左周り。




コーナー4回。
コースを1周強、回る。

4コーナー出口付近からスタート。
すぐに高低差2m、勾配約2%の上り坂。100mほどで上り切るので急坂と言える。
最初のカーブまでは(目測で)500mほどある、非常に長い直線。

2コーナー入口付近から緩やかな上り坂。向正面の真ん中付近で上り切り、すぐに下り坂に差しかかる。
下り坂は最後の直線の入口付近の最深地点まで続く。
3-4コーナーはスパイラルカーブ。

最深地点からすぐに勾配約2%の坂を上る。
上り切って平坦(厳密には非常に緩やかな上り坂)を200mほど進んでゴール。

最後の直線は412.5m。


ポイント
・正面と向正面の長い直線を合計3回通る。
・正面直線の上り坂を2回上る。
・平坦部分はゴール板の辺りと1コーナーしかない。



元来は開催レース数が少ないコースの1つで、重賞やリステッド競走は通常は施行されない。
オープンクラスの競走もなかったけれど、神戸新聞杯(G2)などが2020年より行われている。





▽ラップタイム

神戸新聞杯
G2 3歳オープン 馬齢
2020年
2:12.5 良 18頭
12.6 - 10.9 - 11.5 - 12.4 - 12.5 - 12.3 - 12.1 - 12.0 - 12.2 - 11.8 - 12.2
(35.0-36.2 M)
1着2コントレイル 56福永  8-7-8-6  35.6
2着18ヴェルトライゼンデ 56池添 14-14-15-16  35.4
3着5ロバートソンキー 56伊藤工 12-12-13-10  35.7

ムーンライトハンデ
3歳上1600万下
2020年
2:15.7 良 17頭
13.0 - 11.1 - 12.0 - 13.8 - 13.4 - 13.0 - 12.6 - 12.2 - 11.9 - 11.1 - 11.6 
(36.1-34.6 S)
1着17アドマイヤビルゴ  54武豊 5-5-5-5  34.1
2着11ショウリュウイクゾ 56川田 3-3-3-3  34.4
3着5シャフトオブライト 55亀田 1-1-1-1  34.8

小牧特別
3歳上1000万下 定量
2020年
2:11.9 良 9頭
12.6 - 10.8 - 11.2 - 12.8 - 13.3 - 12.3 - 11.9 - 12.4 - 11.6 - 11.6 - 12.0
(34.6- 34.6 M)
1着1アリストテレス 54Mデム  3-3-1-1  34.6
2着9フライライクバード 54福永 4-4-3-2  34.5
3着6ビートオンビート 54川田 6-6-5-4  34.4

木曽川特別
3歳上1000万下 定量
2019年
2:14.7 重 12頭
12.7 - 11.0 - 11.2 - 13.0 - 13.1 - 12.5 - 12.1 - 12.2 - 11.9 - 12.3 - 12.7
(34.9-36.9 M)
1着11ミスマンマミーア  55福永  9-9-8-8  36.2
2着8スヴァルナ 57川田 7-7-6-5  36.8
3着5ショパン  57松若  8-8-9-8  36.7
 
熊野特別
4歳上1000万下 定量
2020年
2:15.6 稍重 12頭
13.2 - 12.3 - 12.5 - 13.1 - 13.1 - 12.6 - 12.4 - 12.2 - 11.6 - 11.0 - 11.6
(38.0-34.2 S)
1着2ニューポート  56吉田隼 3-3-4-4  33.9
2着4メイショウロセツ 57西村 1-1-1-1  34.2
3着6ジャーミネイト 57川又 2-2-2-2  34.1

尾張特別
3歳上1000万下 定量
2019年
2:11.9 良 11頭
12.2 - 11.2 11.2 - 12.8 - 12.5 - 12.2 - 11.9 - 12.0 - 11.8 - 12.0 - 12.1
(34.6-35.9 M)
1着11タイセイモナーク 55吉田隼 9-9-8-8  35.0
2着8コーカス  57岡田 8-8-7-6  35.2
3着7ヒルノダカール  55松田 9-9-8-8  35.2

金山特別
3歳上500万下 定量
2020年
2:13.3 良 11頭
12.9 - 11.6 - 11.7 - 12.9 - 13.1 - 12.5 - 12.3 - 11.8 - 11.4 - 11.3 - 11.8
(36.2-34.5 S)
1着1ディアマンミノル  54松山  3-3-4-4  34.2
2着5キングオブドラゴン 54坂井 2-2-2-2  34.6
3着9ハギノエスペラント 54福永 9-9-7-7  34.3





▽展開

一言で簡単に言うと『中盤で一旦息が入って、ラストで加速する
が、基本的な展開。

この展開の時には上がり上位の成績がいい。


スタートしてすぐに上り坂であることと、最初のカーブまでの距離がとても長いことから
慎重に進めているケースも見られ、13秒台スタートからの38秒台なんてのもある。

先頭が軽快に逃げるタイプなら前3Fが34秒台になる事もあるけど、それでもスタート(1F目)はゆっくり。


重賞で多頭数ともなれば、先行争いも激しくなる可能性もなくはないかな。同型がどれだけいるかによるけど
パンパンの良馬場なら34秒台もあるかな‥‥
前例がなくて未知なのがツライところ。

↑と、神戸新聞杯20の前に書いたけど実際は35秒0だった。



レース展開としては「息が入って加速」が中心で
中山芝2200mとも共通点が多く、中距離らしい展開内容なんだけど

前半が忙しいときと、前半からゆっくりの時がある。
※神戸新聞杯は野芝のみの開催で、前半の位置取りが速くなりやすい。

前半からゆっくりなとき
中盤の時計が、なんだか長距離レースのようにも見えてくる。
日経新春杯の代替開催の舞台に選ばれたのも納得がいく。

・上記の一部抜粋
13.0 11.1 - 12.0 - 13.8 13.4 13.0 - 12.6 - 12.2 - 11.9 - 11.1 11.6 
12.9 - 11.6 11.7 - 12.9 - 13.1 - 12.5 - 12.3 - 11.8 11.4 11.3 11.8
12.2 - 11.2 11.2 - 12.8 - 12.5 - 12.2 - 11.9 - 12.0 - 11.8 - 12.0 - 12.1
※後半0.5秒以上の加速に下線


一番下(尾張特別)は前3F34秒台からの速い流れなので、中距離らしさが満載のレースで

それ以外の展開では
「中盤とてもゆっくり→加速」という、2600m以上の長距離レースでよく見るような内容。
なので当然、こういう流れになると長い距離の実績馬にとっては慣れたもの。

たとえ距離経験がなくても最低限タフさは欲しいところ。
前半ちょっと忙しい展開でも、慌てず掛からずしっかり脚を温存できるような性格的に大人なタイプも向きそう。

前半それほど忙しくなっていない場合でも
4角以外は全て縦長でカーブを曲がることもあり、掛かっているようでは厳しい。


大きな加速が生じる展開の時は、
加速部分はゴールまで残り1000m~200mのどこかになる。
逃げ馬が早めに捕まるかギリギリまで引き付けているかにもよる部分なので、馬の動向によって変化する部分だけど

残り1000~200mと幅広いポイントで加速が生じるので
いつGOサインを出されても素直に反応できるような馬にも良いはず。


▽枠
有利というのはデータ少なくてわからないけど、レースをしやすい枠は
展開や芝コンディションなどの影響によってありそう。

例えば、後方でじっと脚を溜めた馬が届くような展開では
前が壁にならない真ん中より外枠や、4角イン突きがレースをしやすかったり など。

対して、不利な枠というのは特に見られないかな?

1-2コーナーは狭いものの、中京芝2200mの場合は隊列は既に決まっていて縦長で回るので
例えフルゲートでも最初のカーブで外外を回らされるような不利は滅多にないはず。


▽脚質
スタートが慎重であることと息を入れやすいことから
上がり上位はけっこう優秀なほうだと思う。
先行~中団から直線で馬場のいいところにスッと付けて速い上がりを出せるタイプとか。


余談だけどクラスによる時計差は、500万~1600万下のレースではあまり見られなかった。
メンバーの質よりも、馬場状態や中盤のペースで時計差が生じている事が多かった。





▽血統
ヘイルトゥリーズン系(詳細記載無しはサンデーサイレンス系)
ノーザンダンサー系
ミスプロ系
ナスルーラ系
エクリプス系
マッチェム系
トゥールビヨン系

父×母の父 で記載

神戸新聞杯20
1着 ディープインパクト × Unbridled´s Song
2着 ドリームジャーニー × Acatenango(ハンプトン系)
3着 ルーラーシップ × サンデーサイレンス

ムーンライトH 20
1着 ディープインパクト × Elusive City
2着 オルフェーヴル × キングカメハメハ
3着 ディープスカイ × タイキシャトル(ヘイロー系)

小牧特別 20
1着 エピファネイア(ロベルト系) × ディープインパクト
2着 グラスワンダー(ロベルト系) × シンボリクリスエス(ロベルト系)
3着 キングカメハメハ × ディープインパクト

木曽川特別 19
1着 タニノギムレット(ロベルト) × サンデーサイレンス
2着 ステイゴールド × シンボリクリスエス(ロベルト系)
3着 キングカメハメハ × トニービン(グレイソヴリン系)

熊野特別 20
1着 ロードカナロア × ネオユニヴァース
2着 ノヴェリスト(ブランドフォード系) × サンデーサイレンス
3着 ハービンジャー(ダンジグ系) × キングカメハメハ

尾張特別 19
1着 ルーラーシップ × ゼンノロブロイ
2着 ストリートセンス × ディクタット(Man O´ War系)
3着 ヴィクトワールピサ × メジロマックイーン(パーソロン系)

金山特別 20
1着 オルフェーヴル × デヒア(ヴァイスリージェント系)
2着 ハーツクライ × コロナドズクエスト
3着 キズナ × キングカメハメハ



▽向いているかも知れない血統
サンデーサイレンス系 × ミスプロ系ロベルト系




▽まとめ

・コーナー4回。
・スタートしてすぐ上り坂がある。最初のカーブまでは長い直線なので慎重に進むケースも多く見られる。反対に速い時では34秒台後半~35秒台前半で、2F目が忙しい。
・中盤のどこかで息を入れる展開が中心。
スムーズに位置取り出来たらその後は一息入れたいもんね。
・縦長の展開
・ペースはS~Mが主体。例えば前半3Fがけっこう速くなったケースでも4-5Fで大きなスピードダウンが生じることが多く、全体ペースがハイになることは少ないと思う。
・「ゆっくりスタートし、中盤で一旦スピードを緩め、後半のどこかで加速する」を基本の展開とするなら、基本的に有利なのは4角5番手以内で上がりの速い馬となる。
・掛かっていては厳しそう。
・2400m以上の実績、もしくは2400m以上でも苦にならなそうなスタミナがあるほうがいい。
・有利そうに見える馬 →タフで上がりの速い好位追走馬。




また気付いた事などあれば加筆します。




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