韓国ドラマ談義「시간 時間(原題)」これは、もったいない！！

急に主人公 천수호 チョンスホを演じていた 김정현 キムジョンヒョンが惜しくも降板する事になり、誰もが「彼は何話までスホとして出るの？」と思ってるに違いない

降板のニュースを聞いたばかりの2018.08.29の放送分は、所属事務所の言葉を借りれば「治療を受けながら、頑張って演技していた」撮影分に違いない

健康状態も最悪、心理状態も最悪の俳優が見事にスホを演じていて、コレが「演技」なのか「そのまま」なのか錯覚する程の迫真の姿なのだ

事前に流れた降板のニュースのために、特に「スホがどうなるの？」「キムジョンヒョンがどうなるの？」と言う心配が複雑に混ざった私は、目が離せなくなってしまった…

チョンスホの婚約者である은채아 ウンチェア本部長( 황승언 ファンスンオン)の心理も微妙なのだ

誰が 설지현 ソルジヒョン(서현 ソヒョン)の妹を殺したのか、もう他に真実を明かす方法は無いと悟ったスホはオークション会場の人々の前で、ソルジヒョンが見ている前で、ウンチェアにプロポーズをした

［ネタバレ注意］第18話

ウンチェアが帰りの車の中でスホに言う

「私だって分かってるわ。演技だってこと。けど、一度くらいは『本気だった』って言ってくれるでしょ？」

「ああ、本気だった…」

スホは呟くと、顔を背ける

一人でウィスキーを傾けるウンチェア

指の婚約指輪を見つめる

「来たの？飲み友達が欲しくて呼んだの。」

現れたのは 신민석 シンミンソク弁護士(김준한 キムジュンハン)

「プロポーズされた人の表情じゃないですね。」

無言でウィスキーを口にするウンチェア

シン弁護士はウンチェアがチョンスホとの結婚を嫌がっていると思っていたと呟く

「もう分からなくなりましたよ…嫌なのに仕方なく結婚するのか……本当に好きでするのか…」

「知らなかったわ、私の結婚にそんなに関心があったなんて。」

「ウンチェアさんの手をそんな風に血に染めさせた人と結婚するんですよ、気にならないわけないでしょう？」

チョンスホが、自分が託した証拠を持ってウンチェアを告発すると信じていたソルジヒョン

だが、スホは有ろう事か自分の目の前でウンチェアにプロポーズしたのだった

スホが唯一の味方と信じていたのに…

放心状態のジヒョン

すると、外に出て来るように何度も叫ぶスホの声が聞こえる

ジヒョンが目にしたのは、酔い潰れ玄関前に座り込んだスホ

何故ココにいるのかと尋ねるジヒョンに、自分にも分からないと答えるスホ

「なんで、チェアにプロポーズしたか分かるか？」

自嘲気味に笑いながらスホ

「(チェアを連れて) 一緒に警察署に行ったんだ。あんたの妹の血が付いた鞄を持って…ㅋㅋ そのまま捜査は終結だってさㅎㅎ 法律でやれる事は無いんだとさ…それでよーく考えてみたんだ…俺に出来る事をさ…」

「ひざまずいて、プロポーズする以外になかったんだ。そしたら、後でどうにか出来るはずだと思ったんだ。…あんたは相当辛いだろうな…俺だって何も出来ないのに…あんたはどれだけ！」

「それでウンチェアさんと結婚するのね？」

「どうしろって？他に方法がないんだ！クソ…」

そして、強烈な頭痛がスホを襲う

正気に戻ったスホ

ジヒョンがいない事に気付く

ジヒョンはスホのために雨の中、薬を買いに走っていた

頭痛薬を持って急いで帰って来たジヒョン

雨の中に突っ立っているスホを見つけて、急いで薬を渡す

だが、スホは捨ててしまう

「こんなモノ、要るって言ったか？」

余りの仕打ちに一瞬言葉を失うジヒョン

「…じゃあ、何故ウチに来たんですか？酔ってフラフラなのに…どうして訪ねて来たんですか？

ワザワザ言いに来なくてもいいのに！そんな辛そうな顔して…なんで、私のトコなんか来るんですか？」

何も答えないスホに背中を向けるジヒョン

「…会いたくて来た！」

スホの言葉に振り向くジヒョン

韓ドラの特徴かな？

顔がアップになるシーンがやたら多い

二人が見つめ合って…

男子もお肌が綺麗だから、それはそれは見惚れるんだけど

けど！！

最近、「이리와안아줘 ここに来て抱きしめて」を観ていると、二人が見つめ合うばかりで先に進まないのが超イライラだった

ここだけの話、あのドラマは最後の最後に장기용 チャンギヨンの制服サービスがあったから救われた…やっとの思いで最後まで観たのに、二度と見直す事は無いと断言するㅋㅋ！

「時間」と「ここに来て抱きしめて」と、何が違うのか分からない

雨に濡れながら、ジッとジヒョンを見つめる？睨んでる？スホの表情がホントにグッと来た

あ〜〜降板だなんて、ホントに惜しまれる！！