やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATION Ver.A -37ページ目

やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A



保育園

最後の運動会だね


何を願うの?



例年に比べて残暑の厳しい今年


9月というのに

炎天下の下での運動会


子供達も、保育士さんも

父兄も・・・・

Tシャツに汗を滲ませていた。




閉会式

子供達の願いを乗せた風船は、

少し高くなった空へと

飛び立っていった。


想いが叶うと良いね♪




やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A


夏の終わり



夕立を避け



葉の下で耐える タテハ蝶



美しいオレンジ色の燐粉は薄れ



翼の端にもダメージが・・・



もう飛ぶ力も失われつつある タテハ蝶



彼らにとっても


厳しい夏であったろうか?



ペアリングに成功し


DNA を残せただろうか?




君はこれから何処へ行くのだろう?



僕はこれから何処へ行ったら良いのだろう?




生きる力、生き抜く力


小さな野生は決して諦めてはいない。




やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A


風に揺れる



珊瑚のかけら



カラカラと


少し乾いた


涼しげな音




僅かに潮の香りのする


珊瑚のかけら


しかり結んで


繋ぎ止めるのは




旅の記憶


南の島の思い出


君への想い



風が珊瑚を揺らす度


青い海をリフレイン



心に広がる

白い砂浜



青い魚の泳ぐ





夕暮れ時の旅先・・・


これは夢?



遠い未来からやって来た


機械の巨人



夕闇に佇む



時折憤怒の煙を吐き出すが・・・・


まだ歩く事は出来ない。



それは、遠い未来の話

人が宇宙で暮らす頃の話・・・


でも想いは必ず叶えられる。


信じる事

諦めない事

想い続ける事


巨人は歩き出せるのかもしれない


やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A


やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

その日


列島の北をかすめた台風は


雨をもたらし、北の空へと進んでいった。



夕暮れ時


空高くから層雲は佇み


引きちぎられた雨雲は


刻々とその姿を変えて、南から北へと流れてゆく


ひと時の太陽と



群青の空・・・



恨めしい曇り空は再び


流星の降る夜空を覆っていった。