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家族日記

2013年11月に肺がんが見つかった父の事を日記にしています。

散髪をして欲しいという電話でした。
何事かと心ざわつく。
実家や父からの着信、嬉しいと思った事はない。
ごめんね、私、大事にしてもらえたらこんな風に思わなかったのかもしれないけど、嫌な思い出ばっかりで悲しい。
散髪はしに行くよ。
でも私、散髪屋じゃないんだよ。
なんでど素人が自分の散髪や家族の散髪、出来るようになっちゃったか?て誰か考えてみてくれないかな。
散髪が好きだからじゃないし、オシャレだからじゃないし、器用だからじゃない。
全部間逆。
15歳から自分の髪切ってる。
両親の髪も切ってる。
父親は寝たきりになっちゃったから、私が散髪できて良かったと思ったけど、私ができなきゃできないで良かったんだよね。
私が寝たきりだったらどうだったろう?
誰か髪を切ってくれたんだろうか。
今はやっとちゃんと美容室に行けるようになりました。
自分の髪、切りたくて切ってたんじゃない。怖くて美容室に行けないから切ってた。
今はもう怖くない。それが嬉しい。