もうお休みになられておりますでしょうか、ご主人様、お嬢様…
夜分遅くに失礼致します。
本日は私共が普段着用しております衣服についての話です。
私共は全員燕尾服(flock、tailcoat)を主に着用しております。
元々は長い丈の上着であるフロックコートの、前部分を大きくカットしている物です。
後ろの部分が二つに割れておりますのは、乗馬の際にもたつかないようにと言われています。
その燕の尾のように二本に伸びた形から燕尾服と呼ばれるようになりました。
中世の上着の中には、乗馬や帯剣し易くする為に、後ろ部分にプリーツや切り返しで余裕を持たせている物も多いのですが、ここまで大胆に切り込みが入っていると動きやすく、燕尾型の上着は軍服などにも用いられております。
元々は日常服としてあった燕尾服でしたが、19世紀後半頃から最上級の礼服へと変わります。
現代でも格式高いパーティなどでは燕尾服は正礼装でございます。
モーニングやタキシードと呼ばれる礼装は、燕尾服より略式とされています。
一方執事の衣服ですが、主人よりも目立ってはならない為に、敢えて流行遅れの衣服であったり、地味で目立たないような配色でコーディネートする事が基本とされています。
夜会などに主人と赴く時は礼服を着用する事もありますが、基本的に私服で執務にあたります。
前述の通り、燕尾服は19世紀後半以降最上級の礼服である為、フィクションで見られるように執事や使用人が常に燕尾服を着用しているというのはありません。
逆に表の目に晒されることの多いフットマンは、周りへ見栄を張るためにわざと高価なお仕着せを着せたり、見目の良い者を雇ったりしていたといいます。
日本での執事のイメージは、バトラーよりもこちらのフットマンのイメージが強いのかも知れませんね。
私共は執務内容によって、バトラーやフットマンやキュイジニエの担当が変わる事が多々あります。
常に身を正し、ご主人様、お嬢様をお迎えする事が私共の務めでございます。
その為に敢えて全員燕尾服を着用しているのです。
…え、イメージ優先? …さ、さて何の事でしょう?

★Reserve★
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(異界通信可能時間帯…原則11時~18:30)
営業時間外にかけられますと異界通信の関係上当お屋敷に通じないようになっております。
・お迎えにあがる際に初回は無料とさせていただきます。
また以降待ち合わせの時間からお時間をスタートとさせていただきます。
お嬢様、旦那様のご帰宅を使用人一同心よりお待ち申し上げております。
それでは…
「Drink from me and live forever…」