内から宮城県内の主要取引先へ、
ひたすら電話


その中で唯一繋がらなかったのが、
石巻の社長


事務所が石巻漁港の目と鼻の先の距離(言い方おかしい?)一番心配な取引先でした。


いくらかけても
「電波の繋がらないところにいるか、電源が入っていないためかかりません」のメッセージ。


毎日毎日かけ続けました。


生存を信じているものの、頭の中で海の中を漂う社長の姿がよぎったり…


そして漁港の方まで車で入っていけるようになり、事務所に向かったけど、


そこにあるはずの事務所は跡形もなく…


もしかしたら…
やっぱり…
どこかでそんな考えが頭から離れない、3週間経った週末


会社の携帯には基本休日は滅多に着信が無いんだけど、

0225〜(石巻市の市外局番)からの着信


何だろ?
出てみると、


なんと社長でした!!


泣きました!!


社長側では、
幾度となく、おっさんからの着信通知があるんだけど、出れないし、向こうからも繋がらない。


そして、
まだ電気も通って無い中、


この社長の会社は、電話工事会社なんだけど、


自宅にアナログ回線を引き込み、電話を使えるようにして、かけてきたわけです。


知ってました?
アナログ回線は基本停電でも電話繋がるの。
まあ、大前提として電話機自体が電力を必要としないものになりますけどね。


地震が起き、
社長はまず社員を全員自宅に帰して、
奥様も一緒に働いていて、2人も自宅に帰ったそうです。


そして、そこで津波


逃げる間もなく自宅も浸水、
急いで2階に駆け上がるも、奥様は水に浸かり、社長が2階に引き上げたとのことです。


その後
他の場所に仮事務を間借りし事業を再開


自身も被災者なのに、通信設備の復旧に尽力


それからは、
過去記事の通り同じ場所に新社屋を建て、今も元気に頑張ってます。


☆☆☆


今年こそは
5月の仙台国際ハーフマラソンが開催され、仙台に帰りたい!