今年の感動の箱根駅伝を観た直後から、読みました。
今迄、箱根駅伝を題材にした小説は、いくつか読みました。
チーム@堂場瞬一
強奪 箱根駅伝@安東能明
デッドヒートⅡ@須藤靖貴
デッドヒートⅢ@須藤靖貴
そして今回の
「風が強く吹いている」
それぞれに読み応えのある作品でしたが、今回のこちらは、まさに「純度100% の疾走青春小説」でした。
青臭いことを言えば、夢・情熱・ひたむきさを思い出させてくれました。自身の大学時代に後悔はありませんが、こんな気持ちを当時もっと強く持っていたら、また違った青春を送っていたんだろうなと、想像したりして…
特に後半のレース部分は、このまま永遠に襷を繋ぎ、永遠に走り続けてもらい、永遠に読み続けたいと感じました。
襷を繋ぐ10人のランナーが、それぞれに個性的で、魅力的で、走る10区も適材適所。筆者の表現力・取材力・構成力に魅了されました。
三浦しをんさんの作品は、実は今回が初めてでした。ひとりひとりの人間を表現するのが、上手いと感じました(あくまで個人の感想ですが)これを機に、別の作品も読んでみようと思います。
あとこの前、しげちゃんが、「風が強く吹いている」のDVDを観て、感動したってブログに書いていたので、観ようと思います。
って、仙台のDVDは再生機能が壊れてました。
残念…
せっかく、在仙単身週末なのに…