カンドンウォン「그놈 목소리 あいつの声」ついに日本語字幕で観た! | a2kichi あつきちのブログ

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韓国ドラマあれこれ・・・・。





カテゴリーを「韓国映画談義」にするか「カンドンウォン」にするか迷った
あれ?どうでも良いと仰るㅋㅋ?



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いやいや、私にはこの映画は忘れられない作品なのだ
この映画の誘拐犯役を引き受けたカンドンウォン
けど、あのビジュアルを封印し声だけの出演と聞いたのも異色だった
あんなに低い声で、お世辞にも滑舌良いとは言えず、更に경산남도 慶山南道の訛りまであるのに大丈夫なのか?が、正直な感想だったからだ
声だけで「緻密」「教養に溢れ」「冷酷」しかも世間が声だけは知っている、そんな実在する犯人を演じるとは…。


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こちら、有名な撮影現場写真
真隣り合わせの二人ㅋㅋ



2007年2月に韓国で公開された
当時、カン君の人気は日本でも凄かった
早く来い来いと思っていたのに、結局は日本での公開は見送られた
私の記憶が正しければ、遺族の心情に配慮して…との事だった
10年前は私も未だ未だ(今もだけど…)韓国語は字幕に頼り切りで日本語字幕が無い状況は大変だった
韓国語字幕付きのDVDをTVで観ながら
手元のPCの翻訳機にハングルを入力しながら
変換しては意味不明な単語を必死に辞書で調べながら


観た…


この映画の結末なのでネタバレにはなるが、2007年に時効が成立し、犯人は未だ捕まっていない
実は映画の中に限りなくグレーな人物が描かれるのだが、この辺りの韓国語字幕の翻訳がイマイチ上手く出来なくてモヤモヤ感一杯だったのだ




それが、なんと衛星劇場で放送されると知って早速観たのが今日!






犯人に翻弄される両親と

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後手後手に回る警察のズサンさを
思った以上に強調して描いている印象だった
犯人の手掛かりは
80回以上掛かって来た脅迫電話の声や
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こちらはカン君

残したメモの筆跡
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こちらは本当の犯人のモノと思われる

その筆跡鑑定や当時始まったばかりの科学捜査の声紋鑑識の結果、限りなくグレーだと言われた容疑者がいた
彼は誘拐された少年の父親に裏切られ、お陰で背負わされた多額の借金まであった
まさに、少年の父親に恨みがある彼こそ犯人と思われたが、拘束されている間に犯人から脅迫電話が入ったからと釈放されている
少年が遺体で発見された後は行方不明となっていると字幕が流れた
少年の母親が熱心に信心している宗教も滑稽に描かれる
ん…カン君の「두근두근 내인생 ドキドキ僕の人生」でも批判的に描かれてたけど、あの宗教でやんす
唯一、生存の可能性を示す少年の電話の声が録音だったと分かってから父親の態度が変わると、犯人が「子供を愛してないのか?」「図々しい」と父親に言いたい放題
だが、忘れてはいけない
どんな理由があろうと誘拐犯が一番の悪なのだ
その犯人が捕まっていないのだから、モヤモヤ感はやはり晴れなかった…
설경구 ソルギョングや김남주 キムナムジュの演技が光れば光る程、遣る瀬無い度が増した
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こちらは本当の犯人の人相書きみたい
ま、このポップは映画の宣伝くさいけど






NAVERあらすじ(ネタバレ注意)

犯罪との戦争が宣布されるほどに乱れ、慌しい凶悪犯罪が絶えなかった1990年代。放送局のニュースキャスター 한경배 ハンギョンべ(ソルギョング)の9歳の息子 상우 サンウがある日、跡形もなく消え、1億ウォンを要求する誘拐犯(カンドンウォン)から(両親を)苦しめる脅迫電話が始まる。妻 오지선 オジソン(キムナムジュ)の通報で夫婦には김욱중 キムウクジュン刑事(김연철 キムヨンチョル)が付き、秘密捜査本部が設置され、科学捜査班まで動員されるが、知能的な犯人は茶化すように捜査網を抜け、執拗な電話でハンギョンべ夫婦に新たな接触方法を指示する。緻密な手段のせいで正体が分からない誘拐犯の手掛かりは唯一脅迫電話の声。教養ある口ぶり、しかし感情みたいなものは無いような鳥肌が立つ程に冷情なあいつの声だけである。事件発生40余日が経つと、サンウの生死さえ分からないまま脅迫電話にだけエネルギーを消耗して一喜一憂する両親。切迫した心情は徐々に怒りに変わって、遂にハンギョンべは自らあいつに接触する方法を指示し息子を取り戻すために正面対決を宣言するのだが


原文は
こちらポチ☆



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家族が留守の間に観ていたんだけど
ちょうど、サンウの死を知って放心状態の母親に「もう一人子供を作ろう」って父親が迫るシーンが始まるや否や
旦那が入って来て
「昼間から、こんなん見とるんか?」
と言われた



違うーーっ!
無茶苦茶、辛い誘拐事件の話や!!




言い訳がましいが…
なんか、昼ドラでも見てたんかと馬鹿にされたようでモヤモヤの上に腹立ったヽ(`Д´#)ノ ムキー!!