あなたの業務内容はなんですか?
これを一言で即答できれば良いのですが、なかなかにそうはいかない
そもそもITが持て囃される前から流通革命が起こっていた、そこにIT革命がやってきてさらに政治が後押しして日本の社会構造が大きく変わったのに自分の商売だけがそのままなんてことはありえないよね
20年前と今現在では本当に環境が変わりすぎている、しかし業態が変われずに苦しんでいる企業も多い
マスコミ(笑)ってヤツラはすぐに中小零細の代表のように町工場を特集するが、彼ら以上にもっと苦しんでいる企業は山ほどあるんだけどな
まあ彼らも変革の波に飲み込まれた業種ではあるんだけどさ

前からずっと書いていること、つまりIT化より先にすべきことがあるというのは実はここの時点の話なんだよね
変わり行く先を見据えて、自分達はどこでどういう収益を確保して生きて行くのかを考えて戦略を立てた上で戦略的にIT化をしなければ意味がないってこと

百貨店が最近話題になることが多い
物が売れないと言う、そりゃそうだ、今のご時世別にあんなに混雑した店頭に行かなくてもネットで買えばいいんだもん
じゃあなんで百貨店がネットショップをやらないんだ?って思わないか?
カタログショッピングには進出してるんだっけ?
もう百貨店の店舗の存在意義なんて物産展会場としての場所の提供か、もしくは現物が置いてあるだけのアンテナショップ的な意味合いしかないと思うんだ
名古屋の百貨店で値段の安い商品を並べて顧客を呼び込むなんて戦略やってたがそれじゃ上顧客は逃げて行ってしまうし本末転倒だろうにと

すると変えなければならないことが多くなるわけだ

アンテナショップにしたからといって売上が0になるわけじゃない
当然現物が目の前にあれば買いたいのが人間ってものだから売上はあがるだろうが問題は商品の現物を見てさらに商品を説明したりその気にさせたりということでありフィニッシュをそこに持っていかなくてもよくなる訳だ
商品が気になって手にとって話を聞いて、でも考えて
臨時収入なり給料日後にでもネットでぽちっとしてもらえばいいわけだからさ
だから店の評価基準を変えなければならなくなる、それに店員の意味合いも評価も賃金体系も全部変えなければならなくなる
さらにテナントさん達の収益構造などなど
そこまでするならやらない方がいいとすら思えるくらい多くを変えなければ生き残れないだけだな
全部を一気にやるのは不可能だけど、そういう方針でいくつか試験的に始めてみればいいということすらできないわけだ

組織の最終目的は自分自身の存在意義を守りぬくこと

存在意義を否定されいじくりまわされることには絶対に賛成してくれないわけだなw
官僚の改革が進まないと言うが、実は自分たち自身も会社の業務改革にはいつも不満を言っているということを思い出してみれば笑えるんじゃないかな?

あれ?何を書きたいかボケてきちゃったぜ
風邪引いてるからごめんね
ってことで、これだけ急激に変っている世の中に対応するためにはまず経営者のビジョンが大切
世の中の流れがこうだから自分たちの立ち位置はここで、この立ち位置で収益を確保するためにはこうでなければならないというビジョンね
舵取りが経営者の仕事なんだからさ
そこにたまたま現代だとIT技術ってのが入ってくるだけだから、ITありきでの業務改革はもうそろそろやめましょうね
これは書き始めるとキリがないほど多いw

そもそもIT化という中で自社の商品をネットで売ってはどうか?と提案されたことが一度や二度はあるだろう、そして多くの企業がその中で苦い経験をしていることと思う
何故だろう?と考えることもなく
「ああ、この商品はネットで需要がなかったんだ」
と慌てて撤退するんだ

このブログ冒頭から書いているが、IT(本来はICTと書くとわかりやすい)とは情報とコミュニケーションの技術発展のことをいうわけだ
だから自動販売機を世界中に向けて配置したんだ!と言うのは一理ある
だがそれだけでは足りないのだ
こういう技術開発が難儀なだった10年前ならばそれだけでも競合はいなかったであろう
おれも便利なフリーソフトがなかったのでいくらか出していただいてガリガリ手で書いたものだ
今でもそのカートシステムが現役で動いているから驚きなんだけどさ

そんな話じゃなかったね

今じゃ楽にネットショップを運営できる
それこそ数十万円払えば楽天やヤフーにショップを出すことは簡単だし、それを加工しておしゃれなショップだって出せる
つまり自動販売機の設置は楽に行えるようになったということ
だから集客に悩むんだよね、独自商品で自社しか扱っていない商品ならば知名度がなさすぎて広告宣伝費に金がかかり、他社も取り扱える商品であれば商品知名度は高いが価格競争が熾烈になり利益を確保しきれないというジレンマ

なんたる悩ましい状況

こんな中でどうやったらネットショップを成功させられるかなんてだれもわかりゃしないんだw
SEO対策とかに力と金を注ぐ人もいるだろうけど、あれもおれから言わせてみれば受身の戦略でしかないから普段はオススメしていない
攻めの戦略でないと生き残れないのにじっと客を待ってるだけなんて商店街の末路を見てみればわかるじゃないか

ではどうするのか?

お店の売りはなんですか?
商品の魅力や価格も当然ですが接客も大事な要素です
ネットショップで接客なんてあるもんか!!と思ったあなたは本当にIT力の低い人です
今現在、ブログやSNSやツイッターなどコミュニケーションツールがたくさんあり、そこにたくさんの人が集っている中であなたはそれらを活用していますか?と問いたい
ショップを置いてSEO対策(笑)をして売れない売れないって、当たり前でしょうにと
そんなんで売れるなら日本の個人消費は世界トップになり、今頃デフレだのなんだのって言ってないってのw
だから人柄が売りだし、商品も一律で価格を下げるのは無理でも○○と■■を買ってくれたのでこれだけオマケしますとかやればいいんだよと

よく勘違いするのがネットショップで全てが完結すると思っている方です
いくら説明書きをしても、いくら写真点数を乗せても、伝わらないんですよ
その商品が既にリアルで見たことあるのならばあとは価格と在庫の有りないと決済条件次第でしょうか
さらに到着までの日数もかなりの評価になりますが、これらでアマゾンに勝てますか?
勝てるならいいですが、多分勝てませんよね
だから接客で勝負してはいかがですか?といつも言うのです

そんな厳しい状況下で「ドロップシッピングはどうですか?」と聞かれることがあります
人様の商売を邪魔するのは本意ではないのですが、ただでさえ価格競争の厳しい現状下でドロップシッピング会社の品揃えと価格をみて勝てると思うのであればいいと思いますけど、としか答えられません
さらにはドロップシッピングという名目の胡散臭い商法があるのもご存知ですか?と忠告もしてあげねばなりません
本当に情報の良し悪しを理解できないと生き残れない世の中になってきているというのに、まだ私みたいな商売が成り立っているということは本来は嘆かわしい事態なのかも知れませんけどね

ネットショップは一日にして成らず!じっと待っていても客は来ないのだから攻めの営業を心がけるべし!

攻めの営業って何?って思った方は仕事くださいw
経営というか、組織を動かすに当たってまず理想を元に目的を立て、それを遂行しなければ意味がない

よくあるのがどこかのIT化講習を受けて感銘を受けたワンマン社長が
「よーし、我が社もIT化だ!」
とばかりに突っ走り、わけのわからない設備投資を一杯しているという事例だ
確かに現場は業務を変更したくないという力が強いので新しい方式や新しいシステムなどにかなりの拒絶反応を示すのだが、かといってIT化することを目的にゴリ押ししてはまったくの意味もないわけだ

何のためにIT化が必要なのか?をわかりやすく説明すればいいだけのことなんだけどね

ITというが、それ以前の会社も結構多い、情報処理という段階の会社さんね
情報、この場合は見積もりや請求書などを溜め込んで集計するだけのことすらできていない
たとえ多少IT化されていても日報をエクセルで作ってはいるがそれは上司が目を通してファイルサーバーに置いて置くみたいなもったいない使い方をしている

入力→アーカイブ(処理)→集計(出力)
という流れを見てもらえばわかるのだが、IT化というかシステムを導入するってことはこういうこと
入力部分をIT化が進み別に事務員さんが打ち込まなくても各社員が打ち込むことができるようになった
そのデータを蓄積しておいて、管理者がリアルタイムに集計出来る画面が見れる
これだけでどれだけの業務が効率化できるのか、脳内でイメージできないのならば導入なんてしなくてもいいということ
それ以前にやることはたくさんあるってことだからね

経営者は意外と現場任せなところがあって、本当に現場の処理を知らないことも多い
また人事査定のシステムがおかしくて、非効率なことをしている社員をなぜか優遇していることも多い
取引先にやさしいという名目で明確なルール意外のイレギュラーな処理を繰り返せば当然フォーマット化しにくくなり、独自の処理を事務員に強いる、だからその事務員は優秀だ みたいなの
その人以外には出来ない処理というのは危険です、ミスも出るし、出ていても気付き難い
集計を依頼してもその人が「今は忙しいの!」と言われると出てこない、多分嘘じゃなく本当に忙しいんだろうね
で、よく出てくるのがこのイレギュラーな処理をシステム化できないか?という相談
できるわけがない、だってイレギュラーなんだもんw
例え出来てもそんなの使わないし、使ったとしてもどれだけ頻繁にバージョンアップしなきゃいけないことか
それよりも業務自身をシンプル化することを考えなさいと常に言うのです

IT化とは、業務を楽に遂行するための道具にすぎない

社員が楽をしているのを悪いという経営者がいる、アホすぎる
社員に何を期待しているのか?と問えば業績を上げることだろう?と
目標がないから楽をしているならまだ上があると思うのだろう、だがしかし冷静にマーケティングなどの分析をして目標がわかっていればそんな無茶追いはしないはずだ
無茶な追い方をしたら組織は疲弊する、不満もたまる、いいことなんて何もないのになぜかそれをしたがるんだ
IT化をして無駄な事務処理から解放された事務員さんが、電話の応対が丁寧になって得をするということをなぜ理解できないのだろうかと
IT化をして無駄な書類仕事から解放された管理職が部下と円滑にコミュニケーションを取り和気あいあいと仕事に臨む姿を見てこれこそIT化のメリットだとなぜ理解できないのだろうかと
そのくせアイデアを出せとばかりに強要する、それは経営者であるあなたの仕事です!

仕事をしているというための仕事をなくすのがIT化です、でもまだ経営者の脳みそから変えていかないとせっかくのIT化も無駄な投資になりかねませんよ
経営者の集団にいると理屈は理解していても実行できないことの多さに気がつく

理屈は教えてくれるんだ、おれも理屈だけなら大社長w
しかし実行するとなるとその人の成り立ちとかその組織の成り立ちが絡んできてなかなか自由が効かない
だから今まで通りが一番だし、それで利益出ていればいいじゃないとなるわけだ

まあ利益が出ていればそれでいいんだけどね

経営とは取捨選択
儲かる物に特化し、儲からない物は切り捨てて最大利益を追求していかなければならない
しかし日本の中小零細企業は少々事情が違って、伝統を守るということが必要な場合も多々ある
だから経営者は迷い苦しむわけだ

実例を上げれば赤福餅
いろいろ問題はあったが、しかし赤福餅だけに特化し今の売上を稼いでいるわけだ
普通に和菓子屋ならどうだろう?
スイーツブームだからと洋菓子を作ってみたり、商品点数がとにかく増えていると思う
そうすれば管理、在庫、ロスなどが出てくる
採算が合わない商品は消せるかと言えば伝統の名目で捨てられない
そのうちリスクヘッジと称してまた商品が増える
そして管理の手間と在庫リスクが増えるわけだ

別におれ経営コンサルタントじゃないからどうでもいいんだけどさ

何が言いたいかと言えば経営者の理念がしっかりしていないから組織化できず
組織化できていないからIT化ができないんだよね
IT化なんていうけど、おれが若い頃は情報処理と呼ばれてましてね
情報の蓄積、集計が楽にできるまさに事務処理用の技術だったわけだ
しかしいろいろな会社さんにお邪魔するとその基本的なことすらできていない業種のなんと多いことか

特に中小の運送業は酷いものだ。。。

戦略を持って事に当たれば当然途中経過がみたいはずだ
それを課長だの部長だのがせっせこ出した紙を見て会議をする
そんなのは一昔前のお話
今では営業個人が毎日、下手をすれば受注毎にデータ入力をし、それを管理画面からリアルタイムで見ることができる
だれが契約数多いかとか金額が多いとか、逆にだれがダメ営業マンなのかとか、そういうことが中間管理職を飛ばして管理できる世の中に何をぼけーっとしているのかと言いたい
経営者の仕事はまず理想を語ること
その理想と収益を結びつけて仕事を遂行してもらうこと
なのに理想のない経営者のなんと多いことか

経営者よ、まず理想を語れ!
森喜朗元総理がIT革命(なぜかイット革命と呼びましたが)と叫んでからもう何年でしょう
インフラは整いました、これはお国の政策もそうですが通信業界が過当競争の中で導き出した自主努力によるところも大きな原因です
おかげで安価で我々は光ファイバーを使うことができるようになったのです
昨今では持ち歩けるサイズのPCを持って喫茶店や駅などでインターネットをする人の姿も多く見られ、さらに携帯端末の進化により携帯からのアクセスも楽になっております

でも根底にあるのはITってなんだ?ってことですよね

ITとはインフォメーションテクノロジー、IとTの間にCが入ってICT、インフォメーションコミュニケーションテクノロジーともいいまして、本来はICTの方が現状に近いんでしょうね
インフォメーションって英和辞典的に言えば情報ということ、情報伝達技術とかいうことの翻訳意味になるかと思いますが、本来は情報伝達コミュニケーションツールと言うのが正しい姿ですね
専門用語はいろいろと出てきます、Web2.0とか聞いたとき思わず吹き出してしまいそうになりましたが、こういう何かとカテゴライズされないといけない人たちっていうのもいるのだからと納得するようにしました

どんなに技術が進んでも、どんなにツールが発達しても、どんなにブームが来ても変わらない根幹があります
それは情報発信者と情報受給者という人たちで構成されているということです
難しい言葉はあまり好きではないので簡単に申し上げますと、ネタを振る人とネタで遊ぶ人ということ
情報なんていうと堅苦しいけど、コミュニケーションツールがこれだけ発展した中で言えば
「ねえねえ、アレ知ってる?」
「なになに?」
この原則は変わっていないということ、そして多くの場合ネットの参加者は後者である情報受給者であるということです

これ別にネットの世界だけじゃないことだけどね

インターネットを始めとするIT革命、携帯電話とかも当然含まれますけど
それらの発達により便利になった部分は多々ありますが、結局は道具です
だから使う人次第ということになるわけです
情報を発信したくもないしできるような情報もない人が無理矢理情報発信する必要はありませんし実際にはできません
だからそんなこと勉強するだけ無駄なんです、偉い人にはそれがわからんのです

ITとは道具
道具とは手足の代わり
つまり身の丈にあったように使えばいいってこと