2009 Best Album #1
あけましておめでとうございます☆
今年もblogはスロウドでやってこうと思ってますんで
引き続きご愛顧を~
09年の年間ベスト・アルバムを某一流ヒップホップ・サイト用に
作成したんですが、そこで長々とコメントを書くのもアレだったので
新年一発目はその補足をこの場で少し。
そこにもぷろんしましたが、個人的に09年は例年以上に
オリジナル・アルバム単位で聴く機会が少なくなってきて
それはそもそもオリジナル・アルバムでのリリース自体が減ってる
ってのが一番大きい要因すね。
逆に量産されてるのが所謂ストリート盤と呼ばれているモノでして
MIXモンも入れたら毎日のように新作がドロップされとりますが
今のシーンやマーケット、そしてスピーディな時代には
この手のストリート・メンタリティでのリリースの方が
マッチしてるんではないかと。
なんて今さらあらたまって書くコトじゃないですね、はい。
あとはリングトーンな時代に突入して以降
ヒップホップはシングルで聴くスタイルに戻っちゃったのかもね。
ワタシは別にアルバム至上主義って感じでもないので
楽曲単位だけでもクオリティの高いモノがリリースされるのは大歓迎。
比べるのはアレだけど、元々ヒップホップってシングルで聴く音楽だったしねー。
BDPとかULTRAMAGNETICS、ERIC B & RAKIM、N.W.A.とかとか。
ということで前フリが長くなりましたが…
*Boss Of All Bosses/SLIM THUG
ここでもリリース前後の動きをやたらぷろんしてましたが
リード曲の“I Run”からコーフンさせられっぱなしだったブツ。
個人的にはナンバー・ワンどした。
好きモンならばSWISHAHOUSE盤もマストですぜ。
前作『Already Platinum』がアレだったんで(良いアルバムですけど)
そのリバウンドからか、完全テキサス仕様になってるとこがまず最強。
SLIM THUGとのビーフが伝えられていたZ-ROが
“I Run”のリミックスを含め3曲に参加しているのを始め、
トピックも多く全曲ハズレナシ。
中でもやはりハイライトはテキサスの新旧MCsが
集った“Welcome 2 Houston”でしょう。
先のZ-ROだけじゃなくSWISHAHOUSE勢 x SCREWED UP CLICKや
MIKE JONES x TRAEといった微妙な関係の面々がこぞって参加しており
テキサス・ファンには感涙な一曲なんじゃないでしょうかね。
05年の盛り上がり以降、シーンが分散(拡散)化しちゃって
UGKの復活で再び結束するかと思わせたところでのPIMP Cの訃報。
落胆ムードが漂っていたテキサス・シーンだったけど
SLIM THUGやCHAMILLIONAIRE辺りが
先人の遺志をしっかりと継いでるし(ってBUN Bは現役ですが)
シーンを再び活気づけてほしいっすねー。
んで、コレって海外のサイトとかでベストにピックされてるのは
幾つか見かけたけど、日本で選んでるのってあんま見ないよね…
ちゃんと流通されてないのかなぁ。。。
*UGK 4 Life/UGK
そのPIMPの悲劇を乗り越えてリリースされたUGKのラスト・アルバム。
にも関わらず(ライナーノーツにも書きましたが)感傷的なムードはナシ。
かといってラストを飾るべく華々しく!ってな気負いもナイのです。
ラストと言ってもスタンスは変わらず。
前作『Underground Kingz』は復活の御祝儀盤(?)っぽい感じだったけど
より原点に返ったドロくさい内容になっていたのが個人的には嬉しかったかな。
まるで生きてるかのような、って表現もおかしいけど
エロ系ありディス系ありなPIMPのラップも最強でした。
ぶっちゃけイマイチな曲、AKONとのヤツとか、
UGKのアルバムにはあんま合ってないなぁ、と思う点もなくはないけども
特に前半にスンバラシイ曲が大量投下されてるし
何よりも先行曲“Da Game Been Good To Me”が最高っすな。
惜しむらくは、あまりBUN(JIVEが?)が本作のプロモーションに
積極的ではなかったように思えたトコ。
というか、微妙な確執がBUN(UGK)とJIVEにはあったのかなぁ…
某筋の話だと“Da Game Been -”のリミックスも作られたり
豪華盤のリリース・プランもあったっつーから
もうちょいリリース後も盛り上げてくれたら…とも思ったり。
あとは個人的な話ですが、DJ PRINCESS CUTのリミックスだったり
ライナーだったり、国内盤リリースの際に色々と
絡ませてもらえたのが嬉しかったすねー。
好きなアーティストはたくさんいるけどUGKは別格だし
どんな形であれ、彼らの作品に関与出来たのは素直に嬉しい。
えー、2つだけで妙に長くなっちゃったので
残りはまた後日ぷろんしてみます。
今年もblogはスロウドでやってこうと思ってますんで
引き続きご愛顧を~
09年の年間ベスト・アルバムを某一流ヒップホップ・サイト用に
作成したんですが、そこで長々とコメントを書くのもアレだったので
新年一発目はその補足をこの場で少し。
そこにもぷろんしましたが、個人的に09年は例年以上に
オリジナル・アルバム単位で聴く機会が少なくなってきて
それはそもそもオリジナル・アルバムでのリリース自体が減ってる
ってのが一番大きい要因すね。
逆に量産されてるのが所謂ストリート盤と呼ばれているモノでして
MIXモンも入れたら毎日のように新作がドロップされとりますが
今のシーンやマーケット、そしてスピーディな時代には
この手のストリート・メンタリティでのリリースの方が
マッチしてるんではないかと。
なんて今さらあらたまって書くコトじゃないですね、はい。
あとはリングトーンな時代に突入して以降
ヒップホップはシングルで聴くスタイルに戻っちゃったのかもね。
ワタシは別にアルバム至上主義って感じでもないので
楽曲単位だけでもクオリティの高いモノがリリースされるのは大歓迎。
比べるのはアレだけど、元々ヒップホップってシングルで聴く音楽だったしねー。
BDPとかULTRAMAGNETICS、ERIC B & RAKIM、N.W.A.とかとか。
ということで前フリが長くなりましたが…
*Boss Of All Bosses/SLIM THUG
ここでもリリース前後の動きをやたらぷろんしてましたが
リード曲の“I Run”からコーフンさせられっぱなしだったブツ。
個人的にはナンバー・ワンどした。
好きモンならばSWISHAHOUSE盤もマストですぜ。
前作『Already Platinum』がアレだったんで(良いアルバムですけど)
そのリバウンドからか、完全テキサス仕様になってるとこがまず最強。
SLIM THUGとのビーフが伝えられていたZ-ROが
“I Run”のリミックスを含め3曲に参加しているのを始め、
トピックも多く全曲ハズレナシ。
中でもやはりハイライトはテキサスの新旧MCsが
集った“Welcome 2 Houston”でしょう。
先のZ-ROだけじゃなくSWISHAHOUSE勢 x SCREWED UP CLICKや
MIKE JONES x TRAEといった微妙な関係の面々がこぞって参加しており
テキサス・ファンには感涙な一曲なんじゃないでしょうかね。
05年の盛り上がり以降、シーンが分散(拡散)化しちゃって
UGKの復活で再び結束するかと思わせたところでのPIMP Cの訃報。
落胆ムードが漂っていたテキサス・シーンだったけど
SLIM THUGやCHAMILLIONAIRE辺りが
先人の遺志をしっかりと継いでるし(ってBUN Bは現役ですが)
シーンを再び活気づけてほしいっすねー。
んで、コレって海外のサイトとかでベストにピックされてるのは
幾つか見かけたけど、日本で選んでるのってあんま見ないよね…
ちゃんと流通されてないのかなぁ。。。
*UGK 4 Life/UGK
そのPIMPの悲劇を乗り越えてリリースされたUGKのラスト・アルバム。
にも関わらず(ライナーノーツにも書きましたが)感傷的なムードはナシ。
かといってラストを飾るべく華々しく!ってな気負いもナイのです。
ラストと言ってもスタンスは変わらず。
前作『Underground Kingz』は復活の御祝儀盤(?)っぽい感じだったけど
より原点に返ったドロくさい内容になっていたのが個人的には嬉しかったかな。
まるで生きてるかのような、って表現もおかしいけど
エロ系ありディス系ありなPIMPのラップも最強でした。
ぶっちゃけイマイチな曲、AKONとのヤツとか、
UGKのアルバムにはあんま合ってないなぁ、と思う点もなくはないけども
特に前半にスンバラシイ曲が大量投下されてるし
何よりも先行曲“Da Game Been Good To Me”が最高っすな。
惜しむらくは、あまりBUN(JIVEが?)が本作のプロモーションに
積極的ではなかったように思えたトコ。
というか、微妙な確執がBUN(UGK)とJIVEにはあったのかなぁ…
某筋の話だと“Da Game Been -”のリミックスも作られたり
豪華盤のリリース・プランもあったっつーから
もうちょいリリース後も盛り上げてくれたら…とも思ったり。
あとは個人的な話ですが、DJ PRINCESS CUTのリミックスだったり
ライナーだったり、国内盤リリースの際に色々と
絡ませてもらえたのが嬉しかったすねー。
好きなアーティストはたくさんいるけどUGKは別格だし
どんな形であれ、彼らの作品に関与出来たのは素直に嬉しい。
えー、2つだけで妙に長くなっちゃったので
残りはまた後日ぷろんしてみます。
まるっきりパラダイス
ALICIA KEYSの新作『The Element Of Freedom』は
(他にも色々あるだろうけど)POLICEやFLEETWOOD MAC、
GENESIS辺りからの影響を受けているらしい。
これは以前ワタシがぷろんした
なぜにアーバン・シーンでPHIL COLLINSが人気あんのか?
ってアレに繋がりますな。
と言っても、ALICIAが影響を受けたのは
PHIL COLLINS期のGENESISじゃなさそうだけどねー。
ってことは
ちまたで話題(?)な“Doesn't Mean Anything”での
謎なロック・クライミング・シーン。
あれは
DAVID LEE ROTHの“Just Like Paradise”
(邦題“まるっきりパラダイス”:ナイス・ネーミング!)
に影響されてるに違いない。