「Qt libraries 4.8.5 for Mac」のインストール

時代はQt5になった。けど、Qt4系をMacにインストールする必要があったので、その時の手順を記録しておく。

まず、ダウンロードはお馴染みの下記ページ。前提知識として、Qt最新版はオールインワンパッケージ的なものが配布されているが、過去バージョンについては、Qtライブラリのみ配布されている。
http://qt-project.org/downloads

上記ページから4.8系の最新版（2013.11.03時点では4.8.5）のライブラリ「Qt libraries 4.8.5 for Mac (185 MB)」をダウンロード。dmgファイルが落ちてくるので、ダブルクリックしてマウントしたあと、さらに Qt.mpkg をダブルクリックすると、インストールウィザードが開くので素直に進めていく。
インストールが完了すると下記の場所に色々と配置されるっぽい。

Qt Designer, Qt Linguist: /Developer/Applications/Qt
Qt Documentation: /Developer/Documentation/Qt
Qt Examples: /Developer/Examples/Qt
Qt Plugins: /Developer/Applications/Qt/Plugins
Qt Frameworks: /Library/Frameworks
Qt Libraries: /usr/lib
qmake, moc, uic, etc.: /Developer/Tools/Qt (symlink to /usr/bin)
Uninstall script: /Developer/Tools/uninstall-qt.py
（参考）http://stackoverflow.com/questions/13233393/installing-qt-libraries-on-os-x

これでQt4.8.5のライブラリは入ったので、あとは、QtCreatorとひもづければOK。

手持ちのQtCreatorを起動する。（Qt5インストーラーに付属してたQtCreatorでもいいし、無ければ、さっきのDLページからQtCreatorのみ落としてインストールする）

QtCreatorの環境設定から、Qtバージョンのところに、手動でQt4.8.5を追加する。


以後、プロジェクト作成時や起動時に、Qt4.8.5を選択すれば、Qt4系アプリとしてビルドされる。
以上。