No,1182

☆装甲騎兵ボトムズ バンダイ HGスコープドッグ その1組み立て

2023年 10月21日

TVアニメ放映開始から40周年を迎えた装甲騎兵ボトムズにバンダイより新アイテム HGスコープドッグがリリースされました 

ロボット魂にすらならないスコープドッグが まさかのバンダイ定番シリーズHG化とは 青天のへきれきに近い出来事です

・・・と大げさに驚きを表現しましたが 早速開封です

ランナーパーツ&3Dメタリックシール

コンパクトに纏められながらも見慣れない形状のパーツが多数確認できます

頭部から

ターレットレンズやアンテナ含め8パーツで構成されています

バイザーは跳ね上げオミットされています

頭頂部スリットが太い単線で 左右並行でなく傾斜のかかったラインでアニメでの作画を思い起こさせます

首元までが頭部ドームと一体化されたユニット形式は初めて見る気がします

成形色ではアンテナはブルーグレーなので ここはリペイント候補です

バイザーサイドの円形部分は段落ちモールドが無く平面になっていて ここからもリアル志向ではなくアニメに準じたデザインであることが伺えます

 

比較

本来なら比較用に塗装済み完成品ではなく 素組み版を用意しておきたかったところですが 考え及びませんでした・・・うーん残念です

WAVE1/35(インジェクションキット)と比較すると HGがやや大きめに見えます

HG版はターレットレンズ左右スライドしますが 実際にはバイザースリットに差し込んでいるだけなので 流石の造形精度でフィットしていますがいずれは紛失しそうです  ここは取り扱い注意ポイントです

HGが頭部比でスリムなバイザーであることがわかります

{肉厚成形}によりHGはワンパーツで厚みのある造形が特徴です

 

続いてボディー

7パーツで構成 コックピット構造を廃したアクション可動特化ボディー

腹部とは前方に配したボールジョイントで接続されるのがわかります

頭部もハッチを貫通して大き目のボールジョイント接続ですので 通常の左右可動に加え上下可動も可能であることも見えてきます

肩ジョイント接続用に大きくえぐれた造形で

ここに2重構造の関節パーツをはめ込みます

WAVE1/35比較 大き目ボディーです

背面フックも左右のボディーパーツに一体化造形で強度は強そう

 

腕パーツ

片腕14パーツで構成

アームパンチ用のシリンダーも一体化したフレームで造形されています

肉厚造形が随所に見られボリュームのある腕です

HGの握り手ハンドパーツは持ち手共用の構造ですが チープさはギリギリ感じない気がします

 

脚部パーツ

19パーツで構成

これを組むと降着アクションギミックも再現されるのですが 見慣れない形状のパーツだらけでワクワクしてきます

一転してWAVE1/35比較で同程度のボリューム造形です

一瞬上半身過多バランスでゴリラ体系になりそう・・・などと疑念がよぎります

もも付け根付近は肉抜きが多めですが 画像では白飛びして見えずらいのですが太もも上部にスリット加工でひねり可動ができる仕掛けになっています

その昔コトブキヤ山口式可動に似た軸可動でバンダイからアクショントイのスコープドッグが出ていましたが それを彷彿とさせる構造です

足首は複雑なジョイント構成で たいていのスコープドッグはここは単調な造形になるのですが新たな発想です

 

腰パーツ

15パーツで構成

ここも予想以上に複雑に見えるパーツ構成です

腰上部プレートが前方に跳ね上がる可動ギミックです

ソリッドな造形で良い感じです

 

ヘビィマシンガン

マガジン含め6パーツ  マガジンも肉厚成形でワンパーツですが 若干平面になるところに反りが見られます   限界を超えた挑戦の痕跡が伺えます

前方グリップは可動します

 

裏側撮影

各アーマーの裏側にもディテール造形がなされています

手軽に組めてハイクオリティーです

足裏は回転しませんがローラー付きになっています  底面一体成型です

 

パーツ組み立て完了

左手ハンドパーツ(2パーツ構成)を追加しています  他にスタンドジョイントパーツが付属しています

 

組み上げました

ターレットレンズ用の3Dメタリックシールはプラスチックシールで予備シール3セット付です

 

当初の予想に対し ボリュームのあるスコープドッグが完成しました

予定投稿時刻が迫ってきましたので 次回 可動ギミックとWAVE1/35比較などレポートしてゆきます