”本気”が人生を変えてしまった！
そんなウソみたいな実話をご存知ですか？
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「自分を変えたい！」「現状を変えたい！」と、本気で望む
”あなた”に、そのきっかけをお届けしています。
■■ えっ！そんなことがきっかけで人生が変わるなんて！！
本日のきっかけキーワードは、コチラ
⇒【単なる作業も本気で続ければ、きっかけとなる】
あなたは、プライベートや仕事で、「単なる作業だし」とあなどって
事をこなしていませんか？
単なる〇〇作業。
誰にでもできる〇〇作業。
それを２年間、本気で取り組み続けた。
その結果、人生が一気に変わった！
なんと600人の候補者の中から大使館の料理長に大抜擢。
そんな嘘みたいな実話、ご存知ですか？
続きは、編集後記で。
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【編集後記】
その人は、三國清三（みくにきよみ）さんというシェフです。
今や、三國さんと言えば、フランス料理の第一人者で
「世界に知られる日本人シェフ」の一人と言われているほどです。
三國さんが東京に行ったときのことです。
行った先は、帝国ホテル。
当時、日本一のホテルです。
そのとき、総料理長だったのは村上信夫(むらかみのぶお)氏。
日本のフランス料理界では、最高峰と言われていた人です。
三國さんは、初日に総料理長である村上氏から
「鍋でも洗ってもらおうか」と言われます。
翌朝その鍋を調理台の上にズラ～ッと並べておいたそうです。
そして、三國さんが「今日は、何をさせてもらいましょう？」と聞いたところ
村上氏は、また「そうだなぁ、鍋でも洗ってもらおうか」と応えます。
このあと、三國さんは２年もの間、鍋洗いをし続けたそうです。
もちろん悔しかったそうですが、「鍋洗いなんて・・・」と手を抜くようなことはせず
「そんな事を言うなら、俺の鍋洗いを見せてやる！」という気持ちを胸に
来る日も来る日も鍋をピカピカに磨き続けたそうです。
しかし、さすがに２年間も鍋洗いを続けて
「このまま、ここにいても料理の腕は上がらない」と思ったらしく
「辞めさせてください」と言おうかと思っていたそうです。
そんな矢先、逆に村上氏に呼ばれ
「来月から、スイスの日本大使館の料理長をやってもらう」
と言われたそうです。
この時、三國さん20歳の出来事です。
20歳で、料理長ですよ。
鍋洗いばかりで、料理なんてほとんどやらせてもらっていないのに
いきなり料理長に選ばれた、ものすごい大抜擢ですよね。
スイスの日本大使館と言えば、各国の王室関係者
首相、外務大臣などが訪れるわけです。
そんなところの料理長となれば、夕食会や公式行事でＶＩＰを
料理でもてなすのですから、本当に大事なことですよね。
もちろん周りの人たちは猛反対。
「鍋洗いしかしていない三國を、なんでそんなところに行かせるんですか？
他に、もっと優秀な料理人がたくさんいるじゃないですか！」
当時、帝国ホテルには料理人が600人いたわけですから、当然の反応ですよね。
しかし、総料理長である村上氏は、「鍋洗いひとつみれば、その人の人格がわかる。
技術は人格の上に成り立つものだから、あいつだったら間違いない！」と言ったそうです。
総料理長である村上氏から、絶対的な信頼を得たわけですね。
それを可能にしたのは、料理の腕前ではなく
単なる作業をバカにせず、最後まで本気で取り組み抜いた
三國さんの姿勢にあったわけです。
三國さんのエピソードから結論付けられること、それは・・・
何事も、本気で取り組めば、道を切り開くきっかけになる
ことだと思うんです！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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