こんにちは

 

この季節になるとどこにでも生えている鮮やかなオレンジの小さなお花、ケシ科の植物「ナガミヒナゲシ」。

 

葉や茎を傷つけた際に出る樹液が皮膚に付くとピリピリして、人によってはかぶれるおそれがあるといいます。

 

咲いた花は1日で散ってしまい、そこに種が出来て1つの花から約1500粒以上の種子が入り、大きく成長した個体は花を多く咲かせる。仮に1株に10個の花が咲いたら15000個の種が出来る。

 

種は5年間は発芽の条件が合えば発芽可能。恐ろしい繁殖力を持っています。

 

 

この写真は駅前に咲き乱れていた花の一部ですが、先日どなたかが粗方引き抜いてくださいました。道路管理者は毎年草刈りしてるけど、他の雑草も刈ってしまい今回のようにナガミヒナゲシ狙い撃ちは個人が抜いたのだと思う。人通りが多いあの場所を全て抜いた勇者を称えたい。

 

トーカはナガミヒナゲシを抜く活動「ナガミヒナゲシ警察」3年生ですが、この2年間で学びました。

 

花が咲いてから抜くのは見つけやすいけど下記の点から”遅い”と。

 

・大きく育っているので抜いた後の始末が大変(ビニール袋に入れる体積は限られている)

・日差しが強い。暑い。

・もう少し後になると虫(特に蚊)が出てくる

 

 

今年は2月15日に活動スタートしました。小さな時に抜いたら楽じゃん。

 

今年に入って発芽した個体。撮影日2月15日

 

 

昨年秋に発芽して越冬した個体。日当たりが良いので特に大きい。撮影日2月15日

 

 

ここで間違えてはいけないのは、花壇など管理されている所ではナガミヒナゲシに似ているポピーを育てている所もありますので、よほど自信がある場合を除いては疑わしいものは抜かないほうがいいです。トラブルになります。

 

ご参考までにこれはポピーです。

 

 

 

こちらの花壇は去年大きく育ったナガミヒナゲシが端っこに1株ありまして、ずっと放置されていたので、成熟した種がバサバサと落ちているであろう現場です。町会管理の公園にある花壇です。

 

予想どおり今年に入って発芽して、グランドカバーのように地表を覆っています。

 

本来植えられているパンジーやビオラがナガミヒナゲシに埋もれている様は恐怖です。これをそのまま放置していたら来年はもっと広がっていくのが想像できます。

 

周りの植物の成長を阻害するアレロパシー活性も強く繁殖力も強いから、庭・花壇・畑は見つけ次第駆除しろと言われるのも分かるわ。

 

【作業前】

 

 

町会管理と分かっているので触りたくないけど、こんな状況なので何か言われたらゴメンちゃいしようと、横を歩くついでにビニール袋片手にチマチマ抜いていきました。

 

(ビニール袋片手にガーデングローブ着用したおばさんが雑草を抜いていたら”花壇の手入れをしている人”にしか見えないので大丈夫。オレンジ色の花が咲きだしたら「せっかく花が咲いているのに抜くな」と言われる可能性もあるので、それを避ける為にも花が咲く前に抜くのはオススメ)

 

【途中経過】画像手前からパンジーとビオラの境目までは抜いた。

 

 

上記別角度。残りはメッチャ生えているここ。

 

 

チマチマ抜き始めてから約2週間。全て抜き終わりました。後は新たに発芽していないかパトロールするのみ。

 

【作業後】

 

 

上記別角度

 

 

 

よくナガミヒナゲシは根から抜くことを推奨されていますが、この個体を見た時に刈るのではなく抜こうと思いました。この状況でも蕾を付けるとは思いませんでした。

 

今回の記事は去年撮影したこの写真を載せたい為だけに書いた事は内緒。

 

 

 

 2026.5.6追記


植えてはいけないアツミゲシに遭遇しました