入学して(特に)よく聞かれるのが、
「どうして院じゃなくて学部に入ろうと思ったのか?」
という質問です。
そういえば面接のときにも、
「院試も受けるんでしょ?」
と当然のように聞かれました。
私個人の意見としては、ほんとにざっくり言えば、
院はおもに研究をするところ、
学部はいろいろな授業を受けてさまざまな分野を知るところ、
だと思っています。(ほんとにざっくり)
もちろん院生も授業は受けるし、
学部生だって研究はしますが、
院生の本業は研究、学部生のメインは勉強、
だと思っています。
私が入学してからかかわった東大文学部の院生の方は総じて、
ふだんは家に引きこもって原書や学術書、文献を読み漁って
論文を書くばかりの生活、
たまに息抜きがてら学校に来て授業を受ける、
というかんじですし、
やはり専門以外の分野の造詣の深さも学部生とは一線を画しているような印象を受けます。
・・・とても太刀打ちできないわ、よかった学部に入りなおしといて( ̄ー ̄;
って感じです。
だらだら書きましたが、
私は文学を一度きちんと勉強したい!と思って学士入学を目指したので、
明確な研究テーマなどを決めてもくもくとやる、というよりも
研究テーマ探しも含めて広く勉強したいです。
ほかにもいろいろ院と学部で違う要素はあると思いますが、
勉強なのか研究なのか、
ひとつの大きな決定要素になるのではないかと思います。