No.421
番外編 ☆アシッドレイン ワールド
スピーダーＭＫ．Ⅱ（サンド88ｔｈ）＆ バックスチーム キング
香港メーカー オリトイ社が作り出す1/18スケール フィギュアワールド
世界基準の3.75インチのフィギュア・ビークルで 『第ニ次世界大戦が終わらなかったとしたら・・・』という世界観を描き出すシリーズです
以前 《ねこねこさんのブログ》で『アシッドレイン』を知りまして 元々『タカラトミー 装甲騎兵ボトムズ ＤＭＺシリーズ』に目が無い自分にとって 同じ1/18スケールであり マスプロとしては驚きのクオリティーということで何か入手せねばと思っていましたら 時を同じくして 《ｎｉｋｏｎｉｋｏさん》からもブログにて 同シリーズの『ローレル』の詳細レポートも発信され 続いて私も！！・・・と思っていたら ついついかなり期間が開いてしまいました・・・
作成中のキットも塗装が進み 少し気分転換にと今年初の『番外編』レポートとしてスタートします
《パッケージ》
スピーダーＭＫ-Ⅱは手ごろな中古品を入手する機会があったのですが 付属のフィギュア『ソル・コマンダー』が欠品で・・・確かソル・コマンダーならラインナップに単品や2体セットのサモトラケセットがあったな～と思ったのですが ネットショップのどこも欠品でして 代わりとしてバックスチーム キングを購入してみました
…『ソル・コマンダー』再入荷希望です
『バックスチーム キング』1/18
塗装済み完成品としては 驚きの仕上がりです
武装品はサブマシンガンとエレクトロニック・バトンが付属します
どこかしら タイム○カンシリーズ・ドクロべ○を連想させるフェイスが面白く一目で気に入りました
彩度の落ち着いたカラーチョイスで 飽きの来ない高品質なフィギュアだと思いますし 細部まで丁寧に塗装がされていて好感度アップです
《装備状態》
オリトイ社 凄い関節入れです
首・腕・脚部・胴体・・・おおよそ考え付く関節を全て網羅していて 自在なポージングが簡単に決まります
しかもクリック式関節の採用で へタレがこない設計になっています
見た目も機能も両立していて 満足度があがりますね～
タカラトミー ミクロアクション・キリコ（ｖｅｒ，2）と比較
1/18ですのでほぼ同じサイズです
キリコもウェザリングかけたくなってきますね～
メジャーな香港玩具メーカー『ホットトイズ』のスナップキット・アップルシードシリーズ （1/20） と並べても遜色ないクオリティーだと思います
関節の堅牢性や可動域は オリトイ社が後発なだけあり充実していますし この先もシリーズを拡大して欲しいと思えてきます
『スピーダーＭＫ．Ⅱ』
・・・もの凄く年季が入った見た目なのは 中古品だからではないです
塗装もウェザリングに気合が入っていて 凄いのですが 自分としてはデザインがツボにはまりました
『スピーダーＭＫ．Ⅱ』 ビークル･モード
細部までこだわった逸品と呼べる出来だとおもいます
野外で撮影したら 実車と勘違いしそうな そんなリアルさがありますね～
オリトイ社・・・良い仕事してます
ＷＥＢで製品紹介コーナーでの画像から おおよその見た目は予想していましたが 期待通りの仕上がりでした
屋根部分のフレームは2重ジョイントで可動します
後部のグレーのパーツは積載されたトランクで 取り外し・開閉できます
凝ったつくりですね～
座席のシートベルトはゴム系のパーツで これを肩部分からはずしてフィギュアを乗せる仕様です
シートベルトでガッチリとシートに固定されていて 衝突しても安全そうです
サイドミラーは軟質パーツで破損防止に効果的だと思います
その他が非常にリアルテイストですので イメージ的には影響が軽微であると同時に壊れにくいというのも大事な要素ですので好感度高い部分です
《余談ですが・・・》
昨年 夏に開催された『大河原邦男展』にて ボトムズコーナーを官能した後に私が興味深かったのが 『鉄の惑星 ランディフォース』 という幻のアニメ企画でした
総監督 高橋 良輔 キャラクターデザイン 塩山 紀生
メカニカルデザイン 大河原邦男
・・・ボトムズ スタッフと同じ布陣で進められていた作品で 設定画稿も実に興味深かったのが印象的で 制作中止が残念でならないですが 今回の『スピーダーMK，Ⅱ』を初めて見た瞬間に感じた 車両メカ変形という近いデザインコンセプトというのが 購入の決め手となりました・・・
《アーマーモード》
・・・ちょっと思い付きでキリコを描いてみました
設定画やアニメ絵を見てしまうと 意識してしまうのでとりあえず何も見ない状態でどんなキリコになるか・・・ということで描いてみたのですが う～ん 自分の中のキリコと言うと こんな感じの様な・・・まだ違うような･･･いざ描いてみるとキリコって難しいですね・・・
次回 アシッドレイン『スピーダーＭＫ．Ⅱ』 変形レポートに続きます！