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(@DIME)

 まもなく、6月になる。そろそろ、春先の人事異動のドタバタも、落ち着いてきた頃だろう。もしかすると、この春、早く昇進した同期のことが気になってしょうがないという方もいるだろう。本音は、ライバルは昇進したのに自分は今のまま据え置きで、差をつけられた気分でブルーになっているというところだろう。こういう状況に陥ると、どうしても、やる気を失ってしまう人が出てくる。今回は、ライバルに先を越された時のモチベーションの保ち方を紹介したい。

1.ライバルの昇進は、本当に「光」なのか?

 特に同世代の人が、課長補佐、課長、部長などに昇格する時に、眩しく見える場合が多いのではないだろうか。自分は昇格できず、今のポジションのままなら、一層に輝いて見えるのだろう。そうなると、どうしてもやる気を失ってしまうことがある。だが、ここは冷静に考えたい。自分がうらやましく見える人たちの昇格は、本当に「光」なのかということを。もしかすると、本人にとってはそれは不本意な人事であり、つまり「影」にいる心境かもしれない。人事とは、一寸先は闇であり、そこまで簡単に「光」や「影」とは区別ができないものなのだ。

2.自分は本当「影」であるのか

 自分は、本当に不遇な人事を受けているのか、ということも冷静に考えたい。たまたま、この春は昇格できなかったのかもしれない。だが、1年後には昇格しているかもしれない。今が「影」であったとしても、あっという間に「光」に変わる可能性は大いにある。具体的な事実も根拠もナイキ フリー ナイキ レブロン いのに「自分はダメなのか」と思い込むのは間違いだ。

 一定の規模に達している会社ならば、社員間の実績や成果はそれほど大きな評価項目にはならない。採用、育成、配置転換、評価などがきちんとしていれば、むしろ、その差は小さいケースが多い。だからこそ、皆でチームワークを生かし、大きな仕事ができる。その結果、高い業績を維持することができる。社員数が10~30人の会社などは、社員の間の実績や成果が大きいから、チームとしての仕事がなかなかできない。それによって、途中から業績が伸び悩む傾向が見られる。

3.人事の「からくり」を理解する

 ライバルの人事に嫉妬して、やる気を失ってしまう人は、人事のからくりを心得ていないケースが多い。会社の人事とは、端的にいえば、相対評価。採用試験で、筆記や面接で1番の成績を収めたとしても、すぐに内定が出るわけではない。社長が「こんな奴は雇えない」と言えば、不採用になる可能性が高い。このあたりが、採用試験と大学受験との違いだ。配置転換、昇進、昇格、さらには、リストラなどでも、このように人事権を握る人たちの考えで、部下の査定は変わってくる。つまりは「光」も「影」も表裏一体であり、数年後どうなっているのかなんて、100%わからないのだ。

4.他の会社の人と話してみる

 他の業界や他の会社の人間と情報を交換することで、人事のあり方を広く捉えてみたい。程度の違いはあれ、ほとんどの会社の人事評価は相対的に決まる。決して大学受験のように単純明快ではないのだ。「光」の時期があるならば、「影」の時もあるのが、会社員。他社の人とじっくり話すと、そのような現実を思い知ることができるはず。日頃から視野はできるだけ広げておく必要がある。

5.仕事以外のことに目を向ける

 他人の人事などに嫉妬し、やる気を失う人は、目の前のことに心が奪われている状態だ。であれば、逆に、家族のことや友人のこと、趣味などにも目を向けるようにしたい。会社員を続けていく限り、人事で一喜一憂することは付き物。これは誰もが経験することだ。

 それが、不本意な人事であったとしても、長く引きずらないようにすることが大切。趣味などを持つと、精神状態などは早いうちに切り替えられる。この気持ちの切り替えが大切なのだ。この時期、同世代の社員の人事をねたんだり、うらやましく思えることがある。そのこと自体は問題ではないが、それでやる気を失ってしまうことだけは避けたい。来年はどうなるか、わからない。それが、会社の人事なのだから。

文/吉田典史


ジャーナリスト。主に経営?社会分野で記事や本を書く。著書に「封印された震災死」(世界文化社)、「震災死」「あの日、負け組社員になった…」(ダイヤモンド社)、「非正社員から正社員になる!」(光文社)など、多数。

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