xxx My Crazy Life xxx -21ページ目

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Everyday Street Gangstaこと
E.S.G.のベスト盤『Greatest Independent Hits』が
リリースされとりました。

E.S.G.と言えば名曲“Swangin & Bangin”で知られ
テキサス最強クルーのSCREWED UP CLICK（S.U.C.）の
オリジナル構成員であり、そのS.U.C.内において
ひと際ハーコーなイメージのある御方。

そのイメージ（？）どおり、塀の中へお勤めに出たり
SLIM THUGらとのビーフなんかもあったりと
（↑たぶんもうぴーすなはず）
話題に事欠かないラッパーでもあり。

んでは、ざっくりE.S.G.のバイオを振り返ってみませう～。

94年に前述“Swangin & Bangin”を含む
『Ocean Of Funk』でデビュー。

メロウな傑作として知られるコレがいきなり話題になり
当時イケイケだったメジャーのPRIORITYと（配給）契約して
ヴァージョン違いも含め内容が少し被る

セカンド『Sailin Da South』（これも名盤）をリリース。
ここにも“Swangin & Bangin”の別ヴァージョンが入っているんだけど
一般的に“Swangin & Bangin”と言えばこっちの方を指すのかな。

結局PRIORITYからはコレだけしか出さず。

しかし、以降も色んなレーベルを彷徨いつつも
コンスタントに作品は出していて
S.U.C.のオリジナル・メンバーの中じゃ
これだけコンスタントに出せてんのはE.S.G.とLIL KEKEくらい。

たぶん5枚目に当たる『City Under Siege』は
当時新進レーベルとして注目を集めていた
D-RECKのレーベル、WRECKSHOPからリリース。

WRECKSHOPは後にBIG MOE『Purple World』を
これまたPRIORITY配給するほどのレーベルになるんだけど
流浪な男E.S.G.は『City Under Siege』だけで去る、と。

んで当時はまだ知名度の低かったSLIM THUGとのコラボ盤
『Boss Hogg Outlawz』を出したり
テキサス･シーンが盛り上がっていた06年には
なぜかNYのレーベルSURE SHOTから
『Screwed Up Movement』を出したり

とブレイクの機会を敢えて避けているかのように
マイペースに、それでいてクオリティの落ちぬ作品を
リリースしておったのです。

最近だと例のBUN Bが仕切ったT-PAIN“Chopped & Skrewed”の
H-Town RemixにS.U.C.の面々とともに参加し
健在ぶりをアピールしとりましたね。

全然話は逸れるけど“Chopped & Skrewed”を聴くと
この曲を思い出してしまうのはワタシだけ？
コレのネタとしても有名な曲ね。

はい。

話はグッと最初に戻って
今回リリースされたベスト盤のこと。

内容は去年リリースされたベスト盤

『The Chronicles』と何曲か被ってんだよね。
なのに何でまたベスト盤を出すんでしょな。

実は今回の『Greatest Independent Hits』は
E.S.G.にとって久々の大舞台（？）でもある
準メジャーなE1 MUSIC（旧KOCH）配給でのリリース。

“Actin Bad”がストリート・ヒットしたため
再びメジャー昇格のチャンスが訪れ
噂の新作『Everyday Street Gangsta』の前の
挨拶代わりにリリース、ってことなんでしょうかね。

なのでタイトルもインディー時代を総括した感じなのかも。
選曲もいわゆるオリジナル・アルバムとされる作品から
均等に、バランス良くピックされとるので
E.S.G.入門編としては最適なんじゃなかろか。

そして。

新曲？なのかな
BUN B参加の“We Still Tippin”も発表されとります。

ハーコーっすわ！

＜追記＞
忘れてた！

そんなE.S.G.（とCHINGO BLING)がホストを担当し
06年にリリースされたのが