児童養護施設職員研修会でお話し!
今年で3回目。
神奈川県の児童養護施設中堅職員研修会「外国にルーツをもつ子どもたち」にてお話しさせていただきました。

僕にも何かお役にたてるのなら、と。いつも心に感謝と熱い想いが湧き上がるのを感じます。
僕自身、ガーナから何も知らない、言葉も通じない日本に来て8歳から10年間児童予後施設で暮らしました。
血のつながりはなくとも生涯消えることのない愛と、生きていくための杖を与えていただいたと思います。

「自分に何ができるのだろう」「こんなことでいいのだろうか」「言葉も文化もわからないし親御さんと宗教も違う…」
職員の方々にとっては怒涛のように流れる忙しい日々、子どもたち一人ひとりと向き合う時間もない中で、不安と戸惑いがあるのも当然かもしれません。
子どものうちはその日その日を暮らすことに精いっぱいです。
そこに大切なことがあっても自覚できるのは大人になってからであることが少なくありません。
しかし彼らが大人になってから、社会という現実を一人で受け止めなくてはならなくなったとき、思い出すのは職員さんから受けた愛であり励ましの言葉であり体験です。

異なる文化や宗教、価値観や境遇が多様で、テクニックのような対処法もたくさんあふれています。
しかし一番大切なのは、親御さんとうまくやることでも職員としてカッコいい対処を身に着けることでもなく、いかに子どもの心に寄り添う口と心と行いがあったかだと僕は思います。
必ずその姿勢が子どもに届き、親御さんが感じることでしょう。
そしておのずから道が開けてくると信じています。
個人的には改めて我が恩師、このことを身をもって教えてくれた先生に深く感謝です。