おはようございます。竺原です。
今日、1月17日は阪神間で生活する私たちにとって忘れられない…
『阪神大震災』1995年1月17日午前5時46分に震度7を記録する
大地震が発生しました。6434人の尊い生命がなくなり負傷者は
4万人以上という大震災でした。
当時の衝撃は凄まじく、あれからもう20年経つのかと…時の流
れを感じます。
自然の脅威も感じ、当時はこの街並みはいつ復旧するのか…
するのだろうか…と思っていましたが、あれから20年経ち阪神
間は一部爪あとの残るところもありますがキレイな街並みを
取り戻し、人間の力も凄いなと改めて実感しております。
仕事で住宅に携わる以上、やはり気になるのが住宅の耐震性です。
さきの『東日本大震災』でも多くの尊い生命がなくなり、改めて
住宅の耐震性が注目されるようになりました。
まず、1981年(昭和56年)に耐震基準が見直され
1981年(昭和56年)6月1日以降に建築確認を受けた建物に対して
新耐震基準が適用されています。
1981年の建物は単純に築年数だけでは判断できず『建築計画概要書』
にて確認する必要があります。マンションの場合は工事期間も長い
ので『新耐震基準』を気にされる方は特に注意が必要です。
では、この耐震基準『新』と『旧』ではなにが違うのでしょうか?
おおまかには…
旧耐震基準…「震度5程度の地震に耐えうる住宅」
新耐震基準…「震度6強以上の地震で倒れない住宅」
と言われています。新耐震基準の建物に関しては税制面でも優遇
されるケースが多いです。戸建に関しては建物診断を行い、一定
の工事により旧耐震基準の建物でも新耐震基準を取得することも
できますので詳しくはお問い合わせください。
あと、最近よく耳にするのが『耐震等級』です。
耐震等級は3から1まで等級があり
『等級3』 建築基準法の1.5倍の建物の強さ
『等級2』 建築基準法の1.25倍の建物の強さ
『等級1』 建築基準法の建物の強さ
となります。よく『マンションの方が耐震性に優れている』と
お客様からお伺いすることがありますが、マンションの場合
コスト面から耐震等級1の建物が多く一概にいうことはできません。
最近では新築戸建で『等級3』を取得しているものが多くあります。
◆家族を守ってくれる耐震『等級3』の新築戸建◆
※WEB上で掲載できない物件が他にもございます。
これからも大型地震のおこる可能性はないとは限りません。
『備えあれば憂いなし』
20年前の震災から学び未来に備えることはとても大事なことです。
これからも『阪神大震災』を忘れることなく、住宅に携わるもの
として、これからも第一不動産ができることを考えていきたい
と思います。