前回までで、
「ハイブリッド・ティンバーフレーム」を
この京都の左京区で住宅として建てることが
できるように、
風致地区の問題や価格の問題など
様々な問題点をクリアしながら
開発を進めてきたことをお話してきました。
そして、最後に問題となったのが、
過去の常識で考えると、
“地下室で快適に
暮らす事ができるのか・・・?”
という事です。
確かに、従来の工法で地下室をつくった場合、
とっても人が生活できるような空間ではありませんでした。
そこで、今回、私たちが採用したのは
【鉄筋コンクリート外断熱工法】
+
【サーマスラブ】
+
【オール電化】の組み合わせです。
その結果、今までであれば
ワインセラーぐらいしか使いようがなかった
地下室を
家の中で
最も快適な空間として
利用できるようになったのです。
という訳で、寝室や収納その他小部屋を
地下に計画する事により、
小さな土地でも広々とした吹抜やリビングを
見渡せる楽しいロフト空間のある家を
つくる事ができるようになります。
どうですか?
【地下室のある
ハイブリッド・ティンバー
フレームの家】