カンドンウォン このインタビューにツッコミすると…… ② | a2kichi あつきちのブログ

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韓国ドラマあれこれ・・・・。





解らないなりに「검은사제들 黒い司祭たち(邦題未定、日本公開未定)」を最後まで見た
ストーリーについてはココでは触れないが
貴重なシーンがあったので備忘録!



なんとカン君が歌う!!
しかも、ラテン語で……
物哀しい旋律は、何故か聴き覚えがあった
何処で耳にしたんだろうか……



さて、インタビューの続き


―俳優は絶えず自分を疑わなければならない存在なんですね。

カン・ドンウォン:そうなんです。「隠された時間」を撮影している最近では、そんなことを特によく考えています。撮影が終わったら家に帰って再びコンテを見て、暗記しています。今監督の周りには助けてあげられる人が僕以外ほとんどいないんです。初めて映画を撮る制作陣なので自分たちのことでも精一杯だと思います。だから今、映画が10回分以上延期された状態です。どうにか早く上手く撮って終わらせなければならないのですが、僕としてはどうしても丁寧に撮りたいんです。みんなで励まし合いながら撮影しています。完璧な人はいないから、お互いに助け合いながら良い方向に引っ張っていこうと思います。
「가려진 시간 隠された時間(2016年韓国公開予定?)」についてはチラっと聞いただけ……
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カン君は今も昔も映画撮影中はマスコミの前に現れないので……「黒い司祭たち」は撮影現場が記事になっているのを数回見た切りかな?
韓国映画全般的にそうかな?
ドラマの撮影現場は何度となく記事になるのにね~~


―ハン・チウォンを見ると、アドリブのように感じられる部分が多くあります。

カン・ドンウォン:アドリブはしなかったと思ったんですが、インタビューしながらもう一度考えてみたら意外と結構ありました。例えば「ラブユー❤︎」みたいな。撮影現場に行ったら、卵にハートが描かれていたんです。それで「ラブユ~!」と言いながら渡しました(笑)
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これは超可愛い!まさかアドリブだったとはっ!


―顔を傷つけた男に「君、今何したか分かってる? A級の名品に傷をつけたぞ!」という台詞はどうですか? 大きな信念を持って言った台詞のように見えましたが(笑)

カン・ドンウォン:(少し照れながら)それはもともとあった台詞です。信念を持って言ったのは事実です(笑) チウォンは自分の顔をとても大事に思う人だから本当にそう思って言いました。ははは。
あ~早く観たいな~~~


―「検事外伝」は結局、ピョン・ジェウク(ファン・ジョンミン)がチウォンというアバターを利用して作戦を立てていく映画です。もし、カン・ドンウォンさんに遠隔操作できるそっくりなアバターがいたら、やりたいことはありますか?

カン・ドンウォン:もちろんです。えーと、慶弔事ですかね?(一同笑) 撮影が終わってとても疲れている時があります。でも、慶弔事は人間として必ず参加しなければならない部分じゃないですか。そんな時、僕のアバターが代わりに行ってくれたら嬉しいと思います。実際に場所がとても遠い時は両親や姉にお願いすることもあります。ソウルで撮影する時は、釜山(プサン、カン・ドンウォンの故郷)まで行くのにかなり時間がかかるからです。
無茶苦茶リアルな話だなぁ……最近、あったんだね~~お祝いに駆けつけたくても行けなかった事がㅋㅋ


―人の面倒をよく見る方ですか?

カン・ドンウォン:自分の周りにいる人だけ気にかけます。僕はあまり社会的ではないです。人間関係を広げることもあまり好きじゃないです。少なくとも僕と映画を撮るスタッフたちのことは気にかけようとしています。
カン君て、ネチズンが小煩い韓国の俳優さんですよ?大衆が何を言って攻撃してくるかも知れないのにㅋㅋ 本当に自分を飾りませんㅋㅋㅋㅋ だから、少し前は「神秘主義だ」「スカしたヤツだ」とネチズンは彼を攻撃してた!こうしてインタビューに乗り出して来た沢山のマスコミ達が先導して……
本当に彼らにはプライドは無いのか?人気や話題が取れるなら手のひら返したように尻尾を振る
カン君が余りにブレないヤツなので長く見ていると何とも小気味良いㅋㅋㅋㅋ



―だから親友であるチ・ヒョンジンさんのミュージックビデオに2010年に続いて再びノーギャラで出演したんですか? チュ・ヒョンジンさんはカン・ドンウォンさんの発声トレーニングの先生でもありますが(カン・ドンウォンは声帯の音域帯に関する悩みで、最近もボイストレーニングを受けている)、お互いに助け合っているのですか?


カン・ドンウォン:ハハ。“ギブ・アンド・テイク”とも言えます。ボイストレーニングは以前出演したミュージックビデオのおかげで気楽に要求することができました(笑)
このMVについて触れたブログ記事
こちらポチ☆
カン君が独特のくぐもった低い声のために、正直聞き取り難い……ボソボソと話すから余計にㅋㅋㅋㅋ

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この画像、本当に今年歳男の36歳だろうか……

―ボイストレーニングの効果は「検事外伝」で確実に感知できました。トーンが高くなった気がします。

カン・ドンウォン:基本的なシステムが身についてとても楽になりました。以前は胸声や喉だけで音を出していましたが、今は頭声を使っています。音が頭から響いて出てくることを自分で感じます。
頑張ってるんだね~~私も聞き取り易くなると嬉しいよ


―最近、YG ENTERTAINMENTと契約しましたが、その中で海外進出に関する部分が興味深かったです。

カン・ドンウォン:海外進出はずっと前から考えていました。韓国映画の待遇改善のためにはその方法しかないからです。他に道がないんです。パイは決まっていますから。
海外進出の話は初耳!何何何なの~~??
誰か知りませんか??


―実際に最近、中国の投資会社と合弁を行う制作会社がたくさん生まれています。また、中国企業の韓国投資も活発になっていく雰囲気です。俳優の立場ではこんな変化を体感していますか?

カン・ドンウォン:中国の資本がたくさん入ってきていることは感じています。みんなからたくさん言われるからです。また、僕にも直接オファーがあって、日本からもオファーがあります。最近、日本から僕と日本の俳優を置いてシナリオを書きたいと言われて「どうぞ」と言いました。「書かないでください!」と言うのもおかしいじゃないですか(笑) 具体的に話すと、プロデュースは僕にやってほしいとのことです。シナリオは日本で書いて、撮影は韓国で行うということです。これから新しいことをするためには、結局お互いが一緒に仕事しなければならないと思います。巨大な資本は中国にあるからです。
中国じゃなくて、日本においで下さいㅋㅋㅋㅋ
どちらの国への進出としてもYGの力は大きいよね
イジョンソクが中国との合同ドラマに主演と聞いてから全くニュースが入って来ないのだが、順調なのかいな?


―ドラマでカン・ドンウォンさんを見たいと思っているファンがたくさんいます。

カン・ドンウォン:ドラマもオープンに考えています。「検事外伝」を撮影する時、アイデアがあって全10話のドラマを作ってみようと思いました。かなり進めたのに途中で問題が生じて中断しましたが、そんなものも同僚たちと地道に話し合っています。最近はプラットフォームがたくさんできたから、ローカル式に作ってもいいと思います。IPTVもしっかり位置づけられたから、必ずしも劇場で映画を公開する必要はないと思います。
カン君、色々試して見てよ~~
ウェブドラマとかケーブルとかㅋㅋㅋㅋ


―俳優のマインド以上にプロデューサーや制作者のマインドがうかがえます。

カン・ドンウォン:僕はただ“映画人”のマインドです。その中で僕ができることを考えてみるだけです。そうした時、僕ができることはできるだけこのパイを大きくして人間らしく働くことです。例えば、セット場には歩いているとほこりが舞うほどほこりがたくさん積もっているのに、お金がなくて掃除ができないんです。そんな時はその場しのぎに水をかけて撮影します。セット場で撮影が終わってから鼻をかんだら真っ黒な鼻水が出ます。みんな「私たちは早く死ぬだろう」と言います(一同笑) このほこりの中にいたら早く死ぬということを知っているにもかかわらず、お金がないから掃除ができないんです。


―お金を儲けるからといってそんなことを気にする制作者はそれほど多くないと思います。そのお金は作品の完成度を高める時に使う可能性もありますから。

カン・ドンウォン:余裕があればできます。余裕がないからできないんだと思います。
なかなか深刻な問題みたいだね……
ネームバリューで観客を呼べても、それは現場の快適さを保証するものじゃない
不眠不休で映画を作り上げても大衆は理解してはくれない……そんな経験が滲み出てるな

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―「黒い司祭たち」「検事外伝」「隠された時間」の3作品がすべて新人監督との作業でしたが、何だか新人監督たちに一抹の希望を与えているような気がします(笑) 実際に新人監督の場合“トップスターにシナリオを渡しても見ないだろう”と思い、最初から諦める場合も多いと思います。

カン・ドンウォン:そうみたいですね。最近、新人監督たちからたくさんオファーをもらっています(一同笑) 本当にたくさんシナリオを渡されました。投資配給会社からも言われました。「一体どんな基準で映画を選択しているんだ?」と、ピンと来ないようです。どんな映画を勧めればいいのか分からないようです。そしたら僕はこう答えます。「僕のこと知ってるじゃないですか。素晴らしいシナリオですよ!」「だから、素晴らしいシナリオの基準は何なんだ?」「それは僕の心の中にあります」と答えます。
カン君の心を鷲掴みにするシナリオって……意外と単純な気がするのは私だけ?


―経験がたくさんある監督の中で一緒に作品をしてみたい監督はいますか?

カン・ドンウォン:たくさんいます。ポン・ジュノ監督、キム・ジウン監督……本当にご一緒してみたいですが、僕はまだまだ後輩なので、先輩たちが磨いてきた道だけを歩むつもりはありません。もっと演技が上手くなりたいです。もちろん先輩の後を追いたいし、他のこともにも挑戦してみたいです。なぜならば、僕の世代だけの感性があるので。どんな世代なのかって? 例えば、ユン・ジョンビン監督は僕より1歳年上です。(ハ)ジョンウ兄さんは2歳年上で、チャン・ジェヒョン、オム・テファ、イ・ヒョンイル監督は同い年です。皆、同世代だと思います。
하정우 ハジョンウとは、またコンビを組んで欲しいなㅋㅋ


―その世代の強みは何ですか?

カン・ドンウォン:まず、子供の頃からカラーテレビを見て育った映像世代です。強みといえば、アナログも十分に経験した世代ということです。僕もデビューして8年ほどフィルムだけで映画を撮影しました。アナログとデジタルを両方とも経験したことが大きな強みになるのではないかと思います。
アナログにもデシタルにも抵抗のない世代ね……
韓国の事情を言えば経済崩壊した頃じゃなかったっけ?
有名な造船会社のナンバー2の息子とかって噂された事もあるけど、確か幼稚園は家庭の都合で行けなかったと聞いた事ある
波乱万丈と言えばそうだし……日本なら団塊の世代の子供って事になるのかな?


―カン・ドンウォンさんはどんな映像を見て育ちましたか?

カン・ドンウォン:これといったものはありません(笑) 父がアクション映画がとても好きだったのでジャン=クロード・ヴァン・ダムが登場するアクション映画たちやキックボクシングの映画をたくさん見て育ちました。子供だったから何も知らずに「うわ、面白い。でも、少し暴力的だな」と思いながら見ました。ハハ
こう言う話は初めて聞いたかも……あのお父さんはアクション好きだったのか……



―映像衝撃と言えばいいのでしょうか? 映画に心を奪われた経験はありませんか?

カン・ドンウォン:僕が一番好きな映画の一つがミシェル・ゴンドリーの「エターナル・サンシャイン」(2004)です。デビューしてしばらく後に見ました。


―「エターナル・サンシャイン」は別れた恋人への記憶を消してしまう設定の映画です。あえて愛に限定されず、辛かった記憶を消すことができる機会が来るとしたらどうしたいですか? 消しますか?

カン・ドンウォン:いいえ。消さないと思います。過ぎ去った記憶はすべて血となり肉となるので……うん、今この瞬間が辛かったら、消してしまいたいと思うかもしれないけど、この瞬間もすぐ過去になるのであえて避けたいとは思いません。これを経験してこそ未来を開くことができるので。話していたら、「エターナル・サンシャイン」のような映画を一度作ってみたいですね。
勉強不足で、この作品を知りません( ̄▽ ̄)
調べてみます!


以上!