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device drum

テクノミュージックレーベル device drumとレーベルを主催するDJ、kenboyのブログ。

kenboyです。お久しぶりです。

9/14 (土) 横浜アリーナで行われた 国内最大の屋内レイヴ、WIREへ行ってきました!
1999年から毎年開催されているテクノミュージックの大祭典、私自身は昨年からの参加で15周年スペシャルとなる今回 2回目のWIRE13にはOPENから参加することができ、イベント開始からの高揚感と刺激を味わいました。

このブログで2回に渡って

メインフロア、セカンドフロア 両会場で自分がいろんな出演 DJ,アーティストを聴いて回ったレポートを書きたいと思います。

今年行けなかった人、来年行ってみたい人、昔からのWIREファンでこの頃は行けてない人は読んでみてね。

(音聴かずにBarとかで遊んでた時間帯もあるけどw)

まず到着してすぐ、
メインフロア オープンは日本代表の一人、DJ SODEYAMA
ストイックでミニマルなグルーヴのプレイが徐々に会場をヒートアップさせて会場の一体感を創っていきました。
横浜アリーナの巨大空間で響きわたるリバーブ感と地響きのような重低音はやはり非日常的でどこか別の世界に連れて行かれるような感覚です。(特にクラップの音が気持ち良かった~)
私個人の意見として WIREにおいて"音" でインパクトを与えるという点ではオープンでプレイするDJの特権ではないかと思いました。
(フロアで聴いている お客さんがオープンから居る前提として、やはり長時間楽しむと耳も最初の感動から慣れてくると感じる)
もちろん、DJ SODEYAMAさんがその"音"の魅力を伝えることのできる類いまれなるセンスを持ったアーティストだからの話ですが。

続いてはAGORIA。個人的に曲やアルバムが好きなので気になっていましたが
どちらかと言えばハウスよりなプレイで心地良かったです。

と、そんなAGORIAの途中でそろそろ2Fのセカンドフロアが気になってきたので
メインフロアから移動。

セカンドフロアに到着すると、早くも満員に近いお客さんが大熱狂中。
プレイするのは宮城仙台在住のDJ、タカアキ イトウさん!
アンダーグラウンドを代表する彼のプレイは一度聴いてみたいなぁと思っていました。
A.MOCHIさん(当日 同じくセカンドフロアでLIVEプレイ)がやっているのかな?
と勘違いするほどハードで攻撃的なDJでカッコ良かったです。
 
しばらく休憩して再びメインフロア、 21:00~は世界のテクノゴッド KEN ISHIIさん!
Funkyで疾走感あるプレイはやはりいつ聴いても圧巻です。今年も半端なくカッコ良かった!

次はベルリンの重鎮 WESTBAM!ビッグビートやブレイクビーツぽい雰囲気のテンションアゲアゲなプレイでヤバかった~。
しかし途中でセカンドフロアのBART SKILSも気になってしまってどっちつかずな感じになってしまった。
(BART SKILSも決して悪くは無かったんだけど)
横浜アリーナ 両会場、移動に少し時間かかって面倒なんです。欲張ってはいけませんねw

そして!23:00~は15周年の大目玉!
ダフトパンクの新作などで再注目のディスコの父、ジョルジオモロダー登場。
え!この曲も!? てくらいCMとか映画とかで誰もが耳にしたことのあるディスコ、ポップスの名曲をプレイ! テクノ以外のジャンルがWIREの会場でなるのは新鮮な感じがしました。(特にブロンディの♯Call Me とか)

そして!そして!!そして~!!!!
いよいよ23:50~ WIREをオーガナイズする、張本人 石野卓球さん登場!!!!!
メインフロア、ジョルジオモロダーが散々盛り上げた後にも関わらず 巨大フロアがギュウギュウ詰め!「前列はこれ以上入れませーん」スタッフさんが忙しそうです。
会場に仕掛けられたレーザーもMAXで光を放つ!
「WIRE」「WIRE」の声で緊張感を煽るようなSEで会場内のテンションはMAX!!
卓球さん、ビキビキとウネリを上げるアシッドサウンドのナイスなトラックをかけまくる!!
失神寸前の格好良さでした。卓球さんのかけた曲全部欲しいと思いました。

と、長かったですが ここまで振り返りました。

そんなピークタイムから次回はラストまでと、いろいろ感じたことを書きます。
また、暇なときや時間があるときに読んでね。

WIREの一夜は長い。

kenboy