大切な人を殺された者は言う。「犯罪者に復讐してやりたい」と。凶悪な事件が起きると人々は言う。「被害者と同じ目に遭わせてやりたい」と。20××年、凶悪な犯罪が増加する一方の日本で、新しい法律が生まれた。それが「復讐法」だ。目には目を歯には歯を。この法律は果たして被害者たちを救えるのだろうか?第33回小説推理新人賞受賞。大型新人が世に問う、衝撃のデビュー作!!
内容は重い内容だけど、さくさくっと読めてしまう作品です。
まず小林由香さんの発想、設定が素晴らしいと感心しました。
今後の小林作品を、期待させる本ですね。
なんて、上から発言ですが、全ておっさん個人の感想ですからね(笑)
近未来、復讐法が施行されたとしたら…
その時、自分が選択を迫られたら…
どうするだろう…