部下をそもそも持った経験のない私が、いきなり複数人の、しかも異性の外国人の上司になった。
夫の国の人たちだから、だいたいはわかっているつもりだった。が、同年齢の夫とはジェネレーションギャップがあった。かつ、夫は20代に来日し、日本で社会人としてのルールやマナー、礼儀を身につけたから当然できあがり?も違っている。少しは参考になるけど、夫は日本でたくさんのことを身につけたのだなあと知らされることも多い。
外国人だからこそとるべきやり方、外国人だからこそ控えるべきことはあると思う。異文化で育った者どうしだから違って当たり前という前提は常に意識しておかなくては。
日本の会社とはいえ、ここは外国。相手の文化を尊重する姿勢を常に忘れないことも大切。ここは譲れない、ここは絶対にこちらのやり方に従ってもらう、ということは何度でもしつこく言い切ること。これも大切。
そんなこんなで半年経った。今は言うべきことはタイミングを逃さず言えるし、しそうな失敗を予測し、あらかじめ予防線を張っておくこともできるし、まあ、苦労することなくやれてるかな。
部下ってありがたい。体力や記憶力の落ちた私を助けてくれる。記憶力はメモすることで補えても、体力面で助けてくれるのはホントたのもしい。写真にあるように、頼めばお薬も買ってきてくれたり。
おまけにこの国の人たちは、食べ物でのもてなし上手だから、ちょっとした果物の差し入れをしてくれたりすると、疲れているときほど嬉しくて。こういったこと、日本でもあるけど、そのしかたがよりスマートで、いいタイミングで来て、何度癒されたことか。(この単純さはここでは強み笑)
相手のいいところをちゃんとさせてあげて、こちらも喜んで受け止め、give と take を交換し合う喜びを日々大切にすると、異国だからこその格別の心地よさを味わえる。人間っていいな♪と日本昔ばなしのメロディにのせてつぶやきたくなる。
もちろん面倒なことはたくさんある。理由つきで説明してもなかなかわかってくれなかったり、何度も同じこと言わないといけなかったり。でもそんなときにこちらもちょっとした食べものでお返ししながら押し込む笑。これはここでは当たり前の有効なやり方らしい。そんなやりとりでうまく進んだりするならお安い御用と思ったりする。
そんなこんなの経験から、ルールだから、とそれだけで従う日本人の特異性にも気づかされた。合理的だけどちょっと味気ない。これは幼い頃からの教育の結果かな、それともDNAレベル?我が子たちから考えると教育かなと推察するけど。
