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二者択一と符合点

先日テレビで紹介していた自主製作映画がちょっとツボにはまった。
気になったので調べてみると・・・

番組で紹介していたのはこちら↓



で、予告編がこちら↓



予告編を観たら、ますます本編が観たくなった。
同じ作品なのに「見せ方」で随分と変わるものなんだな~。


一つの映像作品を対象にして、
その作品に関係ない10人のクリエーターが予告編を編集したらどうなるか?
当然バラバラの仕上がりになるのだろうけど、
その中から監督が一つ選び、観客側が一つ選ぶと結果はどうなるだろうか?

一番の理想は監督も観客も同じ予告編を選出できることなのが、
なかなか難しいだろうな~と想像出来てしまう。


作品のテーマを踏まえた予告編を監督は選ぶだろう。
対して、
第三者であるクリエーターは観客側の視点に近いわけだから、
観客に支持される可能性は高い。
加えて監督の意図しないものになる可能性を孕んでいる。

広告や広報をより重要視するならば、監督の意図から外れたとしても
観客よりの仕上げ方をしなければならないことになる。

以前テレビで観たのだが、
海外映画の予告編は、同じ作品であっても
国によってまったく違うという一例挙げていた。
国民性を配慮して編集の演出(見せ方)を変えるというのだ。


僅か数分間に凝縮された作品の「見せ方」
・・・とても大切だけど複雑で難しい話だな~。

と、他人事のようにしていてはいけない。


おまけとして・・・
↓この会社の一連のコマーシャルはかなり好き。



乱暴!?だけど明確に伝わってくる♪

結局の所、送る側も受ける側もそれぞれのセンスによるんだけどね。