娘と9月半ばにブックオフに行ったとき、タイトルだけで買いました。
最終的読み終わったのが、この前の3連休。
実に半月以上かかりました。
正直、前半から中盤にかけては、場面が切り替わり過ぎ、つかみどころがなく、途中でやめちゃおうかな?と思いました。(あくまで個人の感想ですよ)
ところが箱根駅伝2日目、山下りがスタートしたと同時に、物語の本質が見えてきて、ヒートアップして一気に読み切りました。
後半楽しく読めた分、最初からもう一度読めば理解が深まる気もしますが、結局は読まないかな?
ただこういった作品には珍しく、テレビ局名、大学名が実名で使われています。
そういった意味では、同じ箱根駅伝を題材にした堂場瞬一の「チーム」とは、また違った趣きのある作品には違いありませんね。